2012年最終日。

 珍しく台所滞在時間がながい1日でした。

 晦日に買い物に行って、出来あいのおせちのお値段と量を見て、方針を決めました。

 自作が面倒な物、うまく行きそうもない物、労力が報われないものは買ってしまうけど、家族が好きなもの、売れそうなものは作ってしまおう!

 という事で、全然受けない昆布巻き、上手に作れなさそうな伊達巻、作るのがそもそも非常に難しいに違いないかまぼこやナルトは買いました。

 が、ごまめ、きんとん、黒豆、数の子、なます(もどき)、煮物は作る事にしました。

 まずは黒豆。昨日の日記の通りの邪道モードで、漬けこんでおいたものを圧力鍋で15分煮て、自然放置して蓋のピンが落ちたのを見て、中の豆をざるに開けました。もちろん、ざるの下は鍋。煮汁を捨ててはなりません。

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 煮汁を10分間強火で煮ます。この段階で最初に豆を煮た圧力鍋から、ざる下に置いた鍋に入れ換わっております。

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 煮汁に豆を戻します。弱火で5分。

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 後は別の器に入れ替えて放置しておけば、元日までのひと晩で更に味がしっかりしみこむ筈。

 きんとんは義姉が以前くれたまるでマロングラッセみたいに美味しい栗の渋皮煮をサツマイモに入れ込みました。これもまた圧力鍋でいもを茹でて、熱いうちにバーミックスで粉砕して、調味料を混ぜ込みます。

 で、邪道主婦なんだからよしゃあいいのに、ついつい子どもの頃を思い出して、裏ごしをしたら、まぁ、大変。母が子どもの私に手伝わせた理由がよ〜くわかりました。

 簡単だけど、結構重労働。しかし、子どもがやっても大きな失敗はなく、子どもにとっては達成感があるから。

 売れ行きが良いきんとんなので、大きなサツマイモ1.5本分を茹でたから、裏ごしには時間が掛かりました。来年から殊勝な考えは捨てて、バーミックスで仕上げるのにとどめよう(笑)。

 ごまめは、田づくりをフライパンで空煎りし、水あめっぽくなった合わせ調味料でからめますが、軽く炒った無塩のクルミも加えてみました。

 煮物は売れ行きが良くないのですが、ないと間抜けなので、生協の和風ミックスなる冷凍食品(メイドインチャイナだ!)を使って、白だしで煮るという超手抜き。青みのサヤエンドウのお値段の高さに敬遠。そっけないまんまです。

 数の子は以前三崎の「うらり」「に行った時に買っておいたアメリカ産の塩蔵もの。前夜から塩抜きして、調味料に漬け込み、かつおの削り節(パックもの)をたっぷり掛けて放置です。
 
 邪道モードのなますは紅白はこれ1本でいいや!の紅芯大根の薄切りに、食菜酢というのをかけて、昆布をスライサーで細切りしたものと和えただけ。



 お雑煮の事は明日するつもりです。

 夕食は兄が送ってくれた信州の生蕎麦。薄めず使えるたれもついている便利品です。家族には出来あいのエビ天をつけましたが、自分はうらりの鮪と一緒に食べました。手前左のは揚げ餅。カロリー高そうですね〜。(^^ゞ

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 今年1年もありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!

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