久しぶりの映画鑑賞。
友人が新聞屋さんからゲットしたと言う鑑賞券のおかげで、お初に横浜シネマリンに行く事が出来ました。
各地で小さい映画館がどんどん無くなっている寂しい時代ですが、伊勢佐木町界隈は、ジャック&ベティ、ニューテアトル、そして、このシネマリンが頑張っています。
シネマリン、スクリーンは小さめですが、リフォームしていて館内はなかなかきれいでゆったり座れます。
「君と歩く世界」はフランスの南側、太陽が燦々地域が舞台です。
友人が新聞屋さんからゲットしたと言う鑑賞券のおかげで、お初に横浜シネマリンに行く事が出来ました。
各地で小さい映画館がどんどん無くなっている寂しい時代ですが、伊勢佐木町界隈は、ジャック&ベティ、ニューテアトル、そして、このシネマリンが頑張っています。
シネマリン、スクリーンは小さめですが、リフォームしていて館内はなかなかきれいでゆったり座れます。
「君と歩く世界」はフランスの南側、太陽が燦々地域が舞台です。
日本にはほぼツーツーで入って来るハリウッド系大作映画が、ストーリーよりも大仕掛けやら、演者を優先にしていたり、リメイクが多かったり、どうも、最近、食指が動かないのに比べ、他国の映画は、日本で上映されるという時点で、セレクトされている感じがします(もちろん、そのセレクションがかたよっていて漏れてしまう佳作も少なからずあるとは思います)。
最近、割とよく見る南欧ものは、人間をしっかり描いている作品が多く、なおかつ、一般的日本人があまり接しない危うい世界を描いている場合がありますが、これもそういう感じの1本でした。
チャーミングな、だけど、どこか捨て鉢な女性、ステファニーと子連れシングルでガードマン仕事をしているアリが出会ったのは、ぐでんぐでんのステファニーが露出狂みたいな恰好をして、トラブルに遭遇し怪我をしてしまったクラブ。行きがかり上、家まで送る事になったアリは、彼女の部屋に貼られた写真で、彼女がシャチの調教師だと知ります。
が、再び会った時には彼女は不幸な事故で両脚を膝の上から切断した身になっています。
ワケアリで姉夫婦にお金を借りたりしつつ居候しているアリ。名前から察するに、どうやら移民系のようです。
お金が欲しいから、危ない仕事をして、それがバレてクビになったりもするし、賭け格闘技で日銭を稼いでみたりもする。
彼の息子、サム、時々理不尽な目にあわされたりしますが、なかなかかわいい坊やであります。
身体障害を得て、どっと落ち込んだステファニーを、アリは半ばボランティア的に支えます。ですが、決して上から目線のお気の毒にではなくて、彼女を担いで海に入って泳がせたり、機能してるか試すためにベッドを共にするなど・・・・
この相手にハンディキャップがあるからと、妙に同情的にならないという態度、同じくフランスが舞台の「最強のふたり」と通じるものがありますね。
ただし、主人公が男同士じゃなくて、男女だから、だんだんに恋愛がらみになっていくウェットさがあるのが、大きな違いでしょうか。
いつしかふたりは共に歩み、支えられる側だったステファニーが、今度はアリを支える側に・・・
という事で、ハッピーエンドの部類かと思います。
ステファニーを演じた女優さん、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」でアカデミー主演女優賞を取っておられる方ですが、本当に両脚切断したように見え、慣れないうちは本当に痛々しく見えるのですが、それが映像の魔術なんですね。今の時代だから撮れる映画だとも言えそうです。
文化、年齢の違いなどから、日本の中年オバサンから見ると「?」という箇所は何箇所かありましたが、全体を通して見ると、いい映画だったと思います。
お天気が今一つの日でしたが、頑張って(ってな程でもないけど)、中華街入口近くまで歩いて、ロイヤルホールヨコハマ内のレストラン、ポルテでランチ。ここ、落ち着いてて、お値段も安く、ゴッツリ。しかも1時半過ぎていて食後の飲み物までサービスして貰えちゃってご機嫌でした♪
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最近、割とよく見る南欧ものは、人間をしっかり描いている作品が多く、なおかつ、一般的日本人があまり接しない危うい世界を描いている場合がありますが、これもそういう感じの1本でした。
チャーミングな、だけど、どこか捨て鉢な女性、ステファニーと子連れシングルでガードマン仕事をしているアリが出会ったのは、ぐでんぐでんのステファニーが露出狂みたいな恰好をして、トラブルに遭遇し怪我をしてしまったクラブ。行きがかり上、家まで送る事になったアリは、彼女の部屋に貼られた写真で、彼女がシャチの調教師だと知ります。
が、再び会った時には彼女は不幸な事故で両脚を膝の上から切断した身になっています。
ワケアリで姉夫婦にお金を借りたりしつつ居候しているアリ。名前から察するに、どうやら移民系のようです。
お金が欲しいから、危ない仕事をして、それがバレてクビになったりもするし、賭け格闘技で日銭を稼いでみたりもする。
彼の息子、サム、時々理不尽な目にあわされたりしますが、なかなかかわいい坊やであります。
身体障害を得て、どっと落ち込んだステファニーを、アリは半ばボランティア的に支えます。ですが、決して上から目線のお気の毒にではなくて、彼女を担いで海に入って泳がせたり、機能してるか試すためにベッドを共にするなど・・・・
この相手にハンディキャップがあるからと、妙に同情的にならないという態度、同じくフランスが舞台の「最強のふたり」と通じるものがありますね。
ただし、主人公が男同士じゃなくて、男女だから、だんだんに恋愛がらみになっていくウェットさがあるのが、大きな違いでしょうか。
いつしかふたりは共に歩み、支えられる側だったステファニーが、今度はアリを支える側に・・・
という事で、ハッピーエンドの部類かと思います。
ステファニーを演じた女優さん、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」でアカデミー主演女優賞を取っておられる方ですが、本当に両脚切断したように見え、慣れないうちは本当に痛々しく見えるのですが、それが映像の魔術なんですね。今の時代だから撮れる映画だとも言えそうです。
文化、年齢の違いなどから、日本の中年オバサンから見ると「?」という箇所は何箇所かありましたが、全体を通して見ると、いい映画だったと思います。
お天気が今一つの日でしたが、頑張って(ってな程でもないけど)、中華街入口近くまで歩いて、ロイヤルホールヨコハマ内のレストラン、ポルテでランチ。ここ、落ち着いてて、お値段も安く、ゴッツリ。しかも1時半過ぎていて食後の飲み物までサービスして貰えちゃってご機嫌でした♪