ゴールデンウィークからこの方、ごくたま〜にアイスショーに行くのと、月に一度の手ぬいレッスン以外、自宅にいても、八ヶ岳にいても、外出と言えば、近所で買い物くらいな日々でしたが、涼しくなってきて、友人から声をかけていだくこともあり、今週は出無精を返上しております。

 月曜は日本橋でおしゃべりを楽しむ会でしたが、今日は映画!

 おバカ映画の「猫侍2」、私が声掛けしました。

 なお、おバカ映画と私が言う時には、実態はけなしているのでは決してございません。 
 
 重苦しさが無く、笑って、一時の憂さを忘れられるという効用を認めているが故の、いわば愛称でして、おバカの中には「ツッコみどころがあるけどね〜」が含まれていたりします。

 例えば、友人を誘う時にタイトルや主演者の説明のあと、テーマやらストーリー概要を言うより「おバカ映画」の一言で、友人も直ぐに納得してくれて、くだくだしい説明が不要で便利な言葉でもございます。ストレス満載の友人にはひとこと「おバカ映画だよ」で喜んで誘われてくれます。

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
 

 

 
 猫侍はローカル局のネットで放映されていたコミカル時代劇。独特の雰囲気で、善人から極悪まで演じ分け、怪優とも呼ばれる北村一輝さんが剣の道では鬼と呼ばれ、訳あって浪人中の主役、班目久太郎を演じ、相方の猫、玉之丞と繰り広げるドタバタも交えた人情劇でありますが、これを地元テレビ神奈川で見て、ハマりましたね〜。

 昨年の映画化第一作は一人で見たんですが、今回は猫好きな友人も含めて総勢4人、日ごろ何かとお疲れ気味な4人組で、げらげらやらかそうと思いました。

 この手のおバカ映画のもう一つの特徴は「それを言っちゃあおしめぇよ」なところが多々ありまして、ネタバレをしてしまうと、後から見る方がつまらなくなると思うので、言えない事!

 障りなしに言える事、それは、玉之丞の演技力すごい!です。 犬と違って猫は演技しないかと私は思っておりましたが(泰然自若ぶりを撮られるもんだと思っていた)、玉之丞と絡む猫ちゃんも頑張ってます。

 もちろん、トレーナーさんや、撮影されてるスタッフの力に負うところは大きいとは思いますが、玉之丞の動き、とくにその瞳には、そんなにすごい猫好きとは言えない私ですらやられそうです。ましてや猫好きの方なら、もぉ大変なのでは?

 ひとつ言えるのは・・・設定も配役も全然違うのに・・・謝罪の神様を思い出す映画でした(笑)。

 映画の前に軽くランチを楽しんでいたので、見終えた後はお茶。

 横浜駅界隈って、どこの喫茶店も混んでいるんです。あまりゆっくり出来ない友人もいるので、駅から遠くにはいけないので、何軒か見て、結局、クィーンズ伊勢丹のスープストックのイートインに入りました。ここ、スープストックのお腹にたまるものを食べないといけないというイメージのせいか、お茶の時間でも空席があったようですが、スープストック自体でスープだけじゃなくて、珈琲や紅茶の扱いがある上、隣接の神戸屋の物でも良いので、喫茶利用可能です。

 先を急がなければな友人から、デパート会員の会報に入っていたという招待券をいただき、時間にゆとりのある私ともう一人で、高島屋8階で、本日初日の「徹子の部屋展」に行く事が出来ました。

 ちょっと興味あったのですが、開催期間がそう長くなく、時間がないかと思っていたので、うれし〜。

 徹子の部屋40周年という事での企画(ギネス認定の記念等も含まれているでしょうね)で、年表が張り出されていて、その時々の事件やニュースがポンポンと抽出されているのですが、それを見て友人と「1976年ってついこの間の気がするよね」と話してから「そう思うようになったって事が、こちらが年を取ったって事だよね」と自覚せざるを得ませんでした。

 本当にね〜、かつて年配者が、昔の事を昨日の事のように語るのを聞いて「なんだその古い話、私は生まれていなかったし、知らんわ〜」だったのが、今は自分も同じ事してるのです。昨日何したか忘れても、幼少時から青春期の事はばっちり覚えていたりするのが、老いの証ですな〜。

 人生は不公平は多々あるのですが、誰でも公平なのは歳月の流れ、どんなに踏ん張っても人は必ず死ぬのです(と言っていても、決して厭世気分で言ってる訳ではなく、その事は私にとっては救いでもあります)。

 というのはともかくとして、徹子さんが会った人の数の多い事。もうとうに亡くなられた方も多く、そういう方々とのインタビューの抜粋は最後にある映像コーナーで見られます。そこでメイキング映像も見られます。

 四角柱に年次ごとのゲストの方々のお名前が時系列で並んでいますが、まぁ、幅の広い事。フィギュアスケートでは年表上の荒川静香さんの金メダルと、羽生弓弦選手の金メダルが目立ち、人数が多いが故、細かい字のゲストリストでは荒川静香さん、最近放映の鈴木明子さんが目に付きました。織田信成さんの名前、見落としました〜。😅

 そして、徹子さんが番組で着た衣裳のうち3点展示。第一回放送の時の一見タキシード風のニット、これは別格。見事なプリーツ服と友禅風のゆったりしたドレス展示の隣で映像マジックでなりきりが出来るので、試してみました。なかなかピッタリ合わないんですけど、雰囲気は味わえて・・・・地味顔に徹子さんの服は限りなく似合わないのが、当然ながら判明。

 徹子さんの楽屋再現コーナーの後にオーチャードホールでのコンサートお衣裳の数々。ベルサイユ宮殿の夜会に持って行けそうな豪華&重そうなビーズ作家さんによる刺繍多用の作品でございました。

 ゲストからの頂き物のオークションコーナーもあり、1000円から入札で来まして、こちらは収益は徹子さんが大使をされているユニセフに行くそうです。

 ユニセフ活動紹介のコーナーへと続き(本当に大したものです)、映像コーナーの後、スタジオの模型があり、また映像マジックで玉ねぎ頭のアニメをかぶれるところを通ると、七夕の日にとられたばかりという徹子さんの手形がございまして、これにてお開き!

 退場すると、ミュージアムショップという感じで、徹子の部屋グッズがずらりと並んでいるコーナーがございまして、リゾートホテルやシティホテルによくある奥様向けブティックな雰囲気でした。

 見終えると、もうラッシュアワーにあと30分という時間になっていて、やっぱり根性無しな私は、友人と別れを告げて、そそくさと帰途につきました。

 大変楽しい1日でした♡。


・・・・とこういう日記を(健康状態がそこそこである限り)書ける日々が続いて欲しいです。自然災害はいかんともしがたい部分があるけれど、人災の最たるものである戦争はしない、出来ないが、続いて欲しい。

 おバカ映画の笑いを返上して、膠着する国会内外の映像に重苦しい気持ちになった夜でした。

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