フィギュアスケート、女子フリーテレビ観戦終わりました。

 いや〜、すごかった。早い方のグループでも自己ベスト更新した選手の笑顔、やったね!を見るのは嬉しかったし、自国開催だけにものすごい声援の韓国の二人も、応援をプレッシャーとせず、力に変えて素晴らしい演技が出来て良かったです。

 そして、長洲未来ちゃんの果敢なトリプルアクセルへの挑戦も、勇気を持つことの素晴らしさを伝えてくれました。
 最終グループはもう火を噴くような・・・熱い戦いでした。

 まず宮原選手。ショートと同じく、懸案の回転不足を取られる事もないパーソナルベスト更新の素晴らしい演技。隅々まで行き届いた彼女の動きは、いつも以上に魅入られました。

 カロリナの美しい滑りが最終グループで見られ幸せです。中継アナウンサーがやたらと31才と強調するのが気になりましたが・・・んなの関係ね〜!とちょいと昔流行った言い回しを使いたくなりますわ。

 そして花織ちゃん。何回もシニアの世界での戦いの場数を踏んできた知子ちゃんと違って、本人もびっくりのオリンピック代表だったのに、よくぞ最終グループで、入賞されて、おめでとう。演技後のインタビューでは北京も出来たら続けて出られたらなんて頼もしいお言葉でした。

  あとの3人がまた素晴らしかった。

  後半ジャンプのザキトワ選手の高難度、ちょこっとステップアウトはあったけれど、ケイトリンの情熱がたぎる演技。そして、情緒豊かな表現力のメドベージェワ選手。

  眼福とドキドキの末に、後半の3人が表彰台の人となりました。おめでとう! 

  ひっそり言うけど、私、名古屋でカロリナ、ザキトワ、ケイトリン、ソツコワ、そして知子ちゃんの演技、見られたもんね〜。

  こんな中、気になったのは、銅メダル取れなかったことを残念から切り込んだインタビュー。メダルの数を増やしたいのかも知れませんけど、演技をちゃんと見ていたら、絶対に残念なんて言えないレベルでしたよね。

  みんな持てる力を出し切って、やり切って・・・その段階で既に素晴らしいのに、どうして残念から入るかなぁ。

  インタビューでの宮原選手も、坂本選手も、大舞台でやり切った明るい表情でしたよね。勝手に残念がっては失礼だと思うんですけど・・・。


 それで、思い出したのですが、団体戦の結果が出た翌朝に届いた新聞記事のタイトルが酷かった。ゴシップ紙の三文記事のタイトルかと思うような「ミスミス五位」。語呂合わせでもしたつもりで悦に入ってるんでしょうか。何たる無神経、文字で生計を立てている人たちとは思えない表現力です(これ、フィギュアスケートだったら、もんのすごいGOEのマイナスがつくわ)。

 フィギュアファン的には相当カチンと来ましたし、記事をよく読まない人たちは、勝手に妙な憶測しそうです。これは抗議しなくちゃ!と思いました。

 これから配信されるニュースや紙面には品格のある、選手に対する尊敬の感じられるタイトルがつくことを切に願ってます。

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