今日は少々ご無沙汰だった友人と久しぶりに会って、食べて、しゃべってを致しました。

 遅めの昼食に、あらかじめここはどう?と思っていた店に行ったら、な、なんと、ご飯が炊けていないという事で諦めて、お好み焼きを食べました。これまた久しぶり♪

 飲めたら飲みたい、こってり系のお味でしたが、もはや殆ど下戸と化した私なので、友人には気の毒でした。

 100均だの手作りショップなど覗いた後、お茶。

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 紅茶ゼリーをいただきました。

 
 彼女は中学の同級生。

 全校生徒1800人越えという、当時市内最大規模の中学校で、1学年14クラスという構成では、同じクラスになるどころか、存在すら知らない人もいた中、なぜか1年生、2年生と二回も同じクラスになったから、近しくなったのかも知れません。

 中学卒業後は学校も離れて、家も近所とは言い難く、その後私は八ヶ岳生活でますます遠く離れましたが、高校卒業後、また引き寄せられるように会うようになって・・・途中、子育て繁忙期など、ご無沙汰しつつも、また互いの息子が関西の同じ大学に入学したという奇縁もあって、思えば不思議なご縁です。

 先般、「縁の切り方」という本を読みまして、それには、学生時代の友人の無意味さが書かれていましたが、それはクラス会等で群れる関係の友人の事のようでした。



 実は、私の属したクラスは、自分を含めて面倒見が悪いのでしょうね。小学校から始まり、すべての学校でクラス会の類が一切ありません。なもので、中学時代の友人として今もちゃんと付き合いがあるのは彼女一人だけ。貴重な存在ではあります。

 同級生の頃から、結構遠慮会釈なく、互いに言いたいこと言っていて、オバサンになった今も言いたいこと言っています。

 お互いに、言いたいこと言ったり、悩みを話しても、共通の知人に伝わってトラブルになるという懸念がないのも大きいかも知れません。

 他の人には言えない溜まった思いを話せる相手として貴重な存在かも?


 ところで、彼女とはなが〜いお付き合いですが、「中学1年で一緒のクラスになった時、はっきり自分の意見を、それもかなり変わった意見を言う人だと思って、そんな人は初めてなので驚いた」と今回、初めて言われました。

 私の年代だと、表向きは男女平等とか言いながら、実態は旧態依然の価値観が幅を利かせていました。特に子ども時代は、女の子は素直で、容姿や成績、運動能力等で優る者が無い子はおとなしくなくてはというのがスタンダード。そんな中、いずれも欠けているにもかかわらず、言いたいこと言ってたらしいのです。

 ついでに、当時は互いに、スクールカーストでは最下層の方だったねなんて事も言いあってました。何しろ、運動部がものすごく盛んな学校だったのに、運動神経は0以下。しかも、彼女はともかく私は優れた容貌も突出した成績もなかったのですから・・・今みたいにLINEとか無い時代で良かったね〜という話になりましたが、いやはや、何十年も経って、自分の姿を初めて知るって事もあるんですね。


 かなり変人だったらしい中学生の頃から思ったら、だいぶん丸くなっているのかも知れません(これでも、ね(笑))。

 尚、縁の切り方は、タイトルと序章はかなり辛口ですが、読み進むうちに、著者の痛切な体験を経て書かれているという事が分かる本でした。ほろにがなところもありましたが、面白く読めました。


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