安いモノ(旅行などのサービスも含めて)が呼んでくれている気がする私。

    安いからって粗末にしません。かえって愛着が湧いて、神隠しに遭うと軽いパニックになる事すらあります。

     そんな自分が安いの大好きな理由は生来の生まれ持った性格(恐るべし、ドケチDNA、聞くところによると、母方の大伯父が四国の寒村の村一番のケチだったそうです(大汗))もありますが、高度成長期でみんながじゃんじゃん使い捨てしてる時代に、それが出来なかった生育歴もあります。
   最近では、上の世代に比べて、明らかに貧相化した年金くらし(なんて言ったら、下の世代の方々から、叱られますよね〜💧)を守るため!も大きいです。

     そういう懐具合は別にして、煎じ詰めれば、安いモノを得ての余剰を別のモノに回したい!に尽きます。

      私の場合は、一回でも多く眼福経験を積みたい!です。旅行とか美術展とかフィギュアスケートとか。

      一方で、形に残る物を確保したくてという方もおられますね。

     だいぶ前に見た実録映画(ドキュメンタリーとおっしゃい!)「ハーブ&ドロシー」は、つましい生活しながら、これはと思う現代アートのアーティストの作品を買い続け、とうとうそのコレクションが美術展、美術館規模にまで成長した、というステキなお話でした。

    ご夫妻のアート作品だらけのご自宅風景はなかなかのカオスでしたが、信念があってのモノ増やしは、新進アーティストのためにもなり、やがて鑑賞する人のためにもなり、立派な行為だと思いました。

      一方、信念とか目的、或いは経済的な必然性が無くて、単に安さにこだわると、数を増やしたい、より多く持ちたい!という迷走路線に陥りがちかと思います。

     とりわけ、モノのサイズが大きくなると、収納管理にスペースや時間がかかる訳です。趣味の道具も然り。家庭用雑貨や食器なども然り。

     もちろん、本当に好きだったり、お仕事にされている方は、数を増やすにせよ、目的を持っておられるわけですし、きちんと維持管理しておられると思うので、ノープロブレムですが、そこんところの軸が無く、安さによって生み出される余剰を数を増やす事に費やすと、無定見に増殖してしまうのでは?と思います。

     毎度の事ながら、私も偉そうな事は言えないです。

     目的があるはずで買った布、未着手がまだまだあるし、手作り市やバザーの一期一会でピンと来たプチプライスのアクセサリー、ひっそり増殖してます。(^◇^;)

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