午前10時の映画祭で、見たかった「生きる」を最終日に何とか見ることができました。
午前10時にターミナル駅に行かなきゃ!とバタバタして、大急ぎの洗い物の最中、キャベツスライサーで指先を切るという事態に見舞われるところからのスタートになりました。
この一年ほど、転びまくり、結構痛い目は見ましたが、指先を刃物では久々で、年食ったせいで、止血出来なくなってはいまいかと懸念しましたが、絆創膏二重貼り、しばらく押さえ込んで何とか出発、間に合いました。
午前10時にターミナル駅に行かなきゃ!とバタバタして、大急ぎの洗い物の最中、キャベツスライサーで指先を切るという事態に見舞われるところからのスタートになりました。
この一年ほど、転びまくり、結構痛い目は見ましたが、指先を刃物では久々で、年食ったせいで、止血出来なくなってはいまいかと懸念しましたが、絆創膏二重貼り、しばらく押さえ込んで何とか出発、間に合いました。
昨晩は頭ん中にダークな事を思い浮かべたら、取り落として、デオナチュレをぎざぎざに欠かせました。今朝もじっつはちょっとダークになってました。他人から言われるとかなりムカつきますが、密かに自覚してます、これ、ちょっと罰っぽいわな💦
さて、映画のお話。
昭和27年という、サンフランシスコ講和条約締結後、一応独立した敗戦国日本のギトギトしたパワー、まだまだ貧しい住宅事情。そして、豊洲市場の盛り土問題に現れているが如く、今に至るまで、続く責任不在、事なかれ主義の役人仕事。その中で胃がんで余命いくばくもないと悟った主人公渡辺さんが、死んでいたみたいな役人生活から、一仕事をするに至るまでを、時に笑わせ、時に身につまされ、時には強烈な皮肉を込めて描いている名作です。
有名な作品であるだけに、だいたいの粗筋は知っていましたが、とにかく主演の志村喬さんの魅力的なこと。
目力は阿部サダヲさんも真っ青?! 陳腐な表現ですが、迫真の演技です。渡辺さんが早くに妻を失った若き日から、つつがなく公務員生活の終盤を迎える初老までを違和感なく演じておられます。
男やもめとなって以来、一人息子のために、享楽も寄せつけず、若い女子職員いわく面白くもない役人人生を送って来た寡黙な小役人ですが、死期を悟ってから生き直す、その中にはメフィストフェレスみたいな太宰治みたいな作家の先導での享楽もあれば、女子職員とのデートも。おどおどしながら、群集に紛れる渡辺さん、滑稽さと哀切さのバランスが絶妙です。
当時の今風、戦前の男尊女卑が当たり前時代の女子と違い、言いたい事をずばずば言うのが小気味よい女子職員。彼女からミイラなんてあだ名を付けられていた渡辺さん、怒りません。むしろ納得です。
堅物で面白みのない、つまりミイラみたいな干物男かと思っていた渡辺さんが思いがけず話せるおじさんとわかって(いろいろおごって貰えるからもありますが)、女子職員が最初のうちはキュンキュンしちゃうのがわかります。口下手で言いたい事を息子にすら伝えられない渡辺さんですが、肝心な時には目がとにかく訴える。
渡辺さんの葬儀の席で、役所の人たちの回想シーンで、彼が命が尽きるまで、どんなことをして来たかが語られると共に、役人仕事の嫌らしさ、愚かしさへの痛烈な批判も伝わって来ます。
もちろん、今も昔もこんな役人ばかりじゃないとは思いますが、今真っ盛りの報道が東京都絡みのありゃりゃ状態ですから、どうしても最後のシーンで見せられた醜態と重なってしまいます。
黒澤さん、草葉の陰でほれ見たことかとあきれているか、それとも、あれから何十年経って、何たる進歩の無さ!とお怒りでしょうか?
志村喬の歌う、命短かし恋せよ乙女という有名な歌が、映画の主題と絡み、深みのある少し調子外れの歌声が耳に残ります。
いろいろ見どころのある作品ですが、最新のリプリントで、画面がとてもきれいでした。見てよかったです。
映画の後は少々うろつきました。
ヤマダ電機で家人のパソコン買った時に、家人が丸め込まれて加入した有償サービスに付随する二ヶ月に一度の500円の商品券、使い勝手が悪いぞ、ぶつぶつ・・・・500円の商品券のために無駄遣いはしないぞ!(一品で501円以上の商品でしかつかえないのですわ
)
結局、むりくり買い物はせず、代わりにこれ買いました。
300円ショップでフェイクファーのミテーヌを2双も!f^_^;
内側までもふもふしてたのがポイントなのと、先週土曜に売ってた品が、二日前の水曜にはゼロ。それがまた出てた!で買ってしまったアホです。
百均、三百均の類で、これは!と思ったら、特に季節商品はゲットしておかないと、すぐに在庫切れ・・・・・というのが、買いたい気持ちを煽られますねぇ。
しかし、指無し手袋、ミテーヌは便利だし、このお値段なら失敗しても紛失してもダメージ少ない(実際はどんなに安くても馴染んだものが無くなるとパニックです)という建前。
安物買いの一番の原因は、このターミナル駅に直結のデパートでマニマニ製品扱わなくなった事さ! そして、やっぱり年金暮らしは頭の中で節約!の文字で充満させます、私の場合は(笑)。
すきっ腹のまま(それをあまり感じず動けるのがいいんだか悪いんだか💦)接骨院、郵便局経由で夕方に帰宅しました。
水曜はかなり暑かったのが、明日はがたっと気温が下がるとか。堪えるからやめて欲しいんですけどねぇ。
何はともあれ、不調にならないように気をつけねば!
さて、映画のお話。
昭和27年という、サンフランシスコ講和条約締結後、一応独立した敗戦国日本のギトギトしたパワー、まだまだ貧しい住宅事情。そして、豊洲市場の盛り土問題に現れているが如く、今に至るまで、続く責任不在、事なかれ主義の役人仕事。その中で胃がんで余命いくばくもないと悟った主人公渡辺さんが、死んでいたみたいな役人生活から、一仕事をするに至るまでを、時に笑わせ、時に身につまされ、時には強烈な皮肉を込めて描いている名作です。
有名な作品であるだけに、だいたいの粗筋は知っていましたが、とにかく主演の志村喬さんの魅力的なこと。
目力は阿部サダヲさんも真っ青?! 陳腐な表現ですが、迫真の演技です。渡辺さんが早くに妻を失った若き日から、つつがなく公務員生活の終盤を迎える初老までを違和感なく演じておられます。
男やもめとなって以来、一人息子のために、享楽も寄せつけず、若い女子職員いわく面白くもない役人人生を送って来た寡黙な小役人ですが、死期を悟ってから生き直す、その中にはメフィストフェレスみたいな太宰治みたいな作家の先導での享楽もあれば、女子職員とのデートも。おどおどしながら、群集に紛れる渡辺さん、滑稽さと哀切さのバランスが絶妙です。
当時の今風、戦前の男尊女卑が当たり前時代の女子と違い、言いたい事をずばずば言うのが小気味よい女子職員。彼女からミイラなんてあだ名を付けられていた渡辺さん、怒りません。むしろ納得です。
堅物で面白みのない、つまりミイラみたいな干物男かと思っていた渡辺さんが思いがけず話せるおじさんとわかって(いろいろおごって貰えるからもありますが)、女子職員が最初のうちはキュンキュンしちゃうのがわかります。口下手で言いたい事を息子にすら伝えられない渡辺さんですが、肝心な時には目がとにかく訴える。
渡辺さんの葬儀の席で、役所の人たちの回想シーンで、彼が命が尽きるまで、どんなことをして来たかが語られると共に、役人仕事の嫌らしさ、愚かしさへの痛烈な批判も伝わって来ます。
もちろん、今も昔もこんな役人ばかりじゃないとは思いますが、今真っ盛りの報道が東京都絡みのありゃりゃ状態ですから、どうしても最後のシーンで見せられた醜態と重なってしまいます。
黒澤さん、草葉の陰でほれ見たことかとあきれているか、それとも、あれから何十年経って、何たる進歩の無さ!とお怒りでしょうか?
志村喬の歌う、命短かし恋せよ乙女という有名な歌が、映画の主題と絡み、深みのある少し調子外れの歌声が耳に残ります。
いろいろ見どころのある作品ですが、最新のリプリントで、画面がとてもきれいでした。見てよかったです。
映画の後は少々うろつきました。
ヤマダ電機で家人のパソコン買った時に、家人が丸め込まれて加入した有償サービスに付随する二ヶ月に一度の500円の商品券、使い勝手が悪いぞ、ぶつぶつ・・・・500円の商品券のために無駄遣いはしないぞ!(一品で501円以上の商品でしかつかえないのですわ

結局、むりくり買い物はせず、代わりにこれ買いました。
300円ショップでフェイクファーのミテーヌを2双も!f^_^;
内側までもふもふしてたのがポイントなのと、先週土曜に売ってた品が、二日前の水曜にはゼロ。それがまた出てた!で買ってしまったアホです。
百均、三百均の類で、これは!と思ったら、特に季節商品はゲットしておかないと、すぐに在庫切れ・・・・・というのが、買いたい気持ちを煽られますねぇ。
しかし、指無し手袋、ミテーヌは便利だし、このお値段なら失敗しても紛失してもダメージ少ない(実際はどんなに安くても馴染んだものが無くなるとパニックです)という建前。
安物買いの一番の原因は、このターミナル駅に直結のデパートでマニマニ製品扱わなくなった事さ! そして、やっぱり年金暮らしは頭の中で節約!の文字で充満させます、私の場合は(笑)。
すきっ腹のまま(それをあまり感じず動けるのがいいんだか悪いんだか💦)接骨院、郵便局経由で夕方に帰宅しました。
水曜はかなり暑かったのが、明日はがたっと気温が下がるとか。堪えるからやめて欲しいんですけどねぇ。
何はともあれ、不調にならないように気をつけねば!