何で高い席を取らないかと言うと、暮れの30日に父が亡くなり新年会は葬式だったのが、ちょいトラウマかもですね。影響を受けざるを得ない身近に高齢者がいると、特に暮れから正月は鬼門。そういえば、祖父も新年会の出先で倒れ戻らぬ人になった、という経験が、万が一、いや十が一に備えさせてしまうんですな。

　毎度の事ながら脱線失礼しました。

　名フェスは海外選手の招聘無しですし、凝ったライティングも無しなので、そして教育委員会お墨付きなので、コストダウンしていると思いますが、レベルはなかなかです。

　　今年は出演が決まっての暮れの全日本で上位になった三原舞選手や、本田きょうだいの真凜選手、全日本上位選手によるメダリストオンアイスで話題をさらった友野選手、進境著しい坂本選手など、名古屋以外のスターが豪華でしたし(全日本女王の宮原選手も三年連続出演です)、本田武史先生もご出場。

　　本田武史さんというより、今は指導者のイメージも強いのですが、現役時代よりやや恰幅がよくなられていますが、さすがです。魅せどころを抑えておられるし、イーグルは絶品ですね。

　　アンコールのコールに名古屋スケ連の幹部で司会の先生が、ユーモアたっぷりに若い人と違い、ちょい息が切れているけど、頑張ってと紹介、何とリバーダンスのケルティックのダンスステップ、あの本郷選手にも負けない切れでした。

　　話があちこちですが、坂本選手、安定感があり、見事でしたし、若い選手達も先々楽しみ。

　　エンターテイナーはやはり友野選手と真凜さん。犬のお巡りさんの運命、警察官のコスチュームで登場し、帽子を脱ぐと犬の耳。今日はダルマシアンのぶちいり長めでした。ユーモラスな演技は浪花のエンターテイナー。真凜さんはマイクを持ち氷上席に向かい｢お飲みものは何にされますか？｣とキャビンアテンダントのコスチュームで演技。とにかく華がありますね。手足が長く小顔なフィギュアスケーターが多い中、一際小顔足長です。

　　大向こうから、真凜ちゃーん！と野太い声援も飛んでました。

　　冒頭、花束スケーターを含め、全員の恋ダンスのオープニング演技がありましたが、無良選手がすごくリラックスして、楽しそうなんで、よかったなと思いました。

　　その無良選手の演技を見て、そばの方が｢レベルが違う｣と言ってましたが、やはりジャンプの迫力ハンパないです。最近はステップも素晴らしくなっていますね。

　　三原舞衣選手は一昨年は病気のため全日本をテレビ観戦していたところから、昨年は大活躍、全日本の表彰台に上り、何と世界選手権にも出場ですが、初々しい表情が魅力的、おっととの転倒もありましたが、名古屋のファンはあたたかい。

　　　私の周囲はそれぞれごひいきはいらっしゃっるでしょうけれど、フィギュアスケートそのもののファンが多くて、聞こえて来るお言葉もあたたかいものでした。

　　村上かなちゃんや本郷理華ちゃんもリラックス感満載で、のびのび演技していました。小塚さんも氷上を去った今、村上選手は名フェスの顔であります。今の拠点は岡山県だけど、無良君も名フェスの顔ですね。

　　宮原選手はトリ。トリドシのトリだから、さらに大きく羽ばたいてくれる事でしょう。初めて見た時にはシャイな少女でしたが、今や風格漂う氷上の華なのも感慨深いです。

　　たくさん書き漏らしありそうですね。全日本で、誰、この美少女？と思った鈴 木 沙 弥 選手の演技もありましたよ〜。

　　正月の新年会の時、義次姉と長男が、顔よねーと言って盛り上がっていたのを思い出しました（笑）。いや、もちろん実力あっての大前提ですが。

　　会場では何人かの小塚さんファンと再会して、有り難くもお菓子やお写真をいただいたりして、楽しいひと時でした。聞くところでは小塚さんは同時期開催のインカレの方へ足を運ばれたとか・・・密かな目論見は外れましたが、残念な気持ちにはならない程、とても楽しいショーでした。

　　フィナーレも大盛り上がりで、予定終了時間をオーバーしたみたいです。隣のガイシホールではアニメの水城奈々さんのショーもあり、アニオタにスケオタで、最寄り駅の笠寺は大混雑でした。


　✳けちん坊ならではの蛇足　

　　　行けないかもを考えてしまうが故にぎりぎりまで交通手段を決められない優柔不断な身。高速バスは昼ルートないし、夜行は無理、ぷらっとこだまは販売期間外しなマヌケで、何と新幹線を小田原から使うというあほ技で、交通費をほんの少しだけ節約しました。

　　ホテルは東横イン、もちろん払えるところまでギフト券利用、480円なり〜でしたし、出発前からちょっと変でしたが、行きの列車でお腹具合が変になり、持参のシリアルバーオンリーと、せっかくの名古屋飯どころではなかったのもトホホながら節約になりました。
　　
人気blogランキングへ