あさイチでスーパー主婦のお掃除を見て「あああ、またセスキ炭酸ソーダ売り切れちゃうぞ」などとつぶやきながら、おもむろに、出かけました。
スーパー主婦のお一人が「掃除、大嫌い!」と言いつつ、家をピカピカに出来ているのは、こまめに、汚れをためないだと紹介していましたが、ものぐさというのは、ある意味で、マメにならざるを得ないのだと、妙な実感をしつつ、映画を見ることにしました。
すなわち、我が家みたいに交通の便が悪いと、何度も出かけるのが嫌だし、お金も時間もセーブしなくちゃと思うと・・・・1日に2本見るのが手っ取り早いのだ!
原作を読んでいた清洲会議は映画化を知ったときから、見たかったのですが、武士の献立も金沢が舞台となったら、見てみたいよなぁと思いましたが、前者は11月初頭からの公開で、そろそろ終了にかかりそうだし、後者はまだ大丈夫だろうけれど、どうせならば、一度に済ませちゃえ!
スーパー主婦のお一人が「掃除、大嫌い!」と言いつつ、家をピカピカに出来ているのは、こまめに、汚れをためないだと紹介していましたが、ものぐさというのは、ある意味で、マメにならざるを得ないのだと、妙な実感をしつつ、映画を見ることにしました。
すなわち、我が家みたいに交通の便が悪いと、何度も出かけるのが嫌だし、お金も時間もセーブしなくちゃと思うと・・・・1日に2本見るのが手っ取り早いのだ!
原作を読んでいた清洲会議は映画化を知ったときから、見たかったのですが、武士の献立も金沢が舞台となったら、見てみたいよなぁと思いましたが、前者は11月初頭からの公開で、そろそろ終了にかかりそうだし、後者はまだ大丈夫だろうけれど、どうせならば、一度に済ませちゃえ!
色々考えた結果、ご苦労なこったですが、またまた昨日と同じ横浜の映画館へ。
レディースデーの料金を払って、電車賃が安い映画館に行くより、優待券のあるところで2本見ちゃったほうが、どう考えてもコスト低いぞという、例によって例のごとくのけちんぼも後押ししてくれました。
打順、逆だったら良かったのかもしれませんが、清須会議で浅野忠信さんが演じた犬千代こと、前田利家公が開いた加賀藩のお家騒動の時期に、包丁侍と呼ばれた藩の料理方の夫婦愛を描いたのが「武士の献立」なのです。
昨日の捨て丸兄ちゃんの声優さんだった高良健吾さん、本日はふてくされた包丁侍、舟木安信で登場! それを支えるのがヒロインの上戸彩さん演じる春という町民出身の嫁さん。
お家騒動の渦中の人となる安信の親友を柄本佑さん、その妻で、元安信の思い人を成海璃子さんが演じ、安信の父母として西田敏行さんと余貴美子さんが二人を支えるという次第。このほか、陰謀に巻き込まれる春の母親かわりのお方様に夏川結衣さん、その悲恋の相手でお家騒動の発端となる武士に緒方直人さん、政敵が鹿賀丈史さん。
料理上手なので、町民、離婚歴あり、息子より年上、というハンディがありながら、乞われて舟木家の嫁となった春、本当は剣に生きたかったのに、兄の突然死で仕方なく包丁侍になってふててる安信とのぎくしゃくした関係が、次第にいい感じになっていく様を、おいしそうな料理や加賀の風景と共に映し出していて、楽しめました。これで、親友夫婦が幸せならば、言うことなかったんですけどね〜。
10分のインターバル(といっても、広告がたっぷり入るから、実際は30分もインターバルがあるような気がしました)で2本目。
こちらはテンポよくコミカルな時代劇。
時代劇につき物の流血シーンは、僅かに謀反を起こしたのち、落ち延びてる明智殿が竹やりで突かれるという場面のみ。それすら、シルエットのみで血が出ないのは、そういう場面が極度に苦手な私にはありがたい事でした。
無骨で表裏のない柴田勝家(ですから、しばしば勝家ファンがいますね)に対して、要領よく、汚い手も使うがどこか憎めない秀吉。この二人が本能寺の変後の織田家の跡取りをめぐって開かれる清洲会議に対して、それぞれの参謀である丹羽長秀、黒田官兵衛とはかりながら、何とか主導権をわが手にと、じたばたするストーリーです。
そこへ秀吉大嫌い、死んだ兄上だって大嫌い、許せないというお市の方、跡取りとして指名された信長の遺児、本能寺の変で亡くなった信長の長子の妻、信長の弟、勝家、秀吉のどちらにつくか、甚だ腰の据わらぬ池田恒興、愛嬌をふるいながら、すかさず夫の協力をするおねなどなど、たくさんの人物が登場します。
いずれも、大河ドラマやら日本史で予備知識がある人々なので、殆ど混乱しませんし、何よりも、俳優さんたちが個性豊かに演じているから、混乱しませんね〜。
地元紙の映画評では大泉洋さんが役所広司さんを食ったと書いてありましたけれど、私は決してそんなことなくて、いい勝負だと思いましたよ。愛嬌あるけど、抜け目なさ過ぎなサル主従より、愚直な勝家さんのほうがいいかも♪
クールビューティーなイメージの鈴木京香さん演じるお市の方の執念はおどろおどろしいくらいで、白塗りのメイクといい怪演と言って良さそうです。同じくクールビューティー役の多い中谷美紀さんの田舎丸出しの素朴で、でもどこか狡猾なおねもなかなかの熱演でした。
こちらもなかなか面白く、味わいが違うだけに、時代劇という同じジャンルではありますが、2本見ても、食傷せずに済みました。
清洲会議はエンドロールがなかなか良かったなぁ。
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レディースデーの料金を払って、電車賃が安い映画館に行くより、優待券のあるところで2本見ちゃったほうが、どう考えてもコスト低いぞという、例によって例のごとくのけちんぼも後押ししてくれました。
打順、逆だったら良かったのかもしれませんが、清須会議で浅野忠信さんが演じた犬千代こと、前田利家公が開いた加賀藩のお家騒動の時期に、包丁侍と呼ばれた藩の料理方の夫婦愛を描いたのが「武士の献立」なのです。
昨日の捨て丸兄ちゃんの声優さんだった高良健吾さん、本日はふてくされた包丁侍、舟木安信で登場! それを支えるのがヒロインの上戸彩さん演じる春という町民出身の嫁さん。
お家騒動の渦中の人となる安信の親友を柄本佑さん、その妻で、元安信の思い人を成海璃子さんが演じ、安信の父母として西田敏行さんと余貴美子さんが二人を支えるという次第。このほか、陰謀に巻き込まれる春の母親かわりのお方様に夏川結衣さん、その悲恋の相手でお家騒動の発端となる武士に緒方直人さん、政敵が鹿賀丈史さん。
料理上手なので、町民、離婚歴あり、息子より年上、というハンディがありながら、乞われて舟木家の嫁となった春、本当は剣に生きたかったのに、兄の突然死で仕方なく包丁侍になってふててる安信とのぎくしゃくした関係が、次第にいい感じになっていく様を、おいしそうな料理や加賀の風景と共に映し出していて、楽しめました。これで、親友夫婦が幸せならば、言うことなかったんですけどね〜。
10分のインターバル(といっても、広告がたっぷり入るから、実際は30分もインターバルがあるような気がしました)で2本目。
こちらはテンポよくコミカルな時代劇。
時代劇につき物の流血シーンは、僅かに謀反を起こしたのち、落ち延びてる明智殿が竹やりで突かれるという場面のみ。それすら、シルエットのみで血が出ないのは、そういう場面が極度に苦手な私にはありがたい事でした。
無骨で表裏のない柴田勝家(ですから、しばしば勝家ファンがいますね)に対して、要領よく、汚い手も使うがどこか憎めない秀吉。この二人が本能寺の変後の織田家の跡取りをめぐって開かれる清洲会議に対して、それぞれの参謀である丹羽長秀、黒田官兵衛とはかりながら、何とか主導権をわが手にと、じたばたするストーリーです。
そこへ秀吉大嫌い、死んだ兄上だって大嫌い、許せないというお市の方、跡取りとして指名された信長の遺児、本能寺の変で亡くなった信長の長子の妻、信長の弟、勝家、秀吉のどちらにつくか、甚だ腰の据わらぬ池田恒興、愛嬌をふるいながら、すかさず夫の協力をするおねなどなど、たくさんの人物が登場します。
いずれも、大河ドラマやら日本史で予備知識がある人々なので、殆ど混乱しませんし、何よりも、俳優さんたちが個性豊かに演じているから、混乱しませんね〜。
地元紙の映画評では大泉洋さんが役所広司さんを食ったと書いてありましたけれど、私は決してそんなことなくて、いい勝負だと思いましたよ。愛嬌あるけど、抜け目なさ過ぎなサル主従より、愚直な勝家さんのほうがいいかも♪
クールビューティーなイメージの鈴木京香さん演じるお市の方の執念はおどろおどろしいくらいで、白塗りのメイクといい怪演と言って良さそうです。同じくクールビューティー役の多い中谷美紀さんの田舎丸出しの素朴で、でもどこか狡猾なおねもなかなかの熱演でした。
こちらもなかなか面白く、味わいが違うだけに、時代劇という同じジャンルではありますが、2本見ても、食傷せずに済みました。
清洲会議はエンドロールがなかなか良かったなぁ。