10月、台風で粉砕されたツアーの埋め合わせに、かなりお安いバスツアーを見つけ、友人たちに声をかけたところ、一人が是非行きたいとの事で、ホイホイ決めちゃいました。

 アホですね。名古屋から戻ったばかりなのに。しかも、先月もバスツアー行ってるのに。
  
  と思いながらも、横浜駅界隈からバスに乗ってしまえば、あとは荷物はバスに置きっぱなしで楽チンだもんね〜、一人一室同料金で、行きたかった福島県に行けるもんね〜。

  東日本大震災からこの方、一度も東北地方に行ってないのが気掛かりでした。ボランティアが出来ないなら、せめても観光でも、と思いつつ、自宅から東京経由がネックになっていました。

  が、今回見つけたツアー、大内宿や鶴が城等に寄れ、宿は温泉。で、15000円足らずという料金。いざ行かん!

  横浜から埼玉までは富士山が見える冬の快晴。富士山、どうして、埼玉県どころか栃木県の南端からも見えるのに、うちから見えないんだ!

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    *ビルの間に小さい白い三角が見えるのが富士山です。

  東北自動車道経由で那須で一旦下車。お菓子の城に寄りました。乗車したてでツアー会社が注文集めたランチを広々としたスペースでゆったり食べられました。

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 同じクラツーでも、紅葉真っ盛りの香嵐渓帰り、他のツアー会社のバスも乗り入れごった返すドライブインのぎゅうぎゅうランチと、この冬場閑散期狙いのツアーでは大違い! ほぼ貸し切り。

 再び東北自動車道に戻り、いよいよ福島県に入る頃にはチラチラ小雪が舞い始めました。

 途中、うとうとしたりして、トンネルを抜けると・・・・そこは雪国だった。

 豪雪地帯という会津。まずは塔のへつりという景勝地へ。

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  へつりとは方言で、断崖絶壁的な場所の呼び方らしいです。タモリさんが好きそうな洪積やら侵食の結果の奇岩が見所の渓谷。紅葉の時期はたいそう美しく賑わうそうです。

 雪が深く、限られた時間では危ないので、吊橋はドライブインの展望台から見下ろすのみ。

  あったかいキノコ汁やら喜多方素ラーメンのふるまいに、皆さん、財布の紐を緩めたのですが、東北でお金を落とすんだ!と言ってた誰かさんは相変わらずの渋ちんでした(すみません💦)。

  続いて、大内宿。こちらも伝統的建造物保存群でしたっけ? 先月行った足助と同じく古い町並みを誇る地域で、茅葺き屋根が美しい宿場町ですが、屋根は雪ですっぽり被われていました。

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  添乗員さんの事前説明通り、ほとんどのお店が休業で、賑わいがなくて寂しいと言えば寂しいですが、フォトジェニックでした。

  思いの外寒くて、皆さん、町外れの小社の横の展望台まで行くと、速やかにバスに戻りました。

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 一路ホテルへ。と言っても時ならぬ大雪のようで、途中でチェーン装着。プロとは言え運転手さんも大変そうでした。

  やっぱり雪道に不慣れな地域の人には自力で到達するのは大変そうで、安心して乗っていられるのは、ツアーならではの良さです。

 ホテルはスキー場を擁する高杖温泉のアストリアホテル。秋の行楽シーズンと、本格的スキーシーズンの狭間なので、何と贅沢にツインのシングルユースです。

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 このところビジネスホテル三昧だったので、ソファーやらゆったり椅子のある広めのお部屋もいいものですね。

  そして、夕食はバイキング。蟹がウリ。もちろんお値段がお値段ですから、冷凍ですが、会津地域の郷土食もあり、なかなか食べ応えがありました。

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  もちろん、この後も追加してたーぷり食べ、一休み後、ゆっくり温泉に入りのんびり。

  明日の朝は早いので、夜更かししないでおやすみなさーい! 
 
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