友人と、六本木の東洋英和のそばにあるブルーシアターで、アガサ・クリスティーが映像化を禁じたと言うミステリー、マウストラップを観て来ました。今帰りの電車の中です。

夕方からなので、早めに麻布十番下車でお店を見たり楽しみました。

マウストラップはイギリス童謡にちなんだ殺人事件が起こる物語で、舞台は新婚一年経った若夫婦が開いた宿屋です。

雪に降り込められ、外界との連絡もままならない状態の日の宿泊客は、皆、何やら訳ありな感じ。

宿から車で五十分位の距離のロンドンで起きた殺人事件の捜査にまだ若い部長刑事が現れ、取り調べをしている間に、もう一件の殺人事件が起こり、宿泊客も宿屋の主人夫婦も、みんな怪しげの疑心暗鬼の中、物語が進みます。

出演者は夏樹陽子さん、横内正さん、小松政夫さん、などなど。私は演劇には疎いので、座長さんをはじめとして何人かの俳優さんは存じ上げませんでしたが、少数精鋭でした。

若手の辻本祐樹君が歌がうまい!

いろいろありましたが、最後は明るくコミカル、ちょっとしゃれた終わり方でした。俳優さんたちが、お客様にお願いいたします。このお話の結末は決して話さないでくださいと言ってましたから、後は秘密で〜す。

とにかく、日中は上着の要らない暑さに、吹き飛ばされそうな突風。かなり体力消耗しましたので、若干眠たくなる事もありましたが、見応えのある舞台で楽しめました。

今日は六本木ヒルズのスターバックスで日赤で長年看護士をしていたという大正末生まれのシャキシャキしたご婦人といろいろお話をさせていただき、祖母を思い出しました。

アラナイ(四捨五入90歳)のシティーライフっておしゃれ! 東京など繁華で便利な街の高齢者の方が、車頼りの地方の高齢者よりも元気なのは、地方びいきの身には残念ですが、うなずけます。

それと、もうひとつ驚いたのは、ブルーシアターに置かれていた「ご自由にどうぞ」の飴に突進したら、誰かに声を掛けられた………と思ったら、元ご近所で長男と同学年のお子さんを持つ知人でした。まさか、ここでお会いするとは!と友人共々、久しぶりの再会を喜びました。飴サマサマ(笑)。

何はともあれ今日も楽しい1日でした。

さて、そろそろ最寄り駅です。



え〜っと…………今日の観劇は久しぶりのいただきものでございました(笑)。