雨女ですが、同行の友人のおかげでか、傘なしで歩けたワンデー吉野です。

 実は先週の水曜日がオリジナル申し込み日でしたが、最小催行人数を満たさず催行中止と旅行会社からお達しがありました。 本日は振替の日でしたが、一週間前がちょうど桜の見頃だったらしいのが、いささか残念ではありました。そして、日程変更により、三人連れの筈が二人連れになってしまったのは、とても残念でした。

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 吉野観光の目玉のひとつらしい青不動尊の拝観、スルーしました。

 何しろ上の方に行かないと桜が見えない!

 下千本、中千本は葉桜なので、散り始めという上千本までは行きたい! でも、上りを歩くよりはケーブルバスという名称ですが、どこにもケーブルのない大きめマイクロバスで上の方まで運んでもらうことにしました。

  これが並ぶ並ぶ。

  今春は並ぶが習いになってしまったような感じですが、45分ほど待って乗れました。ひとりじゃとてももたない時でも、友人とおしゃべりしていると待ち時間がさほど苦にならないのはありがたいです。

  バス到達地点は眺めはいまいち。西行さんが庵を結んでいたあたりまで行くと時間不足になりそうで、バス通りとは違う道をちょこちょこ歩きで下りました。

  スルーしようかと言っていた神社がとても風情がありました。

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  途中、展望台もありまして、吉野の山深いのには驚きました。なるほど、修験の山、と納得です。時間不足で御陵などは回れませんでしたが、その昔、都から、いわば落ち延びる形で吉野まで来られた後醍醐天皇の心中を想像しました。

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  昔からの茶店の私有地にあるらしい展望台からは、カレンダー、絵はがきの吉野らしい景色が見えました。花の盛りにはさらに濃い薄紅色だったかと思いますが、十分美しかったです。

  ツアーにはつきものの時間制限で、またまたリベンジ再訪の必要を感じる見残しがたくさんありましたが、それもまた旅の醍醐味の一つかも知れません。

  何しろ四時前に起きて、五時台前半の電車で移動、お弁当は11時前に休憩時間のバス車内で食べる早弁で、おなかが空いたので、集合場所の駐車場内の茶店で一服。半人前柿の葉寿司と吉野葛の葛餅で、ホッと一息。

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  名古屋駅に向かうバスでは爆睡しました。

  そうそう、吉野は侮れない寒さでした。これじゃ暑いかもと思いつつのユニクロの極暖に手ぬいパーカー、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットに日本製冬向けパンツの上にユニクロの巻スカート履いて、自宅から歩いて暑い!だったのに、風が吹いたらさむーい!ユニクロのウルトラライトダウンコートにしとけば良かったよ状態でした。

  吉野のお山では、葛餅や柿の葉寿司はじめ、おいしいものは色々ありますが、重ね着服は買えない!厚着正解でした。そして、帰り、暑い!と思っているうちに冷えてきましたよ。

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  夕飯は名古屋駅地下街の居酒屋さんで、ゴッツリ! なかなかコスパの良い店でした(1月、ガイシアリーナの帰りに食べたきしめん屋さんの真向かいです)。

  歩数計は新記録を達成しました。最寄り駅下車、バス待ち時点で22750歩、概算16.3キロ(但しちょこちょこ歩きしたので、誤差有りでしょう)。

  何はともあれ大変、濃くて楽しい1日でした。あとは、八ヶ岳でラストお花見出来るかな〜?