中年を意識するようになって最初に気付くのは、お肌の衰えでしょうか。あるいは私みたいに髪から来たり、もともとがスポーツ体質の方だと、体力減退だったりするかもですね。

 そして、そろそろ、初老だと意識するようになる段階が次に参ります。

 年を取って行く、そして、やがて死にゆく。これは、絶大な権力を誇ったかの始皇帝だって、抵抗できなかったんだから、私がごときコモノがどんなに頑張っても仕方ない事。 じたばたしないで、少しでも不便が減るような対応するしかないかなぁ・・・と、頑張っている美魔女やら、50代なのに30代にしか見られないと言う事で評判になったお医者様の本なんかを、ちょいと気にしながら、「土台が違うんだよ!」と言いつつ、スルーしております。

 脱線しました。(^^ゞ

 そろそろ、初老モードかぁと、最初に思わされたのが、私の場合、爪でございました。

 具体的に言うと、それまで、かなり乱暴な使い方をしていてもびくともしなかった爪が、ほんのささいな力の入れ加減で二枚爪になってしまったり、甚だしきは欠けたり、剥がれかかったり。(゚Д゚;)

 私の場合、ハンドクリームをたっぷり塗るなどの対処をしても、根本的な解決にはならないようでした。栄養バランスが偏っているのかも?も考えましたが・・・多少なりとも手を入れても、心身のパーツが劣化していくのは、致し方ない事なんだ、と祖母や母の爪を思い出して、開き直りました。

 
 どなた様にとっても、指先の不具合は困ったものかと思いますが、特に家事をする身、書類整理などする身にとって、指先の不具合というのは、すこぶる困った事態です。

 爪をそのまま放置しておくと、裂け目が広がったりしますし・・・。

 そこで、爪がもろくなったなぁと思った数年前から色々トライしてみましたが。


絆創膏(いわゆる何チャラエイドとかいうのね)→普及品サイズは、爪の部分を覆うのにピッタリしない上、厚みが出てしまう。

指先用の透明な絆創膏→繊細な製品であるために、剥がしたり、貼り付ける手順があって、不器用な私はしばしば失敗。しかし、単価が高めで、失敗は痛い!

水絆創膏→上記2点よりは良いのだが、指先の使用頻度が高いために、水仕事などで、剥がれやすい。


となりまして・・・う〜むと思っていましたが、昨年からこれにしました。



 メーカーはどこでも良いのですが、不織布のサージカルテープであります。

 これはハサミ要らずで、手で千切れる。一度貼り付けると、結構もちが良い。爪のあたりだけをピンポイントで貼れる。失敗が殆どないし、失敗しても単価が安いから惜しげがない。そして、分厚くならない。

 と私にはいいことだらけ。

 外出先でも、いきなり何かの拍子に爪がピッ!となることがあるので、バッグの中に常備していますが、小巻ですと、ポーチに入れても、軽いしかさばりません(そのまま入れると、毛羽がついたりするから、気になる方は小袋にお入れください)。

 ただ、唯一の難が見栄え。おしゃれな方やマニキュアを楽しみたい方には痛いかもですね。

 理論的にはこれ↓と同じか・・・んな訳ないよね(笑)。



 但し、このサージカルテープ作戦は、爪だけの不具合の時にご利用くださいね。あくまでも、剥がれかかった爪を押さえて、保護して、更に裂け目が広がったりするのを防ぐだけですので、もしも、指本体に傷が出来ていたり、出血があったりした場合は、ちゃんとした治療が必要だと思いますので、そこは押さえてくださいませ(絆創膏かぶれが出やすい等、お肌の弱い方もご注意ください)。

  
 かくして、老化現象に対しては激しく抗わず、しかし、コスパの点では激しく考えて、テキトーに手を打ち、ゆるゆる下っている日々でございます。

 ところで、今日はメリークリスマス!皆様、良い1日を!

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