地元紙に木曜日掲載の映画評で絶賛されていたのと、今ハマっているNHKの夜ドラに出演メンバーが出て来るのを見たい!

で、ひとりで見ました、横道世之介



カメレオン俳優と呼ばれているらしい高良健吾君。長男と同い年、誕生日は確か4日違い位です。

朝ドラ「おひさま」ではヒロインの心優しく誠実な夫を演じ、私は痛くて見られなさそうな映画「蛇にピアス」では、特殊メイクでピアスだらけの若者を演じ、結構過激な内容だったそうです。南極料理人では、ふつうのお兄ちゃん、などなど。
で、昨晩見たばかりの夜ドラ「書店員ミチルの身の上話」では、物静かな雰囲気なのに、実はすごい怖い青年です。




夜ドラでは、柄本佑君が高良君演じる竹井によりとんでもないことになりますが、この作品では横道世之介と同郷のマスコミ志望のパープリン(死語だね)気味の学生を元気に演じとります。

夜ドラの舞台は長崎の漁村と東京、この作品も世之介たちの故郷は長崎の漁村なので、既視感ありましたね〜。

ただし、夜ドラが回を重ねるごとにおどろおどろしくなるのと違って、あくまでも明るい世之介の世界なのです。

私は2、3年前に原作を読んでいるので、キャッチコピーの哀しい理由が最初から分かっていましたが、映画評の通り、画面はあくまでも明るく安易なお涙ちょうだいはありません。

なかなか良い作品でしたが、一つだけ気になるのは、主人公たちの入学式シーンで、早稲田の滑り止めとありありと語られながら、エンドロールでスペシャルサンクスな法政大学。あんたはエラい!?

※私の周囲には何人か法政大学出身、もしくは在学中のいい人たちがいるもんで、いいのかよぉと気になる描き方ではありましたね〜。


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