
職人さんは朝が早いです。七時半前には車両が到着の音がして、今日は我が家の真北方向での作業です。
見ていると大変なのは鉄板の敷設。すごい重量のクレーン車を安定させるための大事な下準備。念入りな作業で、ウィンウィンが鳴り響き始めるのに間がありました。



あまり動きが無いうちに、せっかくのお天気なので、野菜の調達に行きました。富士山の頭が雲の上に見えると、ちょっと嬉しい。
遠回りして、甲斐小泉駅を右手に見ながら、平山郁夫シルクロード美術館のデッキ経由です。


コスモスや茶色く色付いている蕎麦畑を見ながら、三分一湧水にも寄り道。
パノラマ写真です。
野菜は買い足しレベルで、ひとつしかなかったブロッコリーと大根、たくさんあった枝豆(これが焼き芋や草加煎餅と並び大好物です^^)、玉ねぎ、アイスプラントに、珍しいところでホオズキの実。これ、美味しいんです。
なんと、色褪せたとは言え、まだ紫陽花の花も見られました。

蕎麦畑は秋ですが・・・
のどかに走る小海線と郵便屋さん。
同級生と遭遇したりもあり、だいぶ油を売って帰宅するとウィンウィン真っ盛り。
二階の部屋の真裏なので、大迫力です。
あんまりしげしげ見ては悪いかなと思うのですが、ついつい見入ってしまいます。
今日は女性の職人さんの声が良く聞こえ、ポーランドから来たと言う職人さんの作業ぶりも見られました。
女性の職人さんがいると、同性としては、何となく安心感があります。男の職場と言われる場所で活躍される方々は、皆さん決意と覚悟、ポリシーがあって、テキパキしていて、カッコいい!
クレーンのワイヤーを木に結び付け、伐採、そこから高く吊り上げ、電線電柱にダメージを与えないように跨がせ、横たえると、採寸して裁断。それを小さめの重機がトラックの荷台へ、と言う一連の動きが見事。職人さんの仕事って、すごいなぁとひたすら感心。
はるか昔の OL時代には、オフィスにいるより、営業倉庫でフォークリフトが黙々とバレットを運ぶ様子や、デッカいコンテナ車が悠々と倉庫の入り口にバックして駐車、などを見る方がワクワクしたのですが、久しぶりにワクワクしました。
なお、敷地の左右に門柱のようにそびえていた赤松には当初、家人がかなり執着したのですが、地元の友人も、林業者さんも、夏休みに来てくれた環境社さんも、皆さん口を揃えて、松食い虫が下から上がって来ている、赤松は根を張らず、いきなり倒壊のリスクがあるとの事でしたし、もし残しておいて松食い虫にやられた場合は、その為だけに重機を借りたり、大変に割高になるようなので、諦めて貰いました。
残して大丈夫そうな木、残すと倒壊リスクがある木の見分けは、やはりプロの眼力に頼らないとです。
赤松同様に根が浅いカラマツ、鹿の食害のため弱っている木は太くても切る一方、ひょろっとしていても実はたくましい木、運悪く倒壊しても家屋には被害の無い位置の木などは残し、丸坊主のカンカン照りにならないようにしてもらえると思います。
朝が早い分、暮れる前に作業終了、撤収で、明日がいよいよ最終日となります。^^