近所の友人がスマホに換えたらやりたい事はLINEだそうです。お嬢さんたちとの連絡に便利そうとの事。

 しかし、私はLINEはやりません。Facebookもやりません。

 前者は、使って連絡する/出来る相手が皆無だからというのが第一の理由。息子どもがホイホイ応じてくれるはずもなく、親しい友人はガラケーユーザーが多数派だし、スマホユーザーの友人にしても、絶えずつながる必要性はありません。

 後者は、多岐にわたって登録した個人情報を悪用されてしまうリスクがあるというのをテレビで見て、怖いからというのが第一の理由(その後、公開範囲を自在に変えられるようになったとの報もありましたが、ドジ間抜けな自分は設定に於ける抜け穴がありそうなので、依然としてコワいです(^^;)。

 特に前者は、最近の悲惨な中学生殺人事件や、それ以前のいじめ問題でも取り上げられたように、使い方を誤るととんでもない事になりそう・・・という恐ろしさはあります。
 そもそも携帯電話自体が、どこにいても呼び出される、アラジンの魔法のランプ的な機能があって、それが人によっては便利な一方、その機能が嫌だから、敢えて携帯電話は持たないという人もいる位ですよね。いまどき、携帯ももたないの?と言う人もいるらしいですけど、私は敢えて持たないというのを選ぶ人に尊敬の念を感じますよ。

 LINEの便利さとして認識されている相手が読んだか読んでいないかわかる機能も、それ故にトラブルの元と聞きます。ママ友のいじめなんて、LINEハズシという言葉があるそうですね(下の世代の子育て支援の厚さを羨ましがって来ましたが、ITが発達する前に子どもが大きくなって良かったぁ!とこればっかりは思います)。

 で、本音の本音を言うと、小心者の私は、FacebookやLINEをやっているという事で、誰かからつながりを求められた時に、嫌な相手でもきっぱり断れないかも?というのがあって、やらないというのもあるんです。仕事上などの必要性がないというのもやらないでいられる理由として大きいと思いますが、逆に言えば、必用性が無いのに、はやりだからと手を出すには、便利さ以上の怖さを感じているのです。

 みなさんは、やだな〜と思う相手から、つながりを求められてもきっぱり断れますか?

 やってないから、と言えば、そこを押して「やれ!」と言う人はいませんし、万が一、相手がそこまで差し出がましい事を言ったとしたら、さすがに、きっぱり「主義ですから」と言えますよね。


 実は数年前に、家人が私に断りなく、ある人に私の携帯電話の情報を番号のみならず、メールアドレスまで伝えてしまったという事があります。幸か不幸か、家人は先方の情報をこちらには教えてくれないという不公平な状況での伝え方だったのですが、それがかえって幸いしました。

 私、その人が大の苦手でつながりたくなかったんです。でも、もしも、そのころに本人から面と向かって、電話番号やメールアドレスを教えてほしいと言われたとしたら、きっぱり断れたかどうか、甚だ怪しいです。

 幸か不幸か、こちらが先方の情報を知らせて貰っていない訳ですから「迷惑電話やメール対策として、登録以外の番号はつながらない設定にしています」という事にして、すっとぼける事が出来ました。そして、ふとしたきっかけで分かった先方の情報は、拒否リストに載せてしまいました(ここまでするのは、よくよくの事があってだと思ってくださいね。そしてこのような事をした以上、次に相手から何か言ってきても、最低限、メールのつながりは持たないように出来ると思います(^^;))。

 便利なツールは、つながりやすいツールですけれど、私は相手が読んだか読んでないかよく分からんメール(自分についても同様)と、個人情報が開示されにくいTwitterなどのSNSだけで充分です。
 

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