友人に付き合ってもらい、濱田岳ちゃん主演の「みなさん、さようなら」を見に行きました。

最初にエルミタージュでランチ。クーポン印刷でワンドリンクとちょこっとお菓子付き。o(^▽^)o

友人はジンジャーエール、私は白ワインにしました。

彩り良い前菜、メインは私は魚、友人は肉でお互いにちょっと分け。デザートもおいしく大満足。酵母パンも買っちゃいました。

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映画はあらかじめインターネット予約しておきましたが、券売機前が大混雑の桜木町コレットマーレ内、ブルク13でありました。時間ギリギリはあきまへんな〜。

映画は子どもの時から団地に暮らし、中学から不登校になり、恋から勤め先まで団地内で完結。空手家の大山さんに憧れ、体を鍛えまくり、定時に同級生宅前をパトロールする男性を描いています。

岳ちゃん、中学生からアラサーまでを熱演。

どうして団地から出ないのかの謎は途中で解かれますが、団地から出たがらない彼のために同窓会も団地の集会所と言う同級生たちの優しさにも納得出来る理由でした。

隣の少女とのベランダの風鈴を合図の会話、憧れの同級生女子との恋、大好きなケーキ屋の店主とのやりとり。おかまとあだ名されていた同級生との友情。そして、団地から出ない彼を全面的に認めている母親、などなど、細かく描かれています。

先週見た「ふがいない僕は空を見た」で人妻との情事に溺れ、その動画を個人情報付きでネットに流された高校生を演じた永山クン、今日は気弱ですぐにヨヨヨと泣き崩れるデリケートな男性を中学生から演じて、まるで別人(笑)。

物語の終盤の見所で義理の娘にセクハラどころではないとんでもない事を仕掛けるろくでなしのチンピラを演じたのが、朝ドラ「おひさま」ではさわやかな優等生としてヒロインと永山クンの兄を演じた田中圭クン。いやあ、こわかったわ〜。

ホント、役者さんの役者さんたる所以を感じますね〜。

輝ける暮らしの象徴だった団地が、同級生が一人抜け、二人抜け、賑わっていた団地内商店街もシャッター通り状態になり、老朽化し、一部取り壊され………

友人は地方の一軒家育ちですが、私は商店街こそ敷地内にない規模ではありましたが、団地生活が長いです(今だって更に小規模ですが、団地みたいなもんです。いやここは現代長屋かな〜)から、見ていて、わかる、わかるよと言う部分が結構ありました。

みなさん、さようならというタイトルは、団地から去る友人たちを団地と一般地域の境界にある階段から主人公が見送るからでありますが、あとはネタバレにつき省略します。

ケーキ屋店主のベンガルさん、いい味出してましたし、大塚寧々さんのお母さんも、先週の原田美枝子さんのお母さんとまた違う雰囲気ながら、子どもを信じ、どっしり構えてました。

しかし…………なぜかどちらの作品も父親が不在か影が薄いか、ろくでなし。ついでに言うと朝ドラの「純と愛」の武田鉄矢さん演じる父親も逃げまくり無責任男だし…………なんでしょね。この傾向は………(^o^;)

今日も楽しい1日でした!


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