初日、長野新幹線初乗り!

   毎度の事乍ら、子どもの遠足状態で、1時間も前に駅に到着。自由席が空いていそうなので、指定席を放棄して早めに乗車。

   車窓風景はこんな。

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   埼玉県から富士山がよ〜く見えるのに驚いたり、普段見慣れている側と違うので、信州に入ってどれが八ヶ岳か分からなかったり・・・(佐久平は雲が多くて、山は隠れていて、ますます不明)。
  車中、コヅ友さんが同じ列車に乗り合わせていると判明。長野駅下車後、うちお二人とご一緒にお蕎麦でランチ。

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  ホテルまで徒歩20分。途中までコヅ友さんおひとりと一緒。チェックインして、しばらく休憩後、また徒歩で駅へ出てシャトルバス乗車。文字通りの長蛇の列ではあったけれど、ピストン輸送するので、存外早く乗り込めて、ラッキー何と着席出来てしまったのでした。

 
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 会場のビッグハットについたら、またまた長蛇の列。しかも、行列の手前に「27日のチケットをお譲りください」という主旨の書かれたボードを持った女性が何人も寒い中立っておられて、本当に今回の大会の人気の高さを実感すると共に、非常にラッキーにも明日のチケットも確保出来た身の幸せを思いました。

 後は当然ながら撮影禁止。

 場内入ると、長蛇の列はプログラムを買い求める人たちでした。1000円というのはお手頃だと思い、私も買い求めましたが、着席したり、コヅ友さんの寄せ書き企画に参加させて、色々な方と再会したり、ご挨拶したりして時間が過ぎると、買いやすい状態になっていましたので、慌てて並ばずとも大丈夫なんだと学習しました。

 例によって例のごとく、技術的な事はほぼわからん状態なのですが、見ていて思ったのは、全日本選手権に出るのがいかに大変かという事。

 プログラムを見ると選手のみなさんは、ほぼ7級保持者のようです。7級っていうのがどれだけ大変なことか(小塚選手だけが現役で唯一の8級保持者です)。 その中で優劣がついていく訳ですが、第一グループから始まり、第二、第三と数字が大きくなるごとに、薄紙を剥がすように少しずつ向上して行っているというのが(勿論、まったいらではありませんが)分かります。

 でも、みんなすごく一生懸命なのだけは分かります。会場の雰囲気はあたたかく、どの選手にも惜しみない拍手です。

 一つだけ気になったのは、撮影機材の動き。グループの数字が少ないうちは動かないのです。例外的に経験は少なくとも脚光を浴びている選手にだけカメラが回っているようでしたが、すべての選手の撮影をして欲しいです。

 中にはカメラが動いていない事で緊張しなくていいと思う選手もいないとは言えないかも知れませんが、一般的に思うと、選手の側がカメラの動き具合で、自分のレッテルを感じさせられてしまう面があるのではと懸念します。

 テレビ局がもろもろの思惑でカメラを回さないというのは致し方ない部分もあるのかも知れませんが、人気選手の活躍で多大な収入を得ているというスケート連盟は、日本一の大会の記録を後世に残すためにも、一人ひとりを撮影しておくべきだと思います。

 もしも、どこか別のところから撮っているのなら、それは結構なことだと思いますが、会場で観戦者にもあからさまに動きが分かるカメラ。極端な話、フリでもいいから、選手ひとりひとりの演技の時に、動かしてあげてよ!と私は思いました。

 で、私にとって、今日の演技で特に印象的だったのは・・・

 日大の小沼選手の「空も飛べるで賞」(勝手に授与(^^ゞ) コスチュームも演技もさわやかな機長さんぶりでした。

 宇野選手の「既に王者の風格で賞」 小さな頃からフィギュアファンの間では将来を嘱望されていた選手ですが、いやはや、大舞台に対しても少しも緊張が感じられず、すごい風格です。

 町田樹選手の「氷も溶けそうで賞」 マッチーの演技、とても印象的でした。熱い思いが感じられました。ひとつひとつ丁寧に。熱いだけじゃなく、繊細なモザイクタイルをひとつひとつ組み合わせていく精巧な宝飾品を思い出しました。

 小塚選手は、残念ながら、ミスもありまして、出だし6位です。みんな消沈気味でしたが「追う方が楽」と私は思う事にしました。ご本人のコメントもフリーでは小塚崇彦の滑りを見せますとの事。

 男子ショートプログラム終了後はアイスダンス、ペアの演技がありました。

 アイスダンスは7組。これはリード姉弟が喜んだそうでして、今までで最多だそうです。ペアは高橋・木原組とジュニアの一組で、事実上出場=優勝となります。場所の制約、日本人男性スケーターの体格など、色々な課題があるのでしょうけれど、これらのペア競技がもっと広がるといいなぁと思います。

 すべて終わってビッグハットを出た時には外はうっすら雪。

 屋内が思っていた程寒くなかったので油断して、そのまま出て来たのですが、今更、コートを脱いでライトダウンジャケットを下に着る事も、ブーツの中にカイロを貼る訳にもいかない寒さで、うち震えながらシャトルバスを待ちました。とは言え、コヅ友さんとご一緒させていただいて、おしゃべりしながらの待ちだったから、そんなに長時間には感じないで済みましたが、足、凍えました。しもやけ悪化必至→帰宅したら、しもやけが良化するだろうと期待。

 また駅から歩いて、宿に戻りました。 駅界隈って、飲み屋さんしかないのね。仕方なく寄り道無し。本日の夕食はカロリーメイトもどき♪

 明日の心配をしていても仕方ない、きっとコヅはやってくれる!と思えたので、入浴後はすんなり入眠でした。

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