新聞の切り抜きは年寄りがするものだ・・・と子ども時代、祖父が新聞に赤鉛筆や青鉛筆で囲みを付けた後、切り抜いてスクラップブックやら、大学ノートに貼り付けているのを見て、また、結婚後、義父が同じように印をつけて(こちらは貼っているのを見た記憶がない(^^;))いるのを見て思っていたのですが・・・いつの間にか、自分もやってますわ。

 新聞は連載物もあって、情報の倉庫、ならぬ、宝庫だと思うようになっている昨今です。

 ジャンル別に封筒(シネマ・ジャック&ベティのメンバーズの会報が送られて来るA4封筒のリユースとか)に切り抜いたものを入れて、部屋中がごちゃごちゃになるのを防いでいるのですが、毎日、毎日、それなりに切り取りたい記事があるために、溜めると、なかなか大変です。

 家計簿と同じね。毎日コツコツ切り抜いて、封筒に放り込んでおけばいいのだけど、旅行に行ったり、なんだかんだで放置しておくと、積もってしまって、面倒になります。
 それでも、今日はまだ1週間以内の溜まりで、割と少ない方です。

 まとめて切り抜くと、ある事象に関する世論のおおよそが分かることがあります。

 今回は、羽生君の負傷と、出場についてがそれですわ。

 負傷直後の記事は「気力を振り絞って銀メダル」と言った感じで、強い賞賛は感じられなかったものの、根性あるね!という感じでしたが、それが、検査のために帰国という記事の後、3度目には、懸念という文字が添えられて、専門家は疑問を投げかけているとありました。それを読んで、ちょっとホッとしました。先にも書いた通り、手放し絶賛は絶対に避けてほしい事態ですから。

 私、今回、とっても不思議だったのは、あのフリーでの結果が分かっていながら、なぜか、翌朝のNHKのおはよう日本のスポーツコーナーでは、一切、報じなかった事(とても、気になって、いつもなら家事雑事の合間に飛ばし見するところを、あの朝は、じっくり見てましたから、見逃してはいないと思いますが、もし、スポーツコーナー以外で触れたとか、私の見間違いがありましたら、ご指摘いただけたら幸いです)。

 NHKの報道は最近、時々、私には不可解が事があります。例えば、安部政権への批判から、新宿駅至近で、焼身自殺未遂があり、Twitterでの投稿も盛んにあった直後、朝日新聞のネットニュースではすぐに流しているのに、夜7時のニュースで全く触れていなかったのが驚きでした。

 世の中の見解と外れた報道をしたくないのか、それなりの世論が出来上がってから、報道しようというスタンスなのかなぁと思いますが・・・ちょっと不気味です。

 また、憲法解釈を変えるとか、特定秘密保護法などの、きわめて大事なニュースがあるのに、それと比べたら国民への影響が軽い目のニュースを大きく取り上げて、大事なニュースは付け足しみたいに控えめに報道する傾向がまま見受けられる事もあって、何か隠したいのかなと思わされる事もありました。

 民放がスポンサーに顔を向けて、番組を曲げてるという批判はよく聞きますし、私もそう思う事はままありますが、最近のNHKは誰をスポンサーにしてるんだ!?と思うような場面が見受けられます。「皆様の」なんてうたっていた時期もある位だから(そういえば、最近聞かないなぁ(-_-;))視聴料払ってる国民がスポンサーですよ・・・ね?・・・・(^^;)

 ・・・・新聞は紙の上に残るので、切り取って置けば、手軽に証拠集めが出来るのも、良いですね〜。

 
 かように、散発的に思いつつ、紙の下に「幣」の字があればずっと嬉しいのにと思いながら、あれこれ、かき集めたり、不要なものはシュレッダーにかけたりして、何とか、紙類との格闘を続行しました。私の性格だと、終わりなき格闘になりそうです。

 本日の、もう一つの紙との格闘は、来週の手ぬい教室に合わせての、型紙写しでした。

 そして、情報との格闘では、ブルーレイの容量圧迫、警告を解除して貰うため、ダビングと、もう見ないなぁ、見る時間ないなぁという番組の容赦なき削除をしました。

 こうやって、せっかく晴れた秋の1日は暮れていくのでしたが、相変わらず、昼間っからカーテンを引きっぱなしの我が家。晴れて、少しでも室内が明るくなったからこそ、やる気が出たかも知れなかったのでした。

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