山梨は地デジ化になってから、4局しか見られません。すなわち民放2局のみ。そのひとつが日テレ系というので、山梨県民は巨人ファンが多いと兄が言っておりましたが・・・昨日は兄宅で楽天マー君が久々の黒星を喫した場面をちら見しつつ、フィギュアスケートの中国杯のことを気にしておりました。

 小塚選手、不本意なスケーティングになってしまったようですが、それでも3位をキープ。それは何と言っても、彼の実力だと思います。グランプリファイナル出場が多分かなわないのは残念かも知れませんが、試合を重ねることでの消耗がなくなり、全日本に向けて、的を絞ることが出来るメリットがあると思います。

 今日も近隣ドライブと相成りました。

 思えば、昨年はこの時期、自治会のお役。お祭りがあって、連休に山に来ることが出来ませんでしたが、文化の日の頃って、紅葉が見ごろで本当にいい時期なんだなぁとつくづく思いました。

 今日は清春芸術村を通って、白州方面へと思いましたが、その前に・・ちょこっと寄り道したのがこちら。

 ゆず北川君のご実家関係の神社です。

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 みぞぎ神社といいますが、北川家が関わる前の創設期は、奉納されている玉垣にやたらと著名政治家の名前が載っていて、びっくりするとともに、現世利益志向が漂う感じがありましたが、今は賑々しい玉垣もないようで、とても風格がありました。

 去年、モリコロでザ・アイスを見た翌日は熱田神宮にお参りしましたが、最初見た頃にはまだ新築という感じだった社殿は、歳月を経ていい感じに貫禄が出て、恐れ多くも熱田神宮に負けない位の風格を感じましたよ。

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 こちらでは薪能が行われたりします。また、北川君は地元の高校生の音楽活動に賛助してくれたこともあったそうで、友人は娘さんの生徒会活動を通して、不測の事態に、北川君がとても誠実に振舞ってくれたことに感動したと言っていて、当地ではなかなか評判が良いようです(蛇足ながら、うちの二男はゆずのお二人の中学校時代の担任をされた先生に担任していただきました)。

 さて、神田のオオイトザクラという名所を経由して(樹勢が衰えていると言うことで養生中)、迷い迷い到達したのが清春芸術村。元小学校の敷地に建っているので、桜の名所でありますが、その桜の葉が赤く染まりきれいです。

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 ラ・リューシュという建物、フランスの芸術家のためのアトリエを模したものだとか。

 最近の作品として、藤森照信先生設計、赤瀬川原平さんなどが手伝ったと言う樹上の茶室も展示されていました。(後日貼り付け予定 (^^ゞ)

 そこから白州町の主要部へ。白州といえば、サントリーの蒸留場が有名、また、南アルプスの天然水の取水地でありますが、もとは甲州街道の宿場。台ケ原という旧の国道20号線沿いに、宿場町らしい雰囲気が僅かながら残っています。あらかたは建て替えられている中、宿場にふさわしい立派な建物が維持管理できないのか、朽ちかけているのがもったいない。

 ここで生信玄もちを購入して、名水公園べるがにちょこっと寄った後、尾白川渓谷の入り口まで散策しました。

 渓谷の入り口に竹宇駒ケ岳神社があるのですが、社殿こそ作りかえられているものの、苔むした奉納の石碑などに、古くから信仰に基づく登山が行われていた場所なのが伝わって来ました。この社にお参りして甲斐駒ケ岳に登山したのでしょう。

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 上高地のように、観光客が多数集う開けた場所はありませんが、水の美しさは勝るとも劣らんと思いました。間口が広くない渓谷に加え、信仰登山の痕跡が濃厚で、ミステリアスさはこちらが上かも知れませんね。

 カメラを通すと美しさが表現できないのですが(正直なところ、こういう画面をきれいに撮るのはEXILIM携帯の方が得意でした)、澄み切った水、山を覆う錦のような色合いがとても美しかったです。

 帰りはお得意の(?)リゾナーレに寄り道。周囲の森の紅葉も美しく、明日までというハロウィーン展示が暮れ行く通りを飾っていました。

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 手近な、だけど広い北杜市の紅葉を満喫した二日間でした。

 自然美を見ていると、本当に心がす〜っとしますね。

 崇彦さんのスケートも、私にとっては自然美と同じ位置づけです。

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