今日は遠出はやめて、比較的近い場所を周遊しようと言うことになりました。

  プランとしては、佐久穂町の八千穂高原から、麦草峠を通り、蓼科高原から茅野に下りて、八ヶ岳南麓に戻る!です。

  先ずは、車窓観光スポットとして有名な東沢大橋。先月行ったばかりですが、ちょっぴり色付き始めていました。

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 その後、フィギュアスケートファンの聖地(だろうと勝手に思ってます)の野辺山を経由、雄大な八ヶ岳の山容を眺めながら、北海道ちっくな景色だなと思うと、間もなく坂を下り、いかにも山の多い長野県らしい風景の佐久エリアに入ります。

 国道141号線は日本一標高の高いところを走るJR小海線とつかず離れずですが、八千穂駅近くでお別れして、山道を上って行くのが、愛称メルヘン街道、冬季は通行止めになるという、これまた日本一標高の高いところを走る国道299号線なのです。

 白樺の美しい八千穂高原ですが、たまたま紅葉祭りの幟と誘導の人を見て、八千穂レイク公園に寄りました。

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 地元の人たちによる手づくりらしさあふれるお祭りです。多分、まだ歴史が浅いようで、知名度は高くなさそうですが、人を乗せられる小さな汽車が走っていたり、太公望のご自慢大会、釣りキングがあったり、和太鼓やバンド演奏があったり、地場産業の直売や地域のボランティア団体の販売などなどで、賑わっていました。

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 去年、我が家が自治会のお祭りの手伝いをした経験から言うと、広域でシャトルバスの手配、駐車場の警備などある分、大変だろうな〜と思います。 

  ここで一番人気は豚汁のおふるまい。しっかり並んで、しっかりいただきました。太っ腹でお代わりもオーケー!

  ありがたかったので、豚汁の材料に使われたという地域の味噌、主食におやき、それに地域の特産品であるリンゴを使ったリンゴ甘酢、婦人会の販売の小菊花束など、少しお買い物もしました。

  白樺林を少し歩きましたが、この地域の白樺は本当にきれいです。

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  さて、麦草峠に向かいましょう!と思ったら、三叉路でお巡りさんが、一旦停止させ、運転者と何やら話しています。もしや、お祭りの飲酒運転チェックかと思いましたが(車での来場者が多いから、アルコール製品はお土産用の日本酒位しか目にしませんでした)、実は白駒池のところで大渋滞、路肩に駐車した車のせいで5〜6キロは並んで、一時間で通過出来れば良い方とのことでした。

  という事は、白駒池は紅葉が見頃って事ですね。例年、紅葉の時期には渋滞が起こる白駒池ですが、内心、路駐のアホを何とかするのがお仕事でしょ!とか、絶対に話に尾鰭をつけて、出来るだけ迂回させたいんでしょう?などなど、かわいくないツッコミは入れてましたが、本当に一時間以上も通り抜けに掛かるなら、日が暮れてしまいます。

  また機会はいくらでもあると思うと、どうしても、何が何でもどいう気持ちは湧かず、お巡りさん推奨の松原湖方面に迂回しました。

  このルートは多分初めてですが、一部紅葉も始まって、結構、いいルートでした。

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 松原湖は、むか〜し、兄に連れて来てもらってスケートしたような記憶がありますが、運動神経0の私ですから、ただよろけていただけに、余り鮮明な記憶がありません(^-^;。  

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 お祭り会場でいただいたパンフレットは佐久穂町だけではなく、近隣地域の情報もあり、それによりますと、松原湖は猪名湖、大月湖、長湖の三つの湖を合わせた総称のようです。神社や祠があり、古くからの信仰のあった土地のようですが、今はこじんまりしたアトホームな感じのお宿があったり、観光スポットになっていて、特に冬の氷上ワカサギ釣りを始め、釣りの名所のようです。

  帰りは西日のさす方向に走りましたが、山脈のような八ヶ岳はますます雄大に見えて、野辺山合宿を経た有名選手の皆さんも、練習の合間には、ガスってなければ、この山々を見たんだなぁと思いました(帰宅したら、安藤選手の東日本選手権のニュースを放映していました。緊張気味だったが、やはりダントツだったそうですね)。  

  最後に東沢大橋の下流に当たる分、紅葉度は低いが、山岳風景が見事な八ヶ岳高原大橋を経由、日没前に帰宅しました。

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  今晩は薪ストーブであたたまります。

  今朝は駐車スペースで山栗拾いもしましたが、イガが靴に刺さったりするからです。おいしい栗は、直ぐ、虫のご馳走になっているので、食べられそうなのは10個に一個あるかないかなのです。ま、その貴重な山栗は食べたいと思っています(笑)。

  それにしても、ウニ、栗、バラ。飛びっきりおいしいものや美しいものには、どうして痛い痛いトゲがあるんでしょうね〜。