昨晩は、亡くなられた方のことを考えて、眠りが浅かったように思います。

 とにかく、お線香だけあげに伺おうと、電話をかけて、ご都合を伺って、午前中にお伺いしました。

 以前は色々なものがあったおうちが、遺品整理が済んだ後なので、かなり片付いて、そして、立派な仏壇の前には白い布で覆われた大きな箱がありました。遺影は、少しお若いころのお姿で、軽く微笑んでいらっしゃいました。

 やっぱり、本当に逝ってしまわれたんだなぁと、納得せざるを得ませんでした。

 海外で暮らしていたお嬢さんが帰国され、自宅での看護を経て、最期を迎えられたそうで、年齢的にも、不足はなく、お幸せなことだったかと思います。

 ですが、もう、ご近所でおばさまのお姿を見ることがないのだなぁと思うと、やっぱり寂しいですね。
  
 夕方は、打って変わって、マンション恒例のビアパーティ。

 我が家は何度も触れている通り、駅からバス圏で、そのバス便も少なくて、利便性は今一つなんですが、人間関係がいいのが最大の取柄でして・・・同じマンションの多くの人が顔見知り。マンションなんていう、名は体を表さない気取った名称より、本当に現代の長屋と呼ぶのがふさわしい感じです。

 普段は、子どもの年齢が似たり寄ったりの仲良しグループでつるんでいますが、年に1回のビアパーティの時は、ほかの方たちともお話する機会があって、なごむイベントです。

 入居時は若手だった私たちも、今や古株のシニア層への仲間入り。比較的最近入居された若い方たちが小さい子どもたちを連れて、参加されている様子を見ると、微笑ましく、懐かしさも感じます。
 
 午前中の弔問を経て、人の営みの春夏秋冬を思わされます。

 今の私が、秋なのか、晩秋なのか、あるいは初冬なのかは分かりませんが、亡くなられたおばさまを見習って、明るく前向きに暮らして行きたいと思います。

人気blogランキングへ