先週末の豪雨による河川の決壊は痛ましい災害でした。行方不明になられた方々が早く発見されますように。

 確定情報ではありませんが、ソーラーパネル設置のために「見ると、パネルと川の間の丘陵地が幅約150mにわたって掘削され、木々もなくなっている状況」がより被害を大きくしたのではないかとも言われています(NHKのNEWS WEB 専門家「丘陵地掘削で水害広範囲の可能性」9月14日 1時36分より)。

 日照率日本一と言われている北杜市に設置されているソーラーパネルの中には、かつての山津波を踏まえて植林された木々を伐採して設置されているものや、運動会のテントのような華奢な土台、不揃いでいかにもやっつけ仕事な土台を持つものもあって、今後、災害の原因になるのではという懸念も抱かれています。

 早急に法整備をしないと、景観悪化のみならず、治水の面でも不安ですし、儲け主義の業者が安かろう悪かろうのパネルを設置し、買取料金が下がった後は放置→パネルの破損による汚染物質の浸透、などの問題も起こるのではと心配です。

 さて、今日は久々に東京に出ました。もはや上京という感じの東京行きです。
 千葉県在住の友人のお声かけで、日本橋で会いましょう、ついてはコレド日本橋で、という事になりました。

 いや〜、日本橋・・・・ひょっとして30年近く行ってないかもです。結婚して直ぐ位に美術館だか、美術展に行ったような記憶がありますが、以降、東急デパートが無くなるとか、様々なニュースが流れても、一切足を向けずにいました。テレビでもしっかり見るのは箱根駅伝のゴール付近の映像くらいなもので・・・(^^ゞ

 子どもの頃は、12月になると、年に一度の家族写真を三越の写真館に撮りに行くのが家族のビッグイベントでした。祖父も祖母も元気で、親子孫の3世代が、オレンジ色で、駅停車間際になるとドアそばのランプ型伝統がぱっと消える地下鉄銀座線の三越前で降りて、吹き抜けの真ん中にきらびやかな天女像を据えたデパートに足を踏み入れるのは、すごく特別なひと時でした。クリスマスが今ほど、商業ベースに乗っていない時代ではありましたが、三越の行き帰り、ごくごくたま〜にクリスマスソックスのお菓子の詰め合わせなんて買ってもらえるのも嬉しいひとときでした。

 祖父が亡くなり・・・写真館のなじみのカメラマン氏も年を取り、いつの間にか、三越に行くというイベントはすたれてしまいましたが、それでも、ごくたまには行く事があったのですが・・・もともとは日本橋は祖母や母の領域だったのが、母は亡くなり、祖母は八ヶ岳に暮らし、まれに行っていた美術館も恵比寿に引っ越してしまったし、・・・で、すっかり足が遠のいてしまいました。

  コレド日本橋は東急百貨店跡地だそうですが、その東急が白木屋と呼ばれていた時代を覚えている私。もはや歴史の人ですな〜。余談になりますが、実家にあった箪笥は1960年代のもので、東急傘下になる前の白木屋製でした。

 前置きがなが〜くなってしまいましたね。

 コレド日本橋自体は・・・う〜む、新鮮味はありません。

 そう言っては申し訳ないのですが、今、新しいショッピングモールの類が出来ても、大概は核となるテナントがどこかでかぶっていて、目から鱗!というような新味や個性がありません。建物のつくりも、いわゆる現代建築ってくくりで、既視感があるんですなぁ。友人は東京ミッドタウンに似ているというし、私は吹き抜け具合を見て、ホテルアソシア新横浜の吹き抜けを思い出す、と言った具合でした。

 でも、本命はお買い物ではなくて、おしゃべり!

 なもので、何を食べたいより、ゆっくり出来そうなところ、でお店を選びました。

 まずは3人で喋る、食べる!

 迷える子育て時代からのお付き合いの友人たちは、家庭の状況まで分かっていて、ぶっちゃけトークが出来ます。他ではなかなか言えない事を言い合える関係、とても助かっています。

 場所を変えて、お茶しながらもトークは続くのですが、もう一人友人が合流。

 両親がいないので、親の世話については考えなくて良い、その点だけは超気楽な私と違って、友人たちはご自身のご両親もしくはご母堂のお世話と向き合っていて、それぞれに大変そうです。私たちは、共働きが前提ではなく、専業主婦をしつつ、片手間に仕事というのが暗黙のルールとなっていた世代なだけに、夫たちが動かない、してもらうのが当然、してあげなくちゃとなっている世代なので、色々と大変な年代なのですが、その中で、ご自身のための時間も確保しているパワーには脱帽でありまして、それに比すると、最近のグデグデの自分はなんだなんだ〜ではありました。(^^ゞ

 楽しい時間はあっという間です。

 気付くともう夕方。日が短くなりました。 次の再開まで間が開かない事を祈りながら解散しました。

 今日は朝の気象情報で、おねぃさんが「秋色です」「羽織物が必要です」と言っていたのにもかかわらず、今着ないと、もう着られないよ〜でポリエステルシフォンの水玉ブラウスと、白い麻のスカートを無理やり着て出ましたが、結構気分上がったよ〜(というか、日中は意外と気温が上がって、寒くなかったので良かったのです)。

 久しぶりに楽しい1日でした♪



※初めての場所には行きましたが、何も見聞していないので、この日記、「つれづれ日記」という分類で、とてもじゃないけど「小さな旅」には分類出来ません!(^^ゞ


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