の集団的自衛権の閣議決定へのニュースを気にしつつも、以前からのお約束で、子育て仲間の友人たちをお誘いして、超高速!参勤交代を見に行きました。鑑賞料の安いファーストデー狙いです。

  昨晩の鶴瓶の家族に乾杯でご尊顔拝奉った佐々木蔵之介さんが、主役の小藩のお殿様。

  時は暴れん坊将軍の治世、参勤交代から戻り、やれれホッと一息、と思ったら、悪代官ならぬ悪老中の陰謀で、間に合いっこない、超短期で、また江戸に戻れという上様のお達し。

  断れば、藩おとりつぶし、しかし、貧乏弱小藩には、大名行列の費用もない、さぁ、どうする?!
  という難題を、木訥ながら気概のあるお殿様と、それぞれに様々な得手不得手のある忠臣たちが、怪しい浪人の力も借りて、何とか乗り切ろう、という、本来ならば深刻な話を、基本的にコミカルに描いた作品です。

  忠臣グループが、メガネなしで、ありゃ誰?の六角精児さんや、相変わらずお元気な相棒、じゃなかった、寺脇康文さんや、知恵モノ家老の西村雅彦さん、体育系封印の上地雄輔さん、相変わらずのぼよ〜んキャラの(失礼!でも、私、かなり好きなんですよ)の柄本時生さん、などなどユニークでありました。

 怪しい浪人というか、忍びの者が、朝ドラ「花子とアン」のとうちゃんで、幕府の悪くなさそうな家老がおじいやんと、お顔を見た瞬間はどうしても、朝ドラを思い出してしまうのですが、物語が回ると、まったくの別キャラで忘れちゃいますね(もっとも、えらくいい加減な態度なところが、ちょっこし、おとうちゃん的な忍びですが)。

 いくつか突っ込みどころはありますが、笑いがあって、最後に今の時代に対する喝が入り(もっとも、よく見ていないと見落とすかも)、人情劇でもありました。

 楽しく見終えて、軽くランチとおしゃべり。そして、買い物は久しぶりのセリアで。

 今回はシリコン製のマグカップのふたと、A4用紙を入れるワイドクリアケースというぱっちんと止めるものに、車に乗った時につける枕(どうしても、長時間乗っていると、首に来るので、100円でどこまで効果があるのか分からないけど、お試しです)と、16枚カードの入るカードケースを柄違いで3つも買ってしまいました。(^^ゞ

 何しろ100均で買うにせよ、うだうだと悩むやつで、買うからには、絶対に無駄にしたくない!と思うのです(と言いつつ、しばしばあかんかったという製品もあるし、買い過ぎて引き出しの中で冬眠させてしまうものもあるのですが)。


 夜のニュースで、とうとう憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認について、閣議決定がなされたという報道がありました。今回、もっとも大事なこのニュースが、ほかのニュースにカバーされて、国民の意見が無視されたまま、するすると進んでしまった感があります。そりゃ、ほかのニュースも決して軽い訳じゃないですが、このニュースを1番めに報道して、そのあとでも良かったのではないか・・・と普段、CMなしが好もしいのでNHKしか見ない私ですが、ざらりとした違和感を感じました。

 また、新宿駅付近で、抗議の焼身自殺未遂があったり、官邸前の大々的デモがあったというのに、なぜだかNHKのニュースはスルーしていたのが、実に不思議でした。焼身自殺未遂という事件を、たとえ、迷惑な事件という形でも取り上げなかったのは、何か理由があるのでしょうか? 


 
 言っちゃあなんだけど、今の日本、世界町内会のおせっかいで、人んちのあれこれに首を突っ込み、しばしば取り返しのつかないトラブルを起こしながら、絶対に自分の家のボロは隠そうとする自称正義の味方の会長に対し、おべっか使ってる、性根の定まらないパシリみたいに思えてしまいます。

 町内会長は、売らないでいい喧嘩を売って、トラブル拡散する事もあるので、そういう時はほっておけば良いのに、パシリは進んで自称町内会長のために、こぶしを振り上げに行くみたいな・・・・

 いやいや、そのパシリは自分がこぶしを振り上げるならいいんですが、自分は痛い思いをしないで、さらなる手下に汚れ役をやらせて平気・・・というような構図が頭に浮かんでしまいます。


 安部さんの「これが抑止力になる」という言葉を聞いて、瞬間、組の人が、玄関前にドンパチ道具やドスを突き立てて「これがあるから抑止力になるんだ」とうそぶいてる姿を思い浮かべてしまいました。

 本日のご説明をしっかり記憶し、記録しておきましょうね。あとあと何か不都合があった時に、んなこと言った覚え無い、記録がないじゃないか、証拠がないじゃんか、云々、とはぐらかされないようにね。

 (普通の人間関係で、自分が言った事を、あとになって、言ってないと言い張ったり、人のせいにする人は、非常に嫌われ、相手にされないのですがねぇ(^^;)

 過労死のリスクがますます高まるであえろうホワイトカラー・エクゼンプションの復活志向と言い、この国はどうなっちまうんだろう。

 今日の映画で、フカキョンの飯盛り女が言っていたみたいに「権力者なんて、上から見て、下々なんて、どうでもいいと思ってるんだろ」と言いたくなります。口当たりよさそうなことばかり言うけど、今の政権には国民への愛が感じられないです。蔵之介さん演じたお殿様の爪の垢を煎じて飲んで欲しいです。

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