秋の日は釣瓶落としという言葉が似合うころになって来ました。ずいぶん暮れるのが早くなりましたね。
今日は接骨院に行く前に地区センターで新刊を借りました。
タイトルが違うじゃんかぁと突っ込まないでくださいね。
要は更年期を乗り切るためのノウハウでしょうか。
私も40代には、バイトなどしつつ、家事育児にいそしんでおりましたが、決して無理しない、だらだらモードで過ごしたので、徐々に下り坂と思いつつも、何とかもっております。
今日は接骨院に行く前に地区センターで新刊を借りました。
タイトルが違うじゃんかぁと突っ込まないでくださいね。
要は更年期を乗り切るためのノウハウでしょうか。
私も40代には、バイトなどしつつ、家事育児にいそしんでおりましたが、決して無理しない、だらだらモードで過ごしたので、徐々に下り坂と思いつつも、何とかもっております。
いわゆるキャリアウーマンタイプの著者は、たくさんの知人友人がいて、無理に頑張った結果の悲惨さを見ているだけに、切実に体と心のメンテナンスを考えたようです。
部分的には賛同し難いところもありますが・・・
例えば、女を演じなさい、髪はセミロング、周りをドン引きさせないために2週間に一度はヘアダイ、ネイルを塗って・・・なんて辺りは、私の事見てて、オジサン化したオバサンと言い当てられているような気がして、気分よろしくはございません(笑)。
しかし、嫌な事を頑張ってやる事は無いという一貫した姿勢は共感できるし、美魔女に対しても「あれは土台が違う特殊なケース」と、その頑張り過ぎに対しては共感していないようです。恋愛も40代になったら、フツーは、もうどうでもいいのが当然と、ご自身と周囲を見て、率直に語ってくれているのが、同じ轍を先に踏んだ私には快いです。
世代的にはそう遠くない横森さん。昭和のきちんとした親に育てられ(要するに、子ども〜青春時代を教育勅語の下に、勤勉であるべし!と言う育てられ方をした戦前〜戦中派)、だらけたりするのは良くない、いやな事も応じないとわがままと言われると言うのが刷り込まれている世代故に、故障するまで頑張る傾向があるのは、もうやめようよという事なんです。年を取っていくという事に無理やり抗うのもいかがなものかと、更年期のしんどさの実体験とそれに対するノウハウ、そこに、先輩方の言葉というのをちょいと加えて、ゆるやかな下り坂も悪くないと思わせてくれる内容。
とてもとても頷けました。
建前は男女平等であっても、女性が自己張をすると、わがまま、生意気と言われた世代です。しかも、上の世代の良妻賢母賛美も根深い世代で、男性を立ててこそ女みたいな言われ方が当然だった世代です。口ではいくら、女性が裏方、男性が表に出て、割が合わないと言っていても、結局、体が動いちゃう世代です。
飲み会へ行けばお酌。男女混合でハイキングならば、自腹で弁当作りにお菓子の用意は当然視(料理が苦手で嬉々としていそしめなかった事もあり、学生時代のサークルで、あまりに不公平だと問題提起しました。結果、男性は弁当までは無理としても、せめてもお菓子位は持ってくると、あの時代としては目いっぱいの妥協をして貰いました)、もろもろの事柄で、女性は下準備、花は男性に持たせるのが当然と、男性の既得権がまだまだ強い時代でした。
なので、ともすれば、何もかも自分が背負ってしまうのよね〜。
横森さんは高齢出産という事もあって、子育てと仕事と、もろもろが重なり、はっと見直す機会があったようで、間に合って良かったねですが、頑張り過ぎの結果、40代、50代で亡くなったと思われる方、私の周囲にも多いんです。ここ10年程で、年賀欠礼のはがきを見ていると、亡くなった方は75歳以上の、残念だけど、まぁ、仕方ないかという方か、あるいは、受け取って愕然とする40代、50代にぱっつり分かれております。
タイトルは贅沢な生き方と書いてありますが、そもそも、贅沢という言葉を使っている遠慮感が、この世代の、頑張りを表わしています。今となっては当然!って思うんですけど、家事の外注は、特に専業主婦しているとためらいますよね。
そうそう、「毎日、滞りなく、家族のために食事の支度をはじめとする家事をするって大変」と言う意味合いの言葉もありまして、キャリアウーマンにありがちな「私は家事しかできない主婦とは違う」という上から目線ではなくて、専業主婦の大変さを分かってくれているようで、ホッとするのでございました。これ、男性目線のオヤジマインドだと、なかなか分かってもらえないんですよね。そして、既婚男性がしばしば言いがちだと言う、家事なんて出来て当然とか、誰が食わせてやってるんだ!というあの禁句は、どうしても言いたいのなら、彼らが些末事と思いこんでいる家事をきちんとこなせてから言ってもらいたいものですわ。
ふむふむと読みながら、自分のぐーたらな生き様を肯定してくれているようで、気分よく読めました。美容とファッションの部分を覗いてはね。(^_-)-☆
だらけられない勤勉なあなたにお勧めします。
横森さん、こんな本も出しておられるんだ。読んでみようかなぁ〜♪
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部分的には賛同し難いところもありますが・・・
例えば、女を演じなさい、髪はセミロング、周りをドン引きさせないために2週間に一度はヘアダイ、ネイルを塗って・・・なんて辺りは、私の事見てて、オジサン化したオバサンと言い当てられているような気がして、気分よろしくはございません(笑)。
しかし、嫌な事を頑張ってやる事は無いという一貫した姿勢は共感できるし、美魔女に対しても「あれは土台が違う特殊なケース」と、その頑張り過ぎに対しては共感していないようです。恋愛も40代になったら、フツーは、もうどうでもいいのが当然と、ご自身と周囲を見て、率直に語ってくれているのが、同じ轍を先に踏んだ私には快いです。
世代的にはそう遠くない横森さん。昭和のきちんとした親に育てられ(要するに、子ども〜青春時代を教育勅語の下に、勤勉であるべし!と言う育てられ方をした戦前〜戦中派)、だらけたりするのは良くない、いやな事も応じないとわがままと言われると言うのが刷り込まれている世代故に、故障するまで頑張る傾向があるのは、もうやめようよという事なんです。年を取っていくという事に無理やり抗うのもいかがなものかと、更年期のしんどさの実体験とそれに対するノウハウ、そこに、先輩方の言葉というのをちょいと加えて、ゆるやかな下り坂も悪くないと思わせてくれる内容。
とてもとても頷けました。
建前は男女平等であっても、女性が自己張をすると、わがまま、生意気と言われた世代です。しかも、上の世代の良妻賢母賛美も根深い世代で、男性を立ててこそ女みたいな言われ方が当然だった世代です。口ではいくら、女性が裏方、男性が表に出て、割が合わないと言っていても、結局、体が動いちゃう世代です。
飲み会へ行けばお酌。男女混合でハイキングならば、自腹で弁当作りにお菓子の用意は当然視(料理が苦手で嬉々としていそしめなかった事もあり、学生時代のサークルで、あまりに不公平だと問題提起しました。結果、男性は弁当までは無理としても、せめてもお菓子位は持ってくると、あの時代としては目いっぱいの妥協をして貰いました)、もろもろの事柄で、女性は下準備、花は男性に持たせるのが当然と、男性の既得権がまだまだ強い時代でした。
なので、ともすれば、何もかも自分が背負ってしまうのよね〜。
横森さんは高齢出産という事もあって、子育てと仕事と、もろもろが重なり、はっと見直す機会があったようで、間に合って良かったねですが、頑張り過ぎの結果、40代、50代で亡くなったと思われる方、私の周囲にも多いんです。ここ10年程で、年賀欠礼のはがきを見ていると、亡くなった方は75歳以上の、残念だけど、まぁ、仕方ないかという方か、あるいは、受け取って愕然とする40代、50代にぱっつり分かれております。
タイトルは贅沢な生き方と書いてありますが、そもそも、贅沢という言葉を使っている遠慮感が、この世代の、頑張りを表わしています。今となっては当然!って思うんですけど、家事の外注は、特に専業主婦しているとためらいますよね。
そうそう、「毎日、滞りなく、家族のために食事の支度をはじめとする家事をするって大変」と言う意味合いの言葉もありまして、キャリアウーマンにありがちな「私は家事しかできない主婦とは違う」という上から目線ではなくて、専業主婦の大変さを分かってくれているようで、ホッとするのでございました。これ、男性目線のオヤジマインドだと、なかなか分かってもらえないんですよね。そして、既婚男性がしばしば言いがちだと言う、家事なんて出来て当然とか、誰が食わせてやってるんだ!というあの禁句は、どうしても言いたいのなら、彼らが些末事と思いこんでいる家事をきちんとこなせてから言ってもらいたいものですわ。

ふむふむと読みながら、自分のぐーたらな生き様を肯定してくれているようで、気分よく読めました。美容とファッションの部分を覗いてはね。(^_-)-☆
だらけられない勤勉なあなたにお勧めします。
横森さん、こんな本も出しておられるんだ。読んでみようかなぁ〜♪