昨日は大変にあたたかい日でございました。
昨日の夜、やっとこさ仕上げた皿ブレッド。もう1枚作るか、映画を見に行くか・・・朝からうだうだしてしまったのは、皿ブレッド作りで肩が凝った一方、外はあったかいけれど、見るからに花粉が飛んでいる濁った空気なのが分かったからです。
じゃあ、とブルーレイ容量減らしをしようかと、昨日の樫山文枝さんご出演の「徹子の部屋」の録画など見ているうちに、友人から「レディースデーだけど、映画のご予定は?」というメールを頂戴しました。
やらなきゃいけないことには腰が重いくせに、やりたい事にはやたらと腰が軽い奴です。ホイホイとお返事して、友人とやりとりしつつ、「ヴァチカン美術館 天国への入り口」を見る事にしました。
昨日の夜、やっとこさ仕上げた皿ブレッド。もう1枚作るか、映画を見に行くか・・・朝からうだうだしてしまったのは、皿ブレッド作りで肩が凝った一方、外はあったかいけれど、見るからに花粉が飛んでいる濁った空気なのが分かったからです。
じゃあ、とブルーレイ容量減らしをしようかと、昨日の樫山文枝さんご出演の「徹子の部屋」の録画など見ているうちに、友人から「レディースデーだけど、映画のご予定は?」というメールを頂戴しました。
やらなきゃいけないことには腰が重いくせに、やりたい事にはやたらと腰が軽い奴です。ホイホイとお返事して、友人とやりとりしつつ、「ヴァチカン美術館 天国への入り口」を見る事にしました。
最近、ジャック&ベティは、チケットの下の方に番号が印刷されていて(初期の、手作りっぽさアリアリのチケットが懐かしいですぞ)、整理券兼用になっているのです。なので、先ずそれをゲットしてから、ガストで友人と待ち合わせ。
お互いにお腹が丈夫じゃない方なので、きのこ雑炊とドリンクバーという、リピート料理を取り乍ら、時間までおしゃべりを楽しみました。
そして、映画。
3Dで上映されていたらしいですが、ジャック&ベティでは2Dでございます。
セミドキュメンタリーという感じで、ヴァチカン美術館のミケランジェロ、ラファエロを中心にダヴィンチやジョットー、ゴッホなどのキリスト教をテーマとした大小さまざまな作品、ミケランジェロをインスパイアしたというラオコーンなどの古代彫刻を映し出しながら、あいまあいまにキャラクターとして、無言の人物を配し、また博物館長を解説者として登場させている作品でございました。
ヴァチカンというと・・・
OL2年生の頃でしょうか。祖母孝行と称して、半額出資して一緒に初のヨーロッパ旅行に行った時の事を思い出します。
要するに誰も一緒にいけないから祖母をだしにしたんです。そして、シルバーツアーと銘打っていたのに、当時も今も「あれのどこがシルバーだったのか
」と言うほどの強行軍で、私は途中でばててしまった中、祖母はえらく元気でした。
最初の訪問都市ローマ(そもそも、早朝にロンドンに着いたら、速攻ローマへ移動というところからしてすさまじいスケジュールだったんですが
)で2泊の中日、多くの人たちはオプショナルツアーでナポリに行く中、祖母と私、そして、お姑さんとお嫁さんという2チームでヴァチカンにご一緒したかと思います。
映画でも映されていたゴブラン織りの掛かる廊下を歩きながら、先ず向かったのはエジプト室と言いますか、ミイラなどもある古代遺跡からの調達品の部屋でした。
祖母と私とは「ドロボー御殿だ」と大変不謹慎かつかわいくない事を言いながら(西欧の国々がかつて収奪をしまくったのは事実ですので、献呈品まで考えると、ヴァチカンとて例外ではあるまいという事でして)、美術館の中を歩いて、最後にたどり着いたのが、けぶったようなくすんだ色合いのシスティーナ大聖堂の大天井画や壁画でした。
その後、日本のテレビ局の全面バックアップで大修復が行われ、色鮮やかによみがえった、その画が映っています。
私が見た頃は、ラファエロの「アテナイの学堂」では、ソクラテスがレオナルドダヴィンチ、プラトンがミケランジェロと言われていましたが、この映画ではミケランジェロは暗い顔をした別の人物とされていました。
・・・などなど、つい遠い過去を思い出してしまったのですが、1番不謹慎なのは、映画の間合いに現れる人物の顔を見た瞬間・・・
おおっ、阿部ちゃんが出たとしても全く違和感ないよ、と映画「テルマエ・ロマエ」の「濃い顔軍団」の誰が替わってもいいなと思ってしまったことかも知れません(笑)。
静かな映画でしたので、食後という事もあって、途中、やや眠気に襲われる場面もありましたが、実際に庶民が訪問時には叶わない誰も人がいない静かな美術館を舞台に、鮮やかな色の美術品を見られ、作品の背景も分かって、荘重なBGMも相まって興味深く見られました。
終演後は伊勢佐木町を歩いて、途中で解散。
私はあまりに品数が多すぎて、迷って何も買えなかったダイソーを見て、有隣堂を見て、夕方帰宅しました。
声をかけて貰えなかったら、1日ゴロゴロしていたかもです。
それにしても、夕方までコート要らずの1日でした。花粉がまとわりつかないようにとツルツル生地のウルトラライトダウンを着て行ったのですが、途中からは脱いで丸めてマイバッグに突っ込んでいましたよ。
本格的春の訪れはもうすぐですね。
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お互いにお腹が丈夫じゃない方なので、きのこ雑炊とドリンクバーという、リピート料理を取り乍ら、時間までおしゃべりを楽しみました。
そして、映画。
3Dで上映されていたらしいですが、ジャック&ベティでは2Dでございます。
セミドキュメンタリーという感じで、ヴァチカン美術館のミケランジェロ、ラファエロを中心にダヴィンチやジョットー、ゴッホなどのキリスト教をテーマとした大小さまざまな作品、ミケランジェロをインスパイアしたというラオコーンなどの古代彫刻を映し出しながら、あいまあいまにキャラクターとして、無言の人物を配し、また博物館長を解説者として登場させている作品でございました。
ヴァチカンというと・・・
OL2年生の頃でしょうか。祖母孝行と称して、半額出資して一緒に初のヨーロッパ旅行に行った時の事を思い出します。
要するに誰も一緒にいけないから祖母をだしにしたんです。そして、シルバーツアーと銘打っていたのに、当時も今も「あれのどこがシルバーだったのか

最初の訪問都市ローマ(そもそも、早朝にロンドンに着いたら、速攻ローマへ移動というところからしてすさまじいスケジュールだったんですが

映画でも映されていたゴブラン織りの掛かる廊下を歩きながら、先ず向かったのはエジプト室と言いますか、ミイラなどもある古代遺跡からの調達品の部屋でした。
祖母と私とは「ドロボー御殿だ」と大変不謹慎かつかわいくない事を言いながら(西欧の国々がかつて収奪をしまくったのは事実ですので、献呈品まで考えると、ヴァチカンとて例外ではあるまいという事でして)、美術館の中を歩いて、最後にたどり着いたのが、けぶったようなくすんだ色合いのシスティーナ大聖堂の大天井画や壁画でした。
その後、日本のテレビ局の全面バックアップで大修復が行われ、色鮮やかによみがえった、その画が映っています。
私が見た頃は、ラファエロの「アテナイの学堂」では、ソクラテスがレオナルドダヴィンチ、プラトンがミケランジェロと言われていましたが、この映画ではミケランジェロは暗い顔をした別の人物とされていました。
・・・などなど、つい遠い過去を思い出してしまったのですが、1番不謹慎なのは、映画の間合いに現れる人物の顔を見た瞬間・・・
おおっ、阿部ちゃんが出たとしても全く違和感ないよ、と映画「テルマエ・ロマエ」の「濃い顔軍団」の誰が替わってもいいなと思ってしまったことかも知れません(笑)。
静かな映画でしたので、食後という事もあって、途中、やや眠気に襲われる場面もありましたが、実際に庶民が訪問時には叶わない誰も人がいない静かな美術館を舞台に、鮮やかな色の美術品を見られ、作品の背景も分かって、荘重なBGMも相まって興味深く見られました。
終演後は伊勢佐木町を歩いて、途中で解散。
私はあまりに品数が多すぎて、迷って何も買えなかったダイソーを見て、有隣堂を見て、夕方帰宅しました。
声をかけて貰えなかったら、1日ゴロゴロしていたかもです。
それにしても、夕方までコート要らずの1日でした。花粉がまとわりつかないようにとツルツル生地のウルトラライトダウンを着て行ったのですが、途中からは脱いで丸めてマイバッグに突っ込んでいましたよ。
本格的春の訪れはもうすぐですね。