食いしん坊仲間の友人による企画で、神奈川県内の湯河原に1泊旅行です。

 湯河原は、熱海の手前。熱海を静岡県だと思わず、神奈川県と勘違いしてしまう人もいるようですが、静岡県民から見たら、逆に湯河原が静岡県内に思えるかも知れないですね。実際に、平成の大合併の時、熱海、湯河原境界エリアは生活圏を共にするため、本当は一緒になりたかったと、どこかで読みましたよ。

 初日は、東海道本線の小田原で途中下車。

 小田原提灯がど〜んとぶら下がっている駅の改札口付近であります。

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 小田原名物、守谷のあんパンを買わなくちゃで、新しく出来た地下街HaRuNe小田原を通って、お店へ。昔ながらのお店で、パン屋さんというより、牛乳やさんとか豆腐屋さんっぽい風情で、棚にずらりと食パンが並び(かなり高い位置まで)、人気のあんパンは手前の方で。ちょっとした行列が出来ていたので、友人に頼んで買ってもらったために、細かい部分を見ていませんが、ALWAYS 3丁目の夕陽に出て来そうな雰囲気でした。

 新しい地下街には小田原市後援の小田原特産の木工コーナーがあり、デパートなどに比べ格安価格で販売していました。お役所後援にしては、なかなか垢抜けていました(失礼!)。

 休憩ベンチやカラフルな寄木細工、お蕎麦を食べられるきみのそばというコーナーの食卓、椅子も、当地木工品で、お蕎麦は木工のボウルで供され、ランチョンマットも木製みたいでした。

 あんパンはさっそく、カラフルベンチに座って食べてしまいました。(^^ゞ
  試してみたら、首筋の凝りにフィットして気持ち良かったので、地場産業応援の気持ちも込めて、こちらのかわいらしいマッサージ具を購入。コロコロする部分にこけしのようなお顔がついています。ひとつひとつ手描きだそうで、ちょうどいらしていた職人さんのお仲間の絵付けだそうです。

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 再び東海道本線に乗って、小田原から真鶴へ。ここからタクシーで、お宿まで移動。

  鉄筋コンクリートのがっしりした作りながら、こぶりなお宿。到着すると、直ぐにお座布団のようなコースターに乗ったかわいらしい手毬柄の湯のみで昆布茶のおふるまい。荷物を部屋に置いて、近隣にある畑でさっそくミカン狩りをさせてもらいました。

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 フロントで渡された袋が小さ目だぞと思ったのですが・・・車を使って来たわけではないので、正解だったと後で分かりました。手持ちではそのサイズが限界でしたね。

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 戦利品を帰宅後、並べてみました。既に1個は食べてしまっています。(^^ゞ

 その後、お楽しみの温泉。そして、お食事。

 料理旅館という感じでしょうか。お魚中心の豪華なお料理。特に金目鯛の煮付けが特長だそうです。しかし、金目鯛が来る頃には、ウハウハ言いながら、食べてしまって、写真どころではなく・・・(^^;)

 マツタケの土瓶蒸しなんてのもありまして・・マツタケを食べたのは、OL時代以来かも?(丹波篠山かどこかのお客さんが実費で送ってくれたのを、部のみんなで重量をはかって、金額を計算して、誰が多い、少ないとかいろいろ言いながら分けたことを思い出しました)

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 一人の友人が持ってきてくれたトランプで、実に久しぶりにリアルカードゲームを楽しみました。

 ババ抜きから始まって、七並べ、間に貸し切りの露天風呂を挟んで、大貧民や豚の尻尾などなど。そもそも、遊び方も忘れてしまっていたり、ゲームの名前もうろ覚えだったりです。
 
  どういう訳か、多くのゲームで私が勝ってしまいました。普段からしっかりして、頭の回転も速いと思われている友人が意外とぬけていたり・・・思いがけない面が見られるのも楽しかったです。

 しかし、これも、健全極まりないゲームだったからで、もしも、飴でも何でも、何かを少しでも賭けていたら・・・恐らくボロ負けだったでしょうね。

 日付が変わる前にみんな、次々と夢の国へ・・・・。

 大変、たのし&おいしい初日でした。

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