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  新潟に着いて、連れと合流するまでにどこかいいところあるかな?と出発前に検索をかけたら、何と嬉しい事に、木原敏江先生の原画展があるのが分かりました。

  それも入館無料の新潟市マンガの家という場所で(タダ、無料という言葉に弱いのは、青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」のジェームズ君や、忍たま乱太郎のきり丸並です(^^ゞ)。

  ふだんなら歩けない事もない距離の市の中心部の繁華街にあるのですが、暑い、荷物ある、でさすがの私もバス利用を考えていたところ、バスターミナルにちょうど来たのが、連結部があって、ムカデみたいになが〜い車両。これは乗らねばなるまい!

  まだ新造感あふれる赤いボディとおされな車内。210円の距離でしたが、後ろの方に陣取って、割と人がおりる古町下車。PASMOでピッ!の運転席まではちょっと歩くので、運転手さんも発車する前に「他にお降りの方はいらっしゃいませんか?」と都度確認されていました。

  
  スマホでマンガの家の場所を確認しながら、バス停から歩く事だいたい5分くらい。少し奥まった若干分かりづらい場所に目指すスポットがありました。

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  そばに寄ると、新潟出身の高橋留美子先生の作品による看板が・・・(犬夜叉だよね?)

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 受付の方はとても感じが良かったです。二階で木原先生の作品展示というので階段を上がると・・・

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 嬉しい、こちらの特大ポスターと、上がった向かい側のパネルだけは撮影OKでした。

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 しまりんごのお二人ですね。♡

 原画は比較的新しい短編作品の時系列展示と、マンガ誌の表紙を飾った作品でした。

 そんなにたくさんないけれど、手持ちの時間があまりないので、かえって助かりました。友禅染みたいに細かいきれいな絵。滑らかな線。そしてお目目パッチリのお目目の中にもきれいな白い点。

 実は木原先生、デビューを覚えてますわ。まだ小学生の頃、マーガレットの新人賞受賞されましたが、その時同時受賞された方の「風の中のボッコ」という作品が本紙に掲載され、木原先生のは掲載されなかったのです。が、ボッコを書かれた方のその後は寡聞です。一方、木原先生は当初はコミカル路線だったように記憶していますが(実は毎週、毎月買ってはいられなかったので、さほど覚えていない)、歴史ロマン的なもので開花されたように思います。

 個人的には新選組をテーマにした天まであがれ、好きですし、大人になって古本市でゲットした「アンジェリク」にも泣かされましたわ。

 Wikipediaでチェックしたら、スターシステムを採用、特に『アンジェリク』のフィリップに代表される性格、容貌のキャラクターが複数の作品に登場するとありまして、そこが好き嫌いの別れるところでしょうか。育成系が好きな人がハマりそうな所以。宝塚作品として採用された事あるのが頷けます。

 フィリップ性格だと土方さんや摩利ですね。対してアンジェリクの二コラタイプ(時としてジョフレも含む)が沖田総司と新吾君ですね。懐かしの総司とこよりんぼの表紙原画もありました。

 ってな楽しみ方をさせていただき、マンガ単行本びっしりの図書コーナーをチラ見。一階はパタリロの魔夜峰央先生はじめ新潟ゆかりの作家のコーナーなどありまして、マンガ好きなら寄ってみろし!なスポットでした。

 そうそう、館内には今放映中のドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」のポスターも貼られていました。

 その後、古町を少々ぶらついて、あ、セリアある!で店構えは古めかしいけれど、色々なものがたくさんあるのを確認、さすがに買う元気はないものの、よく行くターミナル駅のそばのセリアより品揃え豊富でした。続いて、横浜に於ける有隣堂書店みたいな老舗書店をチラ見。二階のバーゲンブックコーナーはなかなか充実しておりました。

 連れがなかなか現れず、タダ無料好きもさすがに時間つぶし出来かねて(三越は午後7時閉店です。それが健全な商売ってものなんだろうなぁ)、ドトールで紅茶。珈琲じゃないのが自分的ですが(笑)。

 おそ〜い夕食はそば屋さんで。新潟名物のっぺと晩酌付きです。(*^▽^*)

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