腰が自分史上最悪な状態なので、冷える場所、座りっ放しという腰痛の素だらけなところへ行くのはいかがなものか、と直前までウダウダ迷っていましたが、せっかくチケット抽選に、一日とは言え当選したんだから、とやっぱり名古屋に来ました。

 グランプリファイナル最終日観戦です。

 
  長丁場の観戦に対し、自分の腰が持ちこたえるか、というのは杞憂でした。

  さすがのファイナル。よりすぐりの選手の演技が種目別に六人、または六組だけなので、時間が経つのが早い事!

 Jr.のアイスダンスと女子シングルもありましたが、レベルの高い事!

 シングルは紀平さんの大技もありましたが、ロシアっ娘が表彰台独占!

  アイスダンスはJr.とは思えない雰囲気があり、カップル競技は恋愛感情の有無が人生の要である欧米と、結婚したら亭主元気で留守が良いの日本の風土の差なのか、と思わざるを得ないです。

  リンクの問題は大きいとは思いますが、やっぱり、学校の合唱コンクールの課題曲に恋とか愛が入ってたら、減点対象になったような育ち方(→私の事です。中学時代の根性曲がりの音楽教師は、自分が恋愛不毛だったからもあるとは思いますが、恋なんて中学生らしくないって、忌避してましたぜ)をしがちな土壌も相当大きいと思うんですよ。

  Jr.で相当なレベルだから、シニアのペアもダンスも見応えありまして、特にペアはフリーの歴代最高得点という演技が見られ、あー、これでオリンピック行けなくてもいいぞ!でした。

  そして、女子フリー。これもまた素晴らしい。結果的に日本の二人はメダルは取れなかったのですが、それは全体のレベルが高いから。

  特に宮原さんの演技は回転不足があったのか、点は伸びなかったのですが、とても美しく気迫がこもっていました。樋口さんのはつらつとした演技も良かったし。

  ここでも表彰台のうち二人はロシアっ娘で、恐るべしロシア!

  ただ、足を引っ張る気はないのですが、メドベジェワ選手以外は、あまりにも交代が早いというか、選手としての最盛期が短すぎるのが気になります。

  氷上を離れると初々しいJr達。大舞台の表彰台には不慣れなのか、係のおじさんにあっち向いて、こっち来てみたいに指導されていて、とてもかわいらしかったのですが、体型変化の時期を乗り越えられるのか、ちょっと心配になりました。

  毎度お馴染みのあれこれ余計な感想は抱きつつ、あっという間の観戦で、その間、腰に来る事が無かったのは、これも毎度お馴染みのフィギュアスケート関係の魔法です。

  元気モリモリで、表彰式も見てから帰りました。

  ちなみに、昨日まで地元テレビ局でレポーター出演で会場に来ていたという小塚さん、実は今日も宇野選手を連れて観戦してたんだそうです。

 あー、知らなんだ(/_;)。

 しかし、そんなわき目をしてはいられないくらい夢中に見ていたって事です。

  今回の席、昨晩、やっとこ発券したので、現地で席が分かる状態でしたが、見やすいコーナーの端っこで、トイレがすごく近いし、隣の人に遠慮なく移動出来て、最高でした。
  
  しかも、同じ縦列の最前段には子育て仲間の友人がいるという、広い会場で、バラバラにチケットを買ったのにありえない偶然で、製氷時間にはおしゃべりも出来て、楽しかったです。

  会場入りの前にはコヅ友さんと待ち合わせして、名古屋のお土産探したり、ランチしたり(名古屋出張が多かった長男オススメの店です)、それもまた楽しい時間でした。

  ホテルにチェックインしても、しばらくはハイテンションでしたが、そのうちに・・・ううっ腰がぁ。時計を見れば、そろそろ日付が変わる頃💦

  シンデレラの魔法のような観戦なのでした。

  やっぱり現地で見る試合はいいなぁ♪