昨晩は台風級の風の音が聞こえ、一夜明けると周囲の山の桜はほぼ散り終えていました。
今日は昨日よりはマシなものの、まだかなりの強風で洗ったシーツがダンスしまくった挙げ句、竿に絡まって、外出日和とは言いがたく、家でのんびり。
番組制作や予告は昨年のうちに見ましたが、地域発ドラマって、当該地域で放映後、だいぶ経ってから全国放送される事が多いのですね。
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主人公は今月始まったばかりの朝ドラ「半分青い」でヒロインのおとうさん役の滝藤さん。昭和家電の収集をして、周囲からそんなガラクタ集めてと白い目で見られる挫折感漂う冴えない男。言いたい事をはっきり言えず、忍者ガールズバーのママなど、理解者の前以外では強烈なくしゃみが出てしまう変人。
滝藤さんって、こういうちょっとなぁな人を演じると絶品ですね。
彼に絡んで来るのが、もともとはいたずらで昭和家電の宝の山へ悪ガキたちと忍び込んだ少年。この子役さんも実にうまい。
実は彼は昭和家電のラジカセを使いたい事情があったのです。
というところから物語が展開し、キーとなるのが、要らないものなんて何もないという言葉。
断捨離、ミニマリストなど、捨ててスッキリ、物は持たないとは真逆の生き方ですが、捨て去らない男の生き方に少年が救われる場面には、何でも捨ててスッキリが必ずしも良いわけではないと思わされました。
もちろん、それを言い訳にしたい訳では・・・あります。f^_^;
が、この主人公、一見ごちゃごちゃながら、ちゃんとお手入れして、どこに何があるかわかって収集しているので、ゴミ屋敷や溜め込み病とは違うようです。
実在する昭和家電の収集家の一部をモデルにして、困ったちゃん部分は創作のようですよ。
実はまだある我が家の昭和家電。使わないのに捨ててない、そーゆーのは収集とは呼べず、単なる死蔵で、誰かを救うとか、心を癒すなどとは無縁ですな。
どなたか昭和家電、要りませんか〜?
私には完璧にやるのはとても無理にしても方向性として、やっぱり減らす事は必要なようです。