序章として、コヅ友さんたちとミニミニ小塚会。最近、不調気味だったのですが、その計画段階から、気分が上がり、お会いしておしゃべりして、またさらに上がりました。
会場は新横浜スケートセンター。四月のプリンスアイスワールドと同じく、西側二階席の一番後ろで、今回は前回より真ん中寄りです。
大きな違いは、後ろに立ち見の方々がたくさんいらした事。なので、途中からウルトラライトダウンのカーデ暑くて不要になりました。
前回の経験を踏まえ、百均で折り畳みのレジャークッションというのを買っておいて正解! これがあると無愛想なツルツル椅子がかなりぬくとくなります。
お隣の席がしばらく開いていたので、どんな方が来られるのかと思っていたら、全くの偶然にも、ミニミニ小塚会でご一緒の、もう何回もお会いしている方で、ここでまた一段、気持ちがアップ!
会場は新横浜スケートセンター。四月のプリンスアイスワールドと同じく、西側二階席の一番後ろで、今回は前回より真ん中寄りです。
大きな違いは、後ろに立ち見の方々がたくさんいらした事。なので、途中からウルトラライトダウンのカーデ暑くて不要になりました。
前回の経験を踏まえ、百均で折り畳みのレジャークッションというのを買っておいて正解! これがあると無愛想なツルツル椅子がかなりぬくとくなります。
お隣の席がしばらく開いていたので、どんな方が来られるのかと思っていたら、全くの偶然にも、ミニミニ小塚会でご一緒の、もう何回もお会いしている方で、ここでまた一段、気持ちがアップ!
私はDOIこと、ドリーム・オン・アイスは初めてでして、当初、発売日にチケット販売サイトでぽちっとしようとしたら、なかなかつながらず、やっとつながったら完売で買えませんでした
。
羽生選手が参加の知らせの後はいっそのこと入手難になったらしいチケットですが、その知らせ前にコヅ友さんに「戻りがあるみたい」と教えていただき、ラッキーにも入手出来まして、感謝です。
第一部は、新進気鋭のスケーターを中心に、シンクロナイズドスケートも交えて、華やかに始まりました。
長年フィギュアスケートをテレビ観戦する一方で、多忙やら何やらで、途中、抜けまくりしているライトファンですが、見始めた頃を思うと、本当にレベルが高いと思います(そもそも、日本人選手を中心のアイスショーなんて有り得なかった、あの頃(^_^;)。
今回、楽しみの一つにしていたのが、地元横浜の星、青木祐奈ちゃんです。
滑らかなスケート、安定感がありながら繊細さも感じさせるジャンプ。いやはや、すごい才能です。本田真凜ちゃんも優美でした。
十代前半の彼女たち、リンクを離れると、まだまだ初々しいのに、滑ってる時って、年齢以上のものを感じさせますね。
坂本香織ちゃんはパンチが利いてるし、永井優香ちゃんは名は体を表す。
勿論、シニア大会である全日本で好成績を得た選手たちの登場も大いに盛り上がりました。
男子選手で出色のエンターテイナーぶりを発揮したのが、岩手大の佐藤洸彬選手。
上半身ヌードに見える大胆コスチュームで、ジョルジュ・ドンばりのボレロ。会場は期待感でクスッとしてましたね。コアなファンの皆様は何が起こるか分かっておられたのかと思います。
ストレートなバレエテイストが一転、コミカルな持ち味のボレロに。スタオベものでした。
まぁ、見所たっぷりで、私のようなトーシロがあれこれいうより、検索していただいたら、どっさり詳しいレポートをご覧になれるかと思います。
男子でもう一人、印象的だったのは無良選手。アイスダンスのオリンピック覇者のチャーリー・ホワイト選手の振り付けだそうですが、無良選手の力強いジャンプに、今まで見たことのない細かいステップが見事にマッチ。新しい魅力を引き出しているのを感じました。大いに期待します。
話が前後しますが、第二部は国際大会メダリストがズラリ。
ペアの川口・スミルノフ組、デュハメル・ラドフォード組、やはりペア競技は欧米に一日の長ありと実感させられました。
でも、逆に言うと、環境を整えたら、日本人選手にはこの先伸びしろいっぱいって事ですよね。
新プロ御披露目となる選手も多かったですが、エキシビション向けプログラムの選手もいました。
前者で印象的だったのは無良選手もですが、鈴木明子さんの薫陶を受けた本郷選手。シルク・ド・ソレイユのキダム、明子さんの名作オーのステキさを彷彿とさせられた素敵コスチューム。振り付けも明子さんと、お隣のディープファンのコヅ友さんからお聞きしました。完成度がさらに高まるのが楽しみです。
後者で印象的だったのは宮原知子選手。直前に世界選手権覇者のトゥクタミシェワ選手が、もぉ、とても17才とは思えない度肝を抜く色っぽい演技で会場を沸かせた後、彼女に次ぐ銀メダリストの知子ちゃん、どうなるか、と内心、ちょっと心配しちゃいましたが、全くの杞憂でした。
真紅のバラのようなパラソルを使っての演技。傘を手にしたままのジャンプも見事でしたが、とにかくチャーミング、とにかくかわいい。後半のボーカル部分のさえずるようなかわいい歌声が彼女の可憐さにベストマッチ。
リーザの色っぽさもすごいけど、知子ちゃんの可憐さも半端ない!
これは濃厚でデコレーションも美しい洋菓子と、繊細で見目麗しき和菓子を並べてるみたいなもの。どちらも素晴らしく、全く別の個性ですわ。
さて、修士論文にいそしんでいるという話の小塚選手は、新プロ御披露目ではなく、昨夏、ザ・アイスで御披露目したエキシビションのファルーカです。それまでの爽やかand/or端正路線から、大人の色気がぁ、とファンを狂喜させたフラメンコ系。
ジャンプは両足着氷に見えましたが(そもそもリンク小さめな上に氷上席まで有りますから、他の選手たちも、かなりジャンプしにくい様子なのが見て取れました)、スケーティングは相変わらずのキレキレツルツル。他の人にはない角度のイーグルは見事、見事!
これでしばし見納めかも知れないプログラム、堪能しました。
さて、トリは帝王様。華やかさはずば抜けてます。もはやスケーターというより、歌舞伎の千両役者という感じすらします。けれんみたっぷりが、王者の風格を感じさせるのです。
アリーナ席に近付くと、居並ぶ女性観客の間に歓喜の震えが走るのが分かりましたよ。すごいカリスマ性。
そして、オオトリにして、最大の注目を浴びてた羽生選手。
オープニングでも、こけてペシャンみたいで一瞬、アイタタタ、大丈夫かい?だったのですが、その後のごめんなさいポーズで会場がメチャ萌えしてました。
新プロ、フリーのショーバージョン、和風です。後でチェックしたら、曲は陰陽師だそうです。
リンクの狭さもあり、ジャンプ二本コケでしたが、ベプラム付きのコスチュームといい新機軸です。
今回、誰も寝てはならぬが二人、昨シーズンのオペラ座の怪人ほどではないかと思いますが、寝てはならぬ祭? もちろん、寝るなんてとんでもない(笑)!
楽しい時間はあっという間。フィナーレの周回となりました。
南側、ショートサイドが全員集合時は正面(演技時は東のロングサイドが正面)。一列目にイケメンずらりで、さぞや眼福、うらやま〜!
でも、最終周回の時、コヅ友さんとふたりで、タオルバナーフリフリしたら、こちらにしっかり視線を向けて、お手振りしてくれました
(と、思いたい(^^ゞ → 私よりはるかに動体視力があり、観察力に優れる隣席のコヅ友さんが太鼓判押してくださったので、事実と解釈いたしますわ)。極上のご褒美じゃ!
高揚感は帰宅するまで続いたのでした。
ドアを開けた途端、現実に引き戻されたぁ(O.;)
【蛇足】
ところで・・・新横浜スケートセンター、トイレの長蛇の列に対し個室が4つだけの西側席(前回解放の3階トイレ、解放したのか確認してると順番が後回しになるので、諦めました
)。トイレに行かないで済ませるべく、折りたたみクッションやら何やら工夫したのですが・・・緊張と興奮がダメなのよぉ〜。ほとんどが私より年下の方たちばかりで、タンク容量大きい筈なのに、あれだけ長蛇の列になるのは、やっぱり、並々ならぬ興奮をもたらす演技なんだと確信しました。
フィギュアスケート会場には、トイレたくさん必要だよ〜・・・・ときわめて尾籠な話で結び、大変に失礼いたしました。 (^^ゞ
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羽生選手が参加の知らせの後はいっそのこと入手難になったらしいチケットですが、その知らせ前にコヅ友さんに「戻りがあるみたい」と教えていただき、ラッキーにも入手出来まして、感謝です。

第一部は、新進気鋭のスケーターを中心に、シンクロナイズドスケートも交えて、華やかに始まりました。
長年フィギュアスケートをテレビ観戦する一方で、多忙やら何やらで、途中、抜けまくりしているライトファンですが、見始めた頃を思うと、本当にレベルが高いと思います(そもそも、日本人選手を中心のアイスショーなんて有り得なかった、あの頃(^_^;)。
今回、楽しみの一つにしていたのが、地元横浜の星、青木祐奈ちゃんです。
滑らかなスケート、安定感がありながら繊細さも感じさせるジャンプ。いやはや、すごい才能です。本田真凜ちゃんも優美でした。
十代前半の彼女たち、リンクを離れると、まだまだ初々しいのに、滑ってる時って、年齢以上のものを感じさせますね。
坂本香織ちゃんはパンチが利いてるし、永井優香ちゃんは名は体を表す。
勿論、シニア大会である全日本で好成績を得た選手たちの登場も大いに盛り上がりました。
男子選手で出色のエンターテイナーぶりを発揮したのが、岩手大の佐藤洸彬選手。
上半身ヌードに見える大胆コスチュームで、ジョルジュ・ドンばりのボレロ。会場は期待感でクスッとしてましたね。コアなファンの皆様は何が起こるか分かっておられたのかと思います。
ストレートなバレエテイストが一転、コミカルな持ち味のボレロに。スタオベものでした。
まぁ、見所たっぷりで、私のようなトーシロがあれこれいうより、検索していただいたら、どっさり詳しいレポートをご覧になれるかと思います。
男子でもう一人、印象的だったのは無良選手。アイスダンスのオリンピック覇者のチャーリー・ホワイト選手の振り付けだそうですが、無良選手の力強いジャンプに、今まで見たことのない細かいステップが見事にマッチ。新しい魅力を引き出しているのを感じました。大いに期待します。
話が前後しますが、第二部は国際大会メダリストがズラリ。
ペアの川口・スミルノフ組、デュハメル・ラドフォード組、やはりペア競技は欧米に一日の長ありと実感させられました。
でも、逆に言うと、環境を整えたら、日本人選手にはこの先伸びしろいっぱいって事ですよね。
新プロ御披露目となる選手も多かったですが、エキシビション向けプログラムの選手もいました。
前者で印象的だったのは無良選手もですが、鈴木明子さんの薫陶を受けた本郷選手。シルク・ド・ソレイユのキダム、明子さんの名作オーのステキさを彷彿とさせられた素敵コスチューム。振り付けも明子さんと、お隣のディープファンのコヅ友さんからお聞きしました。完成度がさらに高まるのが楽しみです。
後者で印象的だったのは宮原知子選手。直前に世界選手権覇者のトゥクタミシェワ選手が、もぉ、とても17才とは思えない度肝を抜く色っぽい演技で会場を沸かせた後、彼女に次ぐ銀メダリストの知子ちゃん、どうなるか、と内心、ちょっと心配しちゃいましたが、全くの杞憂でした。
真紅のバラのようなパラソルを使っての演技。傘を手にしたままのジャンプも見事でしたが、とにかくチャーミング、とにかくかわいい。後半のボーカル部分のさえずるようなかわいい歌声が彼女の可憐さにベストマッチ。
リーザの色っぽさもすごいけど、知子ちゃんの可憐さも半端ない!
これは濃厚でデコレーションも美しい洋菓子と、繊細で見目麗しき和菓子を並べてるみたいなもの。どちらも素晴らしく、全く別の個性ですわ。
さて、修士論文にいそしんでいるという話の小塚選手は、新プロ御披露目ではなく、昨夏、ザ・アイスで御披露目したエキシビションのファルーカです。それまでの爽やかand/or端正路線から、大人の色気がぁ、とファンを狂喜させたフラメンコ系。
ジャンプは両足着氷に見えましたが(そもそもリンク小さめな上に氷上席まで有りますから、他の選手たちも、かなりジャンプしにくい様子なのが見て取れました)、スケーティングは相変わらずのキレキレツルツル。他の人にはない角度のイーグルは見事、見事!
これでしばし見納めかも知れないプログラム、堪能しました。
さて、トリは帝王様。華やかさはずば抜けてます。もはやスケーターというより、歌舞伎の千両役者という感じすらします。けれんみたっぷりが、王者の風格を感じさせるのです。
アリーナ席に近付くと、居並ぶ女性観客の間に歓喜の震えが走るのが分かりましたよ。すごいカリスマ性。
そして、オオトリにして、最大の注目を浴びてた羽生選手。
オープニングでも、こけてペシャンみたいで一瞬、アイタタタ、大丈夫かい?だったのですが、その後のごめんなさいポーズで会場がメチャ萌えしてました。
新プロ、フリーのショーバージョン、和風です。後でチェックしたら、曲は陰陽師だそうです。
リンクの狭さもあり、ジャンプ二本コケでしたが、ベプラム付きのコスチュームといい新機軸です。
今回、誰も寝てはならぬが二人、昨シーズンのオペラ座の怪人ほどではないかと思いますが、寝てはならぬ祭? もちろん、寝るなんてとんでもない(笑)!
楽しい時間はあっという間。フィナーレの周回となりました。
南側、ショートサイドが全員集合時は正面(演技時は東のロングサイドが正面)。一列目にイケメンずらりで、さぞや眼福、うらやま〜!
でも、最終周回の時、コヅ友さんとふたりで、タオルバナーフリフリしたら、こちらにしっかり視線を向けて、お手振りしてくれました

高揚感は帰宅するまで続いたのでした。
ドアを開けた途端、現実に引き戻されたぁ(O.;)
【蛇足】
ところで・・・新横浜スケートセンター、トイレの長蛇の列に対し個室が4つだけの西側席(前回解放の3階トイレ、解放したのか確認してると順番が後回しになるので、諦めました

フィギュアスケート会場には、トイレたくさん必要だよ〜・・・・ときわめて尾籠な話で結び、大変に失礼いたしました。 (^^ゞ