本日は1年ぶりの人間ドック。

 思い起こせば、昨年もこの時期に予約を入れてしまっていたために、四大陸選手権大会のエキシビション見られないで帰国せざるを得なかったのよね〜。

 ドックの予約は随分前から入れないと、直ぐに満杯になってしまうので、11月あたりに入れますが、その時点で、まさか、自分が海外までフィギュアスケート観戦に行くとは夢にも思っていなかったので(いえいえ、ソチには行く気満々でしたが、その時はその時で何とかなるんだろうと思いこんでいたのでした)、どうして、2月頭にしなかったのだろかと、いささか残念に思ったものでした(でも、小塚君がショートはいまいちで凹み、フリーの挽回で、大歓喜な上、現役続行宣言してくれて、 更に大歓喜だったから、エキシビションなしでもいっか〜ではありましたが)。

 そんな事を思い出しながらの人間ドック行きですが、今回は午前中にしたら、注意書きには「朝から水も飲んじゃダメ」と書いてありました。え〜っ、それでは体に悪くないかい?と疑問を感じつつ、素直に従って、飲まず食わずです。

 昨年は経口の胃カメラでしたが、11月の時点で既に胃カメラの希望が多く、1月中の受診ではダメとの事で、最初の体験で、自称「三途の川を渡りかけた」ぎっこんばったんの腹部レントゲンしか選べないのでした。

 最初はスルーするつもりでしたが・・・
 空腹での移動中「こうなったら、バリウムでもなんでも食べたい」というとんでもない気持ちに変わっていました。(^^ゞ

 午後からより午前中からの部は随分と人が多いようですが、効率よく回すし、メリー喜多川さんのインタビュー記事(飯島を呼びなさい!の載った週刊文春)などもゆ〜っくり読めて、なかなか良かったです。しっかしメリーさんの身内最優先、あそこまで言い切ると、いっそのこと気持ちいいですわ。

 採血、計測・・・昨年は台北アリーナのオフィシャルホテルから松山空港までキャリーを引っ張って歩いて行った直後だからかどうか、えらく背が縮んでいましたが、今日は少しだけ戻っていました。でも、1番高かった時より1センチ内外も低くなってて、高校1年の時に戻ってますわ。体重の方もそのころとさほど差が無いから良しとしましょう。

 肺活量はなぜだか増えていました。腹式呼吸が効いている? 握力は悲しくなるほどないですが、昔からのお公家体質だから仕方ありません(笑)。

 超音波で腹部チェックはえらく丁寧なので、何か潜んでいるのかと心配しました。が、丁寧な検査技師さんだっただけのようです。

 婦人科・・・子宮頸がんは直ぐには結果は出ません。エコーをかけて診て貰った限り、大きな問題はなさそうです。

 眼科・・・またまた視力が下がってました。昔は近眼は右目から始まって左目がつられて視力が落ちていたのに、今は左の方が積極的に(?)落ちまくってますわ〜。普段使いの、ゆるい度だと、メガネをかけていてもろくに見えない位ですから、ご挨拶しそびれご容赦くださいませ。

 聴力・・・これも左の方が聞こえが悪い気がしましたが、特に指摘を受けなかったから、想定内なのでしょう。

 そして、問題の腹部レントゲン。

 初回に、気持ち悪くなって、気付いたら失神状態。あれが三途の川という奴かも知れないなぁと思えるような、テーブルのこっち側に私がいて、かがんで向こう側を見上げている状態で、そちら側には母とか、顔は見えないけれど、もう会えない人たちがわさわさしている感じにぼんやり見えた・・・という状態に陥って「大丈夫ですか」とゆすられ、車いすに乗せられて運ばれたという、恐ろしい経験をしているものですから(最高血圧が70割れとかそんなもので、下が50内外くらいだったような・・看護師さんの声が聞こえました)、今回も嫌になったら、すぐにやめると宣言しておりましたが、何とか終えられました。

 初回は筋肉注射で痛いというブスコパンを注射しなかったけれど、今回はしたのが良いのかも知れませんが、1番の原因は検査技師の力量の違いでしょう。

 前の時は若いイラチのお兄ちゃんで、私が思うように動かないとイライラカリカリしているのが伝わって来て、それと無理な姿勢が相まって気持ち悪くなったのだと思いますが、今回は女性技師で、上手に誘導してくれました。穏やかな言い方で、イライラしていないので、安心できたのが大きいと思います。

 それにしても・・・・やっぱり、気持ちのいいものでは無かったですわ。みんなが次善として胃カメラを選ぶのが分かります。

 一通り終わって、最後に内科のきれいな先生の総評ですが・・・特に問題なし。

 毎日のように胃が重たくて・・・・というのは、要するにストレスでいじけているだけのようで、レントゲンで見る限りは昨年の胃カメラでも発見されたちびっこポリープ満載(良性との事)である以外、悪いものはなさそうとの事でした。

 問題は、コレステロール値!

 これがずんずん成長しております。

 検査技師資格を持っている友人曰く「女性は更年期から先はどんどん上がるの。あまり低いより、ちょっと高い目の方が良いの」だそうですが、それにしても、昨年に比べて、数字がずいぶん増えている。


 しかし・・・・私の今の生活のどこをどうすればコレステロール値が下がるんだよ〜。

 先生曰く、毎日歩いてください。これは守れていない項目です。だって、めんどっちいんだもん。外に出ても、おしゃれな店とか、名所旧跡がいっぱいがある訳じゃないしさぁ・・・・きっと、京都とか、松本とか、長野とか、金沢とか(と自分の行ったことのあるところしか頭に浮かばない)徒歩圏に魅力的なスポットがいっぱいある場所に住んでいたら、コレステロール値上がらないで済むよね〜。

 今まではトクホとか見ても、ふ〜んとか、お値段がずいぶんと高いなぁとか思っていたのですが、ちょっと気になります。コレステロール値を下げるが・・・


 検査終了後、待ちに待ったお食事でしたが、いつも食欲の塊の連れ合いが、超超超レアな事に、全く箸が進みませんでした。 もしかすると、明日以降、お天気が荒れるかもと真面目に思う程、ものすご〜〜〜〜く珍しい事です。

 ところで、帰りに寄った図書館から借りた本、「ほどほど養生訓」というのに、な、なんと、発がんの原因の第六位にエックス線検査とあり、その章のおしまいに「病気になったときは仕方ありませんが、健康診断やがん健診は大いに考えものです」なんて書いてありました。




 が〜〜〜〜〜〜ん!

 今日は肺のレントゲンに腹部レントゲンと、もぉ、たっぷり! レントゲン検査三昧ではないか。

 来年も受けるとしたらば、やっぱり胃カメラにするぞ〜と誓いますが、それには、早く予約を入れてもらわないとね。

 ・・・・それにしても・・・検査って本当に疲れるね。

 結局、使い物にならないで1日が終わりました。

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