昨日は関西地方が大変な事になってしまい、テレビの報道を見ながら驚いていました。

   知り合いの方でも窓ガラスが割れた、集合住宅の隣戸との境目のボードが吹っ飛んだなど、かなりの被害があったようです。

     早く復旧しますように。
   こちらは夕方から雨あしが激しくなり、ニュースでは市内で停電が起きた地域がある旨が流れました。集落から離れ、また街の灯りも遠いため、一旦電気が止まってしまうと漆黒の闇になる地域なだけに、停電になったらと心配しましたが、何とか事なきを得ました。

   しかし、昼過ぎから強風に周囲の木が煽られる様子を見て、夕方からは風雨、夜半には風は弱まったものの、土砂降りに雷鳴でした。

    夜、雨風の音とは別に、窓の外でバタバタとかなりの音がするので、カーテンを開けると、大きな蛾がバタついていました。灯りを求めず、森の中にいれば良いのにと思いましたが、家に入れてやる訳にも行かずでした。

   明けると、まだ雨が降ってはいましたが、だんだんに上がり、ベランダの手すりの下の方には、昨晩の蛾が張り付いています。クスサンのようですが、生死不明です(ご存命でした。小枝でちょいと羽に触れたら、貼り付けが解けたようで、森に帰って行きました)。

     車の上には小枝と葉がいっぱい。見る角度によっては、まるで車が角を生やしたようでした。

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    ちょっとしたこん棒みたいな枝がよく直撃しないでいてくれたものです。

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    これは松の枝など片付けた後に、わざとこん棒状の枝を残して撮ったものです。

    栗もどっさり落ちていました。

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    山栗なので、いつも八割がた虫が先にご馳走さまですが、まだやられてないかな?  まだまだ青いので、食用になるかわかりませんが、台風の力を借りて、新たな仲間を増やそうと言う逞しさを感じました。

     その後、舗装路に出るまでの砂利道そいの大きな枝を退けて、ひと汗かきました。

     ちょっと怖かったのは、いきなりバリバリと音がして、向かいの空き家のすぐ後ろの土地の木が倒壊した事です。家の中にいた家人にも聞こえたそうです。

     しばらくして見に行くと、元々枯れ木だったようですが、あともう少し高い木ならば、空き家の屋根に衝突し、大きなダメージを与えたかも知れません。

     空き家には、子どもたちが小さかった頃までは一人暮らしの老婦人がお住まいでしたが、ある日突然起きられなくなり、反対側にお住まいの知人が気が付き、連絡を受けた息子さんが引き取られました。何方もいなくて幸いでしたが、逆に空き家でなければ、何らかの手を打っておられるのかもです。

     また、斜め前の知人宅の端から生えていた細い木も、どうやら台風のために倒れたようで、こちらも空き地に倒れただけで済んで幸いです。

     これらを見て、こんな事が起きないうちに伐採をしなくては、となおさら強く思いました。