熱海の朝、まず一人元気に朝風呂浴びて来ました。朝見る露天風呂もいいものです。
そして、渋ちんな私にしては珍しく100円投入して、足つぼマッサージ器を試してみました。長男と言った台湾の足つぼマッサージを痛いと思わなかったくらいなので、強にしても物足らない位でしたが、それなりに気持ち良かったです。
朝食は昨晩のミニコンサート会場だった食堂でバイキング。例によって例のごとくてんこ盛り!
そして、渋ちんな私にしては珍しく100円投入して、足つぼマッサージ器を試してみました。長男と言った台湾の足つぼマッサージを痛いと思わなかったくらいなので、強にしても物足らない位でしたが、それなりに気持ち良かったです。
朝食は昨晩のミニコンサート会場だった食堂でバイキング。例によって例のごとくてんこ盛り!
家では朝食はパン食がほとんどですが、旅先では和食を食べたくなります。何事にも対応できるようにごっつり食べるのが私の流儀でして、そうすると、多少お昼の時間がずれても、空腹で我慢ならぬというのがなくてよろしいかと思ってます。
ホテルをチェックアウトして、道路の向かい側のバス停から、伊豆東海バスの湯遊バスという巡回型のバスの1日乗車券700円なり〜を買って乗り込みました。
熱海リピーターの友人の言う通り、ちょっとしたガイド付きで観光名所を回ってくれるので面白かったです。
西武系の伊豆箱根バス会社の熱海満喫乗車券、500円なり〜というのもあり、梅園に行ったり、大楠で有名な来の宮神社の参拝をしたい時はこちらの方良いと思いますが、MOA美術館やローズガーデンなど行きたい向きは湯遊バスの方が良いようです。
さて、バスはローズガーデンや熱海城のそばを通ってくれて、今が花の盛りのローズガーデンでみなさん下車で、貸し切り状態の中、起雲閣まで行きました。
朝ドラ「花子とアン」の蓮子さんの嫁ぎ先の嘉納家の外観はこちらで撮ったそうです。私はてっきり、嘉納さんのモデルの伊藤伝衛門さんちを使ってのロケと勘違いしておりました。
もともとは富豪の別荘、その後は旅館として営業されて、今は熱海市が管理する指定文化財で、ギャラリーでもあります。
2006年に来た時は森村誠一さんに関する展示をしていて、文学館みたいでしたが、旅館時代に小説家が定宿としていたり、熱海ゆかりの作家の展示もあります。
お庭が美しいです。二階から見下ろすことも出来ますが、借景は良くないので、歩いて見た方が美しいですよ。
時間があれば、クラシカルな雰囲気の喫茶室でお茶をしたかったのですが、何しろ朝ご飯でおなかいっぱいでしたし、美術館も行きたいので、残念ながらスルーしました。
MOA美術館は、私は去年の2月、尾形光琳の国宝の屏風展示を見に来ましたが、あの時と比べて、お庭の緑が生き生きと美しいのは、さすが初夏です。
ここへ来たら、秀吉のものを復元したという金ぴかの茶室と、能楽堂も見落とせません。ちなみに、この両者は写真撮影OKです。そして、黄金の茶室の警備をしている警備員さんが、いろいろ説明もしてくれます。使われてる金の量を聞いて、どひゃ〜です。
私見ですが、こういう展示は別として、個人的に金をたくさん欲しい!黄金の〇〇を持ちたい!となると、どうも、その先は没落が待っているように思います。ギリシャのミダス王然り、豊臣家然り、あの燦然たる輝きの金色堂を建てた奥羽藤原家も滅びちゃいましたしね。(^-^;
おなかいっぱいと言いながら、実は最初にレストランに入って食べちゃったんですけどね。ぶっかけうどん1111円なり〜。オーガニック系のレストランで、自らが擁する畑で収穫したという野菜がいっぱい。お庭を見ながらいただけます。
平日なので、いいお席に座れました。
本日の展示は日本画の竹内栖鳳特集。動物画の巨匠でして、今回は展示されていませんが、以前山種美術館の「日本画どうぶつえん」という夏休み企画で展示されていた「斑猫」という作品は重要文化財指定を受けています。
今回は毛のほわほわが伝わってくるウサギさんや、山の家の近隣に出没しているのを思い出させられた鹿のグループや、私も大好きな雀などの生き物がたくさんで和めました。
常設の仏像や茶器や鏡の展示もあり、お庭の散策やお買い物も含めて、その気になれば1日だっていられそうです。
熱海駅から急峻な山を上がる感じの立地なので、海を見下ろす景色がとっても美しいのも見どころです。
おおもとが宗教関係の運営ですが、ガイドブックにも乗るような一般的で有名な美術館であります。宗教関係と言うと、ちょっと引いてしまう向きもあるかと思いますが、ここは宗教心がある人たちが運営しているからこそ、開館後30年以上経っても、手入れが行き届いて美しいんだろなぁと思わされます(その昔、まだ建って日が浅いころに来ています。もちろん、レストランのようにリニューアルした場所もあるし、お庭の光琳屋敷や茶室などは後からのものですが、大概の商業施設とか、公的建造物がそのままでは古びて、薄汚れていくのと比べると、ここは創建時からの部分もきれいです)。
最後に駅界隈でお買い物をして、熱海が始発の東海道線に乗り、帰途についたのでした。
熱海はお財布的にも時間的にも移動の負担が少なく、適度な街のサイズで、歩いても回れる、バスも本数が多いし、見どころが何か所かあって、首都圏からの旅には本当にいいスポットだと改めて思いました。
また来るぞ〜♪
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ホテルをチェックアウトして、道路の向かい側のバス停から、伊豆東海バスの湯遊バスという巡回型のバスの1日乗車券700円なり〜を買って乗り込みました。
熱海リピーターの友人の言う通り、ちょっとしたガイド付きで観光名所を回ってくれるので面白かったです。
西武系の伊豆箱根バス会社の熱海満喫乗車券、500円なり〜というのもあり、梅園に行ったり、大楠で有名な来の宮神社の参拝をしたい時はこちらの方良いと思いますが、MOA美術館やローズガーデンなど行きたい向きは湯遊バスの方が良いようです。
さて、バスはローズガーデンや熱海城のそばを通ってくれて、今が花の盛りのローズガーデンでみなさん下車で、貸し切り状態の中、起雲閣まで行きました。
朝ドラ「花子とアン」の蓮子さんの嫁ぎ先の嘉納家の外観はこちらで撮ったそうです。私はてっきり、嘉納さんのモデルの伊藤伝衛門さんちを使ってのロケと勘違いしておりました。
もともとは富豪の別荘、その後は旅館として営業されて、今は熱海市が管理する指定文化財で、ギャラリーでもあります。
2006年に来た時は森村誠一さんに関する展示をしていて、文学館みたいでしたが、旅館時代に小説家が定宿としていたり、熱海ゆかりの作家の展示もあります。
お庭が美しいです。二階から見下ろすことも出来ますが、借景は良くないので、歩いて見た方が美しいですよ。
時間があれば、クラシカルな雰囲気の喫茶室でお茶をしたかったのですが、何しろ朝ご飯でおなかいっぱいでしたし、美術館も行きたいので、残念ながらスルーしました。
MOA美術館は、私は去年の2月、尾形光琳の国宝の屏風展示を見に来ましたが、あの時と比べて、お庭の緑が生き生きと美しいのは、さすが初夏です。
ここへ来たら、秀吉のものを復元したという金ぴかの茶室と、能楽堂も見落とせません。ちなみに、この両者は写真撮影OKです。そして、黄金の茶室の警備をしている警備員さんが、いろいろ説明もしてくれます。使われてる金の量を聞いて、どひゃ〜です。
私見ですが、こういう展示は別として、個人的に金をたくさん欲しい!黄金の〇〇を持ちたい!となると、どうも、その先は没落が待っているように思います。ギリシャのミダス王然り、豊臣家然り、あの燦然たる輝きの金色堂を建てた奥羽藤原家も滅びちゃいましたしね。(^-^;
おなかいっぱいと言いながら、実は最初にレストランに入って食べちゃったんですけどね。ぶっかけうどん1111円なり〜。オーガニック系のレストランで、自らが擁する畑で収穫したという野菜がいっぱい。お庭を見ながらいただけます。
平日なので、いいお席に座れました。
本日の展示は日本画の竹内栖鳳特集。動物画の巨匠でして、今回は展示されていませんが、以前山種美術館の「日本画どうぶつえん」という夏休み企画で展示されていた「斑猫」という作品は重要文化財指定を受けています。
今回は毛のほわほわが伝わってくるウサギさんや、山の家の近隣に出没しているのを思い出させられた鹿のグループや、私も大好きな雀などの生き物がたくさんで和めました。
常設の仏像や茶器や鏡の展示もあり、お庭の散策やお買い物も含めて、その気になれば1日だっていられそうです。
熱海駅から急峻な山を上がる感じの立地なので、海を見下ろす景色がとっても美しいのも見どころです。
おおもとが宗教関係の運営ですが、ガイドブックにも乗るような一般的で有名な美術館であります。宗教関係と言うと、ちょっと引いてしまう向きもあるかと思いますが、ここは宗教心がある人たちが運営しているからこそ、開館後30年以上経っても、手入れが行き届いて美しいんだろなぁと思わされます(その昔、まだ建って日が浅いころに来ています。もちろん、レストランのようにリニューアルした場所もあるし、お庭の光琳屋敷や茶室などは後からのものですが、大概の商業施設とか、公的建造物がそのままでは古びて、薄汚れていくのと比べると、ここは創建時からの部分もきれいです)。
最後に駅界隈でお買い物をして、熱海が始発の東海道線に乗り、帰途についたのでした。
熱海はお財布的にも時間的にも移動の負担が少なく、適度な街のサイズで、歩いても回れる、バスも本数が多いし、見どころが何か所かあって、首都圏からの旅には本当にいいスポットだと改めて思いました。
また来るぞ〜♪