便利なものというのは、最初は新鮮だけど、気付くと、当然でもたれかかってしまうもの。

 その顕著な例が家電や自動車など色々ございますが、録画機器というのも厄介なものですね。

 ない時代はオンエア見逃さないようにするしかなかったのが(オンエア見逃して悔しがらないで済む日もあった位、昔の方がのんびりしていたし、職住接近だったという事でしょうけれど)、今は、ちょっと興味のある番組は何でもかんでも録画しまくってしまいます。

 で、頭の中ではこう言い訳を言う。

 「見たら消すからさぁ」

 
 が、実際は録画した事で安心して「まぁ、直ぐに見なくてもね」と言っているうちに、どんどん積もります。

 どんどん積もるものは、断捨離を要するものと同じで、結局のところ、後回しにしてもど〜でもいい、まぁ、いわば「ちょっと便利そうだね」「ちょっとかわいいじゃん」と吟味せず、家の中に入れてしまったモノと同じようなグレードでしかない映像なのですよ・・・ね。

 この積もり方、一度録画機器を買ったら、買い物と違って、財布のひもをほどかないでも取りこめるのが始末の悪いところ。気付くと、いつの間にか「録画できる容量が不足しているか無くなりました」と言った警告の文字が、やっとこさ画面が立ちあがった時に、立ちふさがる状態になります。

 HDDの容量が空いていたのは、最初の1年位でした。この2年程は、1か月の半分はそれが出ます。やっと空けてもせいぜい6%位までで、直ぐに4%を切って、警告が登場です。

 ごく最近にTwitterで「満杯になったハードディスクを少しだけ空けると、同じ場所にばかりデータを書き込むので、HDDが傷んで、早くダメになりますよ」とご親切に教えてくださるつぶやきを見ました。

 がぁぁぁぁぁん!


 そうですよね、よく考えたら、当然の事だったのかも知れません。

 と思って、今日はエアコンを切って、扇風機で頑張りながら、整理していました。もしかしたら、エアコンを切って、暑い中の作業は良くなかったのかも・・・

 と、ある番組がどうしてもダビング出来ません。ディスクが悪いのか、その番組のデータが悪いのか・・・謎です。

 普通ならHDDからディスクへの移動は%が割とす〜っと動いて0から100になるのに、一桁のままいっかな動かないのです。

 以前、業をにやして、途中でリモコンをいじってしまったかで、ディスクのデータが全部チャラになったので、手を出さず、見守りましたが、数字が動かないのが続くと、諦めてくれるのか、何とか作業が終了し、ダビングは出来ないものの、ディスクは無事でホッとしました。

 今日の午後を潰して、それでやっと空き容量が8%です。まだまだ減らさないと、同じところへの書き込み→HDDが傷むの循環から抜け出せないではありませんか。


 見ようと思いながら、見ていない物は、見てから削除するか、番組概要をチェックして(誰が出場しているかとか)削除する事を・・・・ちっさい声で誓おうかと思います。


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