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  この写真は八ヶ岳南麓、北杜市の通称黄色い橋から撮ったもの。

  月曜日から始まった新朝ドラ、花子とアンのタイトルバッグ、最後に主演の吉高由里子さんが佇んでいる画面がありますが、山の見え方がほぼ同じ。富士山が中ほどにあり、左に茅ヶ岳が見える。つまり、恐らくは、黄色い橋より標高の高い県営牧場あたりが撮影地ではないか?

 などと、ひとりでツッコミ入れて見ています。
 時々ツッコミ入れるのが、山梨弁。もっとも、時代も違うし、甲府の貧しい農家と言う事なので、甲府より、さらに西に寄った北巨摩郡と平成の町村合併前に呼ばれていた地域とは、いささか違いはありそうですが、発音微妙に違うじゃんけ、とか、ここでズラとは言わねぇずら、とか心中密かにつぶやいています。


  母方ルーツが西日本なので、たまに変な関西弁を話し、浪花女と神戸のお嬢様の二人の友人からは絶悪評をちょうだいしてますので、うるさい!日系三世の日本語と同じだわいっ!と開き直っていますが、山梨弁に関しては、二年弱とはいえその土地に根をおろし、いわばホームステイ状態で身に付けたから、えー加減な関西弁よりはマシかと思われます。

  東京に隣接する県とはいえ、笹子トンネルの東側か、西の甲府盆地側かで結構違いがあり(いつも遊ぶ近所の友人が笹子トンネルの東側の出身なのです)、盆地側は、かなりローカル色豊かです。

  不思議なことに、より東京から離れた信州の人がほとんど方言を消し去るのに対し、甲府盆地側の人は、独特の鼻濁音で話すことがあるので、何回か初対面で出身を当てたことがあります。

  ちなみにキタリモノ(余所者のこと)の私には、その鼻濁音はなかなかハードルが高いですし、花子とアンにご出演の俳優さんたちにも高いかも?と思います。あれが聞こえねぇと、何だか山梨弁に聞こえないじゃんけ。

  この先、花子は東京の女学校に進学し、私の若狭小浜から東京の学校に移った祖母が、方言を笑われたのと同じ様な思いをしながら勉学に励むことでしょう。

  そもそも、赤毛のアンのシリーズを何冊も読み、訳者は村岡花子さんだと知っていた私が、その花子さんの生地が甲府と知らなかったくらいですから、東京に出た花子から山梨のにおいは消えてしまうんでしょうねぇ。

  厳しい暮らしで、辛い思い出も多い山梨は、彼女にとって余り振り返りたくなかった土地なのかも?と、このドラマの原作を手に取ったことがないままに思います。

  

  だいぶん以前、朝ドラを見ないと家事がはかどると書いたことかありますが、朝ドラの始まる時間が8時ジャストになったゲゲゲの女房からこの方、しっかり見てますな〜。(^^ゞ

  つまり、それだけ時間に余裕が出来たって事なんですね。

  今日は駅まで歩く途中でプチお花見しました。朝のうちは小雨てしたが、午後から少しずつ雨あしが激しくなって、週末までお花見が出来るかどうか、当地ではいささか怪しいです。

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