2月に買った洗濯機。モーターが丈夫という評判だそうで、近所の友だちの家でも2人は使っているというメーカー製。

 ところが、風呂水吸水の具合がどうにもよくなくて、まるで枯れかかった滝のよう。夏休みに山の家用に買った別のメーカーの風呂給水とあまりに能力差があります。最近は途中で風呂水吸水をやめてしまうらしく、残り湯の水位がぜんぜん減っていないこともままありました。

 そこで、昨日、メーカーのサービスセンターに電話を掛けて状況を説明しました。

 すると「給水ポンプのモーターがう〜う〜唸っている最中に、水受けの洗面器でも用意して、風呂水吸水ホースを根元から抜いてください。そして、本体についているフィルター(網)を退けて、穴に指をかざしてみてください。その時に吸い込み感の有無をチェックしてください」とアドバイスを受けました。

 試してみました。

 すると、全く吸い込みというか吸い付き感がありません。💦
 
 では修理して貰うしかないでしょう、で、今度は修理の窓口に電話を掛けて、今聞いたことを試したがと説明して、修理担当の方にお運びいただくことになりました。

 早速、本日午後、お運びでございます。

 感じの良いエンジニアさん、早速洗濯機の置いてある洗面所にご案内すると、先ず一番にされた事は、浴槽に浸す給水ヘッド(穴の開いた球体状)をチェック。

 ぬぁぁぁんと、フィルターのいれ方が違っていた!(;^ω^)

 昨今の私、大変アバウトになっておりますが、フィルターを外して洗って、一応元通りとりつけたつもりが、いい加減な打順でつけていたようなのです。この打順が違うと、フィルターというより邪魔ものと化してしまい、吸い込みが悪くなるのだそう。

 試しに洗濯機の真向かいにある洗面ボウルに水を入れて、吸い込みを試すと・・・ああ、何たるこっちゃ、それなりにちゃんと給水するではありませんか。

 赤面ものでした。


 しかし! そもそも問い合わせ担当者が適切な回答をしなかったこと、要修理という判定がおりて、取替用の風呂水吸水用モーターを持参してしまった(在庫からOUT)からでしょうか。無償で取り替えて貰える事となりました。

 昨日も、DoCoMoのサポートに問い合わせをして「もしも、窓口か、あるいはサイトで、DoCoMo解約後のDoCoMoIDはメールアドレスとなることをわかるようにしてくれていたら、こんなにお手間を取らせなかった」と思ったばかりですが、家電メーカーさん、おまえもかです。

 もし、「お客様、浴槽に使った給水部のフィルターをチェックしていただけませんか? かくかくしかじかの順番で重ねていない場合、十分に給水されないことがございますので、先ずそこをお試しの上、それでも不具合がございましたら、修理担当にご連絡をお願いいたします」と言って貰えてたらなぁ・・・・と思います。


  ひと昔前はサービスセンターや修理担当窓口には、声だけで判断するにベテランの現場に詳しい方がいらしたように思うのですが、昨日の場合、どうも年季が入った感じの対応ではありませんでした。ありていに言うと、電話対応の感じの良さが第一という感じで、技術的な裏付けは乏しそうな方、という印象を受けました。ベテランの技術者だったら、違っていたかも知れないなぁと思えてなりません。

 しかし、このメーカーの場合、ナビダイヤルを使わず、フリーダイヤルで対応してくれて、なおかつ迅速に訪問してくれた事は大変に助かりました。

 エンジニアさんも決して私の事を責めたりはなさいませんでして・・・

 また、何か重いものを落下させた覚えがないのに、ぴきっとひびが入っていた洗濯機のフタも、来週早々にはお取替えくださるそうで、感謝に絶えません。

 
 それにしても・・・・

 そろそろ脳みその働きがやや危なくなって来ている気配を感じるようになったとは言え、まだ認知症とは遠い(と思っている)私ですら、この体たらくですから、ご高齢のちょっと記憶の怪しい方にとっては、昨今の家電の取り扱いはなかなか難儀かと思います。よって、この程度の修理依頼、SOSは恐らく日常茶飯事になっているんだろうなぁと想像しました。

 高齢化時代だぁ!と言うのなら、家電なども、もっとシンプルで分かりやすく、ついでに言えば壊れにくくして欲しいと、そのとば口に差し掛かった身としては、切に願うところです。そうしたら、本来ならば不要なところに出向いている分がなくなり、人手不足も多少なりとも緩和されるのではないでしょうか。

 ま、扱いにくかったり、壊れやすい家電である事で、エンジニアさんを呼ばねば→高齢者の安否確認ってのも、無理やりに考えようとすれば、考えられなくもないけれど・・・・💦 ぐ、ぐるぢ〜。

本日の教訓
ーチェック項目のキモさえ教えてくれたら、メーカーのクレームやアフターサービスの手間、コストは半減するに違いない。


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