朝のうち、建築会社と打ち合わせをして、昼食後に、昨日は時間不足で寄らなかった場所に行くことにしました。
  
 下ってサントリー白州蒸留場かシャトレーゼの工場の見学をすることも考えましたが、生信玄餅を買える台が原の金精軒が定休日なので、上って、野辺山に行きました。

 お目当ては、これ!

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 世界最大級の45メートル電波望遠鏡を有する、国立天文台野辺山であります。

  何しろ、昨日行った清里高原エリアの美しの森からも白いアンテナが見える程大きいです。

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 どどーん。

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  他に直径10メートルのミリ波干渉計、

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  場内では目立たぬため写真撮り忘れの太陽電波強度偏波計、↓ 笠地蔵と以前から勝手に呼んでいる電波ヘリオグラフ

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 の四種が、雲が無ければ八ヶ岳のよく見える高原の広大な敷地に敷設され、なかなかの迫力です。

  子どもたちを連れてだいぶ前に行った時に比べ、見学コースも整い、建物内で、研究をかいつまんで説明したり、研究室や学生から、食堂の職員さんまでを紹介する映像作品が見られ、思っていた以上に見応えがありました。

  理科系音痴の私なので、自分の頭の悪さの例えに、脳にブラックホールがある、という言葉を盛んに使う以外、宇宙の何たるか、どうして、こんな壮大な研究が必要なのか、などなど、全くちんぷんかんぷんなんですが、研究で目を輝かしている人たち、幸せだなぁ、と羨ましく思いました。

  しかし、寒かった!

  カタログハウスの飛ばない筈の帽子が飛びそうになる程の風が冷たくて、今回の山行きに持参したのは無駄だった、とキャリーに詰めたまんまだったウルトラライトダウン、連れてくれば良かったと思いました。


  かの、フィギュアスケートの野辺山合宿所も程近い場所で、この冬の低温スポットのベストテンに、北海道に交じりしばしば登場の野辺山高原は、寒いだけじゃなくて、宇宙観測の適地なのであります。

 合宿の合間に、この施設を見学したら、視野が広がって、必ずやうら若いスケーターたちにとってプラスになるだろうなぁ。

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  ↑ あっちのちっこいアンテナの中心部でひそひそ話しかけると

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   こっちのアンテナの中心部から、まるで隣で話しているように鮮明に声が聞こえるのはビックリ楽しい実験でした。

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  冷え切ったので、外観はかなり古めかしいのに、中はあったかくてきれいで快適なトイレに寄ったら、こんなところでバンビちゃんに出会ってしまったのでした(笑)。