強力な台風襲来のニュースが流れていますが、どうか被害がでませんように、と祈っています。

      当地も朝から雨ですが、幸いに豪雨、強風のレベルではなく、今日も粛々と作業が行われ、大物であるモミの木が、我が家の屋根を見事に跨いで行きました。
    世の中、美容関係の広告などで、使用前、使用後の写真が出ている事は多々ありますが、中には変だよとか、これ、小細工を弄したな、と素人でも分かるレベルのものもありますね。

   しかし、今回の使用前、使用後は、正真正銘の大違い。

    クレーンがモミの木を吊り下げている動画をアップ出来ないのが残念ですが、とりあえず写真で。10/5に出来ました。

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   こちら二階の南側、モミの木の根元をチェックしているお二人。今しもノコギリが入る直前で、すでにクレーンのワイヤーが取り付けられています。

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   クレーンがモミの木を持ち去った後、ポッカリと空き地が出来、明るくなりました。

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    モミの木は横たえられ、枝葉を切られ、さらに裁断されてトラックに載せられるのです。

      ナルニア国ものがたりファンとしては、木の精のドリアード、ナイアードなどを信じない訳には行かないだけに、本当のところ、ちょっと心が痛みます。

      木は立派な生き物なのに、枯れ木でもないのに伐採。これも、適宜手入れをせずに来たせいでもあるし、一方で手入れとは、枝葉を整えるだけではなく、時に間引きをすることである事を思うと、いきものに対する姿勢が相手によって変わらざるを得ないのを認めざるを得ません。

     みんな生きているのですが、ピラミッドの頂点にいるらしい人間は、自分たちの都合により、生殺与奪の権利を行使するんだなぁ。

    それがいやと言ったら生きてはいけないのも人間です。

     いきものの命をいただいて生きる以上、感謝して、活かして行くようにせねば、と改めて思います。

     伐採された後の切り株は、みるみるうちに色付いているものもあり、いのちの不思議を感じます。

    大きな木は林業者さんが製材所に持って行き、どこかで使われ、小さな木や枝葉は水分が抜けたら我が家を暖めてくれる薪になったり、作業台、屋外用の腰掛けになります。

     プロの仕事のすごさが分かる3日間でした。私のぼんびー節約モードで京都二泊三日を5〜6回くらいの費用で、これだけの事をしてもらえるのって、すごいですわ(いくつか追加でお願いをしたので、ドギューンと見積り価格から跳ね上がってない事を祈ります😅)。

     





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