今日は友人二人と高知県が舞台の「県庁おもてなし課」を見に横浜に行きました。

 有川浩さん、同じシネコンに「図書館戦争」も掛かっているし、テレビでは「空飛ぶ広報室」も放映されているし、ただいま大人気ですね。








 いずれも原作を読んでおりますよ。(^◇^)


 県庁おもてなし課は、映画と言う限られた時間の中では最大限に原作に沿っている感じがします。

 高知県庁のおもてなし課。かつて、観光の目玉としてパンダを誘致しようと言う提案をして、嘲笑を浴びた県庁職員がいたというところから物語は始まります。

 かの職員は閑職に回され、辞表の提出を余儀なくされ・・・それから幾歳月、パンダを招へいした神戸の観光客増加をしり目に、高知の観光は振るわない。うどん県としてアピールしている香川県のテレビを見ながら、何とかしなくちゃ!と動くおもてなし課員。物語は若手の課員、掛水を主人公としてまわり始めます。

 人気作家の吉門先生を観光大使に任命したものの、お役所独特の感覚から、ちっとも動かない課員。それに対して吉門は舌鋒鋭く、しかし、親切にも民間感覚の欠如を説き、ヒントを与えます。

 若い女性で公務員じゃない人をメンバーに入れろ、でふとしたきっかけで知り合ったアルバイトの明神さんをメンバーに加え、更に冒頭に登場した元県庁職員、今は観光コンサルタントと民宿業を営む清遠と契約。動かない、口先ばかりだったはずの公務員だった主人公たちは、やる気を出して動き出すのですが、前途多難・・・そこへ主人公のほのかな恋や、吉門先生と、清遠の因縁などが絡みます。

 しかし、この物語の一番の主人公は、もしかすると、アドバイザーの清遠が掛水に見せる、高知県の自然の豊かさかも知れませんね。箱モノはなくても、自然がある!!

 山岳や清流、海辺など、様々な美しい風景。ホェールウォッチングもあれば、パラグライダーやカヤックなどのアウトドアスポーツなどもあり、行ってみたいなぁ〜という気持ちにさせられました。

 だからこそ、郷土愛に燃える作者によって、特に公務員の働きに対して、かなり手厳しい愛の鞭が振るわれている中、高知県庁の全面協力で撮影がされたのでしょうね。

 関ジャニ∞のエンディング曲も明るいノリの良いメロディーでした。タイトルも映画の内容とぴったり合わせたようですね。



 鑑賞後は、1人の友人の希望でファーストフード系じゃないハンバーガーを食べましたが、アボガド、バジルなど入っていて、なかなか美味しかったのでした♪

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