長年使っていた屠蘇器の飾り、一年ぶりに出したら経年劣化で着色しておりました。

 ちなみに正月飾りは一年こっきりのものだそうですが、お屠蘇の銚子飾りについて、ザッとウェブ検索しても見当たらず、実家でそうして来たのと、一年こっきりのものにしては立派な箱入りなので、使い回して来ました。

  しかし、さすがにこれじゃあな。

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 と、来年の正月は新しいのにすべく断捨離だなと思ってから、はたと気付いて、銚子飾りのお値段を調べてビックリ。小さいのにお高い!やっぱり使い回しするんだろうなぁと思う一方、あと何年使うんだかわからないのに高いのはもったいない、と毎度お馴染みのケチ心が沸き上がりました。

 そこでウェブ検索すると、わずかながら手づくりの情報がありましたが、手持ちのものとかなりイメージがちがいます。

 となると、これ断捨離はまだ早い!

 今年の後半に材料を揃えて、これを見本に試行錯誤して、そこそこ満足行く仕上がりになってからでも遅くない!

  という事で断捨離先送りの銚子飾りですが、こんな風に、型や見本として使うために断捨離先送り物資、私の暮らしには時々出没します。

  例えば気に入りの型エプロン。使いやすいサイズのミニトート、鍋掴みなど。かなりぼろっちくなっても、型になるなら捨てられません。

  型にするということは、型紙やサイズ表記等がなくて、もともとのオリジナルがバザー購入や市販品の時ですね。

  必要な時に、その時に得られるものでいいんだ!とスパンと割りきれると、型のための断捨離延期などせず、すっきり暮らせるんだろうなぁと思いつつ、気に入ったものは使い続けたいという保守性と、残り物や廉価品が好き、そんなもので何か工夫するのが好きという身についた貧乏性が許してくれません。

  物の命を使い切る!は今年も私のひそかな座右の銘です。

  そして、減らすぞ死蔵品!