自宅はもはやお世辞すら言って貰えないレベルの散らかし&古び感ですが、ここ八ヶ岳は絶え間ない湿気のため壁紙の端っこが剥がれてしまったり(それ専用の接着剤で止めたけど、また剥がれた😭)、カビが取れなくなっていたりするものの、自宅よりは断然スッキリしています。

     何しろ物が少ない。大きな家具は食卓だけ。あとは元ベビー箪笥にしていた小さな箪笥、プラスチックのキャスター付き引き出しが二つ、二階には足折れの実家の仏前用だった座卓くらい。
   通販でまとめて買った似非ムアツ布団と枕のセット、やはり通販で買った(と思う)廉価な羽毛布団、黎明期のドンキホーテで買った値段最優先で選んだケバいピンクのフィットシーツ(確か一枚300円程度^ ^)、と寝具は結構多めですが、食器はベルメゾンで2組買ったコレールに生協のチラシで注文した100均価格のごはん茶碗と箸、あとは実家のお下がりのカトラリーやグラス少々と言った感じです。

    なもので、もともと料理は手抜き放題なのを置いておいても、料理に合わせてどの食器?などと悩む事がなくて、先日の友人たちもあるものを適当に出して、ワサワサ盛り付けてくれました。

     そもそも服は自宅から必要そうな物を持参しますが、例外的に古いフリースと秋から春に愛用のフリースのガウン、自宅では暑くて着られない割烹着三枚と寝間着三着、UVガーゼパーカーなどが置いてあります。

      寒い方に向けて、自宅と温度差があるのと、寝巻き無し訪問に備えて、これくらいの在庫はいいかなです。

      最早古書店向けな本の在庫はありますが、基本的に図書館頼りで買わないですし、とにかく自宅に比べて視覚的にウザっ!となるものが少ないので、その面でもストレスが少ないです。

     そして、一番ストレスが減るのが調理。

     夏の自宅はマンションの、いわゆるあんどんと呼ばれる窓無しの台所でものすごい暑さに見舞われるのですが、ここでは窓はあるは、暑くはない上、何と言っても新鮮な野菜が手に入る、そして、生ゴミはコンポストで速攻処理出来る!は大きいです。

     何はともあれ野菜をたっぷり使ってしまうので、調理は簡単、体調も良いし、自宅界隈で価格の高騰で頭を悩ませながら野菜選びをして、そこからメニューを考えなきゃなストレスが無いのです。

     繰り返しになりますが、食器も凝ってないので、サッサと洗っておしまい!

    さらに言えば、そばに役所やら何やらが無くて、雑用がすごく減ります。

    そして、地デジ化以来、テレビがNHK二局に民放二局しかないので、最初から見られない番組に対して執着も、最早ありません。

    新聞も止めてしまうから、ことテレビ番組に関しては知らぬが仏。

    情報過剰な状態ではないのも、なかなか良いものです。

    ひょっとして、ものすごく贅沢な時間を過ごしているのかも?と思います。

    贅沢とはラグジュアリーな事と思っていた若い頃には気が付かなかった事です。

     あと少しだけ、自宅よりはずーっとシンプルな暮らしを楽しみたいと思います。