昨晩、屋根に当たる雨音を聞きながら寝ましたが、今朝も朝から雨。
外もまだ木々の色付きには早いようです。
しょぼい気分になりかけましたが、こういう天気の時こそ美術館というものがあるではございませんか。
そこで、ミーハー全開で、ノーベル賞受賞の大村さんが私費を投じた美術館にゆかざー(英語のレッツゴーに一番近いかも)!
外もまだ木々の色付きには早いようです。
しょぼい気分になりかけましたが、こういう天気の時こそ美術館というものがあるではございませんか。
そこで、ミーハー全開で、ノーベル賞受賞の大村さんが私費を投じた美術館にゆかざー(英語のレッツゴーに一番近いかも)!
広域農道を下るうちにものすごい濃霧になり、最徐行しないと薮に突っ込んだり、田畑に転落しそうでしたが、須玉インター辺りで霧が晴れてきて、韮崎に入ると単なる曇りになりました。
韮崎駅近くを通るつもりがお祭りで通行止めで、交通誘導の方に導かれ見知らぬ隘路を通りましたが、駅前の市民センターとおぼしき建物には、もちろん、大村先生、おめでとうございますの横断幕や掲示がありました。
誘導された場所が当初想定地点より甲府寄りにズレていたので迷う人がいましたが、そこは山と川を見りゃわかります。無事に美術館を示す看板を発見。案外空いてるね。
・・・・って、やっぱり甘くなかったです。
平時にはのどかな山あいの道であろう細い道路は駐車場空き待ちの行列です。
ただし、昼時で入れ代わり時間帯だったらしく、恐れていた程のことは無く、たまたま停車した位置で、すぐに車が出て来た事もあり、割合すんなりと入れました。
美術館入口はこんな具合です。恐らくは大村さんの私設美術館ならば、こんな仰々しいことはないのでしょうが、ボンと市に寄贈されたために、お祝いムード満載であります。
お祝いにこの連休は入館無料という事もあり、大にぎわい。絶えず入館者が記念撮影しているので、すきを見て、やっと無人の写真を撮影しました。
当然ながら、館内は撮影禁止ですが、2階のカフェスペースは展望フロアという感じで眺望が良く、真ん中のガラスケースにはバーナード・リーチ、浜田庄司、河井寛次郎らの民芸運動の陶器や、それに類する土もの陶器が展示されている他に、各種号外のカラーコピーのパネルも掲示されていました。先生にお祝いをというノートも用意されていました。
こぶりな美術館ですが、ゆっくり回ったらいい鑑賞タイムを過ごせそうです。
2階の一室は鈴木信太郎氏の作品。サトウハチローさんの詩集「おかあさん」、こどものころ親戚のおじさんにもらい大事にしていましたが、その装丁もされていたんですね。若い頃は基本に忠実な画風が、独特のカラフルで輪郭のはっきりした画風に変わられたのは、一階の作品と見比べてわかりました。
階段まわりにも作品が展示され、一階は奥が先生が名誉理事長をつとめられている女子美の卒業生の作品をはじめとする女流作家の作品が展示されており、有名どころでは片岡球子、上村松園、小倉遊亀、三岸節子等など、なかなか見応えがありました。
一方で、屋外彫刻は、何と1990年生まれの若い作家の、先生のお名前を冠した賞を授かった作品です。
パトロンというのは、今やセクハラもどきに感じられる言葉になってしまっていますが、本来はこういう姿勢であるべきですね。
奥にちんまりと先生の像がありました。都内文京区のどこぞの御殿では、庭の目立つ場所にでかでかと像がありましたが、いただいちゃったからね、と言う感じでひっそりと奥まった場所にありました。
この写真の庭への出入口と真反対、目立たない場所です。
こじんまりしたミュージアムショップでは絵はがきと共に韮崎名所となったわに塚の桜木町絡みのアクセサリー等も置いていましたが、本日の目玉は先生のご本。
本は増やさない!で、書店よりお安いですの掛け声にも乗らないつもりでしたし、自叙伝で難しい生物学のお話は無理だよ〜と思いつつ、好奇心から手に取ってみたら、美術との出会いを描いているようで、これは読みたい、と思い、大手出版社ではない事もあり、買ってしまいました。
さて、ミーハーついでに美術館と細い道路隔てた場所にある白山の湯も覗いてみました。
入口部分の蕎麦屋さんは、本日は売り切れごめんなさいでした。
温泉の入口もにぎにぎしくなってました。
美術館より入浴はハードルが高いのか、おもったよりは混んでいませんでしたが、温泉旅館に泊まった時は別として、昼間から温泉の習慣が無いので今回はスルーです。
既に2時を過ぎ、途中立ち寄ってみた食堂もクローズ。仕方ないので、道の駅はくしゅうに立ち寄り、野菜、葡萄、お弁当を買い、人がごった返して落ち着かないし、戸外の眺めも駐車場なので、穴場のこちらに移動して食べました。
小淵沢インター近くの花パークフィオーレです。コキアの色がとてもきれいでした。
以前、友人と来たときに、花苗のあまりの安さにビックリしましたが、土日は15苗が、な、何と800円であります。
庭があればなぁ。ベランダ園芸で、八ヶ岳に来るときはペットボトル水差し等、枯れないようにするのが精一杯なので、15は多過ぎ。でも、欲しいもん♪ で、四つ300円にしましたが、それだって充分安いです。
年に三回、母の日、敬老の日、誕生日と、義母に花鉢とお菓子を送っていますが、送料込みお菓子とお飾り付きとは言え、こちらのお値段とのギャップは凄いです。
連れ合いも感心し、間近い誕生日プレゼントはこちらの寄せ植えで良いではないかという話と相成りました。家計緊縮の折、孝行息子公認の節約ですわ(笑)。
最初に来たときに、花バイキングという看板を見て、花苗を好きに取り混ぜて買えると思わず、食べる方のバイキングと勘違いしましたが、12月一日から、食べる方のバイキングも始めるそうで楽しみにします。
最後にハロウィンムードで賑わうリゾナーレに立ち寄り、今日のミニツアーは無事終了!
リゾナーレの壁の蔦はとてもきれいに色付いていましたが、一方で、前回心残りだったリュックを見ようと思っていたショップが撤退、ノースフェイスになっていたのは、私には残念でした。
気に入りだけど、常連になるほど足を運ばない店って、ある日突然無くなってしまう事、結構あるんですよね〜。(/_;)
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韮崎駅近くを通るつもりがお祭りで通行止めで、交通誘導の方に導かれ見知らぬ隘路を通りましたが、駅前の市民センターとおぼしき建物には、もちろん、大村先生、おめでとうございますの横断幕や掲示がありました。
誘導された場所が当初想定地点より甲府寄りにズレていたので迷う人がいましたが、そこは山と川を見りゃわかります。無事に美術館を示す看板を発見。案外空いてるね。
・・・・って、やっぱり甘くなかったです。
平時にはのどかな山あいの道であろう細い道路は駐車場空き待ちの行列です。
ただし、昼時で入れ代わり時間帯だったらしく、恐れていた程のことは無く、たまたま停車した位置で、すぐに車が出て来た事もあり、割合すんなりと入れました。
美術館入口はこんな具合です。恐らくは大村さんの私設美術館ならば、こんな仰々しいことはないのでしょうが、ボンと市に寄贈されたために、お祝いムード満載であります。
お祝いにこの連休は入館無料という事もあり、大にぎわい。絶えず入館者が記念撮影しているので、すきを見て、やっと無人の写真を撮影しました。
当然ながら、館内は撮影禁止ですが、2階のカフェスペースは展望フロアという感じで眺望が良く、真ん中のガラスケースにはバーナード・リーチ、浜田庄司、河井寛次郎らの民芸運動の陶器や、それに類する土もの陶器が展示されている他に、各種号外のカラーコピーのパネルも掲示されていました。先生にお祝いをというノートも用意されていました。
こぶりな美術館ですが、ゆっくり回ったらいい鑑賞タイムを過ごせそうです。
2階の一室は鈴木信太郎氏の作品。サトウハチローさんの詩集「おかあさん」、こどものころ親戚のおじさんにもらい大事にしていましたが、その装丁もされていたんですね。若い頃は基本に忠実な画風が、独特のカラフルで輪郭のはっきりした画風に変わられたのは、一階の作品と見比べてわかりました。
階段まわりにも作品が展示され、一階は奥が先生が名誉理事長をつとめられている女子美の卒業生の作品をはじめとする女流作家の作品が展示されており、有名どころでは片岡球子、上村松園、小倉遊亀、三岸節子等など、なかなか見応えがありました。
一方で、屋外彫刻は、何と1990年生まれの若い作家の、先生のお名前を冠した賞を授かった作品です。
パトロンというのは、今やセクハラもどきに感じられる言葉になってしまっていますが、本来はこういう姿勢であるべきですね。
奥にちんまりと先生の像がありました。都内文京区のどこぞの御殿では、庭の目立つ場所にでかでかと像がありましたが、いただいちゃったからね、と言う感じでひっそりと奥まった場所にありました。
この写真の庭への出入口と真反対、目立たない場所です。
こじんまりしたミュージアムショップでは絵はがきと共に韮崎名所となったわに塚の桜木町絡みのアクセサリー等も置いていましたが、本日の目玉は先生のご本。
本は増やさない!で、書店よりお安いですの掛け声にも乗らないつもりでしたし、自叙伝で難しい生物学のお話は無理だよ〜と思いつつ、好奇心から手に取ってみたら、美術との出会いを描いているようで、これは読みたい、と思い、大手出版社ではない事もあり、買ってしまいました。
さて、ミーハーついでに美術館と細い道路隔てた場所にある白山の湯も覗いてみました。
入口部分の蕎麦屋さんは、本日は売り切れごめんなさいでした。
温泉の入口もにぎにぎしくなってました。
美術館より入浴はハードルが高いのか、おもったよりは混んでいませんでしたが、温泉旅館に泊まった時は別として、昼間から温泉の習慣が無いので今回はスルーです。
既に2時を過ぎ、途中立ち寄ってみた食堂もクローズ。仕方ないので、道の駅はくしゅうに立ち寄り、野菜、葡萄、お弁当を買い、人がごった返して落ち着かないし、戸外の眺めも駐車場なので、穴場のこちらに移動して食べました。
小淵沢インター近くの花パークフィオーレです。コキアの色がとてもきれいでした。
以前、友人と来たときに、花苗のあまりの安さにビックリしましたが、土日は15苗が、な、何と800円であります。
庭があればなぁ。ベランダ園芸で、八ヶ岳に来るときはペットボトル水差し等、枯れないようにするのが精一杯なので、15は多過ぎ。でも、欲しいもん♪ で、四つ300円にしましたが、それだって充分安いです。
年に三回、母の日、敬老の日、誕生日と、義母に花鉢とお菓子を送っていますが、送料込みお菓子とお飾り付きとは言え、こちらのお値段とのギャップは凄いです。
連れ合いも感心し、間近い誕生日プレゼントはこちらの寄せ植えで良いではないかという話と相成りました。家計緊縮の折、孝行息子公認の節約ですわ(笑)。
最初に来たときに、花バイキングという看板を見て、花苗を好きに取り混ぜて買えると思わず、食べる方のバイキングと勘違いしましたが、12月一日から、食べる方のバイキングも始めるそうで楽しみにします。
最後にハロウィンムードで賑わうリゾナーレに立ち寄り、今日のミニツアーは無事終了!
リゾナーレの壁の蔦はとてもきれいに色付いていましたが、一方で、前回心残りだったリュックを見ようと思っていたショップが撤退、ノースフェイスになっていたのは、私には残念でした。
気に入りだけど、常連になるほど足を運ばない店って、ある日突然無くなってしまう事、結構あるんですよね〜。(/_;)