私のようなもったいながりだと、時々、えーっ、言ってくれたら、あげられたのに、と言う言葉が出ることがあります。

  例えば、つい先日寄贈型リサイクルショップに出してしまった○○、近所の友人が、使えりゃいいから欲しかった、なんて言う時で、○○の中には、大概は粗品の布巾とか景品の弁当箱とか、お安いものが入ります。

  そういうのと別に、世の中には、言えば○○してあげたのにを口にする人がいますが、経験的に、要注意ですわ。
 
 もちろん、例外も少なからずあるとは思いますが、得てして、この言葉の意味することは・・・

 第一に「やってあげたのに」は、完全に上から目線。

 第二に「言えば」と、過去形にする事で、今言われたってやらないよ、と宣言しているのです。

 つまり、本音はこれっぽっちもやる気がないくせに、いかにもやる気があった、タイミングが悪いだけと言うスタンスを装い、いい人なんだと思わせたいのです。

 人生経験が浅いと、こういう人をいい人だと勘違いしがちですが、よく見てみると、本当はいい人じゃない人の場合、例えば、掃除当番とか、縁の下の力持ち的な、大事だけれど、多くの人があまりやりたがらない場で、最後の方に現れて、ほうきを一振りして、やりました!って顔をしたり・・・って事が常態化していたりします。

  つまり、断固、出来ない事は出来ないとは言えず、欠席も出来ず、さりとて、嫌われたくないという小心者である可能性が高く、しかも、始末の悪いことに、自分自身をいい人と信じ込んでいたりします。

  この手の人は、あなたに向けて、決して「一緒にやろう」と言いません。「言えば、やってあげたのに」の一言と共に、自分はいい人感を抱きつつ、すっとその場を去ることでしょう。

  このタイプ、たまに会う奴か、逆に、会社やクラスなどでは、いずれ馬脚が現れますから、被害は少なくて済みますが、親戚とか、家族などの閉じられたところにいると、外面がいいだけに厄介で、ストレス溜まりまっせ!

  生まれ落ちたところにこの手の人物がいて、あなたも同じようになっていたら、あなたには問題無しですが(笑)、そうでなかったら、反面教師にして、外の世界と強いつながりを持つのがよろしいかと。

 そして、幸いにも、この手の人物が家庭内にはいない場合は、家族や親戚、密着したお友だちにならないように、くれぐれもご注意くださいね。


(と書きながら、自分自身は、このNGワードを多発してないかと(^_^;・・・気をつけまっす!)

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