近所だけど、少々のご無沙汰の友人たちと山下公園で秋咲きのバラを見ました。
春のバラに比べて、小ぶりなのですが、清楚な可愛らしさがあります。
寄せ植えられた花たちが、なかなかおしゃれ。
熟したベリーみたいな実をつけて、葉っぱはナス科みたいだけど、全体が黒い不思議な植物を見かけ、手入れをされている造園業の方にお尋ねしたら、観賞用の唐辛子だそうです。写真撮り忘れました。
実は毒では無いが、食べると舌に残る激辛で食用には適さない、とはさすがプロならのお言葉。ご自身で試されているのですね。
↑ホテルニューグランド
↑ 氷川丸にはバラが似合う。
↑まるでかがり火みたいなスタイルのバラ。春に来た時、ここに植えられていたかしらん?
しばし眼福タイムを楽しみ、元町経由で友人が予約してくれていた石川町駅近くの志木葉へ。
かなりわかり辛い場所でした。まるで京都の路地みたいなどん詰まりのある細い道に面した隠れ家風の和食店でした。
小さな個人宅を改装したみたいですが、狭さを逆手に取り、落ち着いた和の雰囲気にまとめてあり、お料理はコースで、美味しいものを少しずつ。
自宅では出来ない少量多品目で、季節の素材、銀杏、微量ながら松茸、栗などに加え、近江赤コンニャクなど横浜では珍しい食材もいただけました。
このメンバー、インスタ映え!とか言って撮影するミーハーではないし、席が近い中、ほかのお客様もそういう方はおられないので、撮影は場の雰囲気を壊しかねないと思ったので、今回は写真無しです(食べログを見たら写真がたくさん載っていたので、撮影禁止ではないようです)。
山芋などをゼリー寄せにした先付、お刺身、柚庵焼き、ごく小さな籠の下に柿の葉が敷かれた盛り合わせ、松葉ガニ入りの茶碗蒸し、ムカゴの釜めし、水菓子は柿、キウイと黄な粉のわらび餅でした。
食後にコーヒーの声が出て、元町のメインストリートに戻り、今年の春オープンしたというKalitaのショップの二階のカフェへ。店員さんからスイーツも何も無い、本当にコーヒーだけです、と念を押されました^_^。
手前の中二階というか踊り場的スペースにKalita製品を多用したアウトドアのディスプレイがあり、カフェコーナー自体もウッディな作りながら、シティだ!というか窓からの眺め。向かいの店舗とその奥の首都高を通る車が車高が高いと見える、という殺風景とも言える眺めですが、視覚的にごちゃごちゃが無いので、落ち着く感じでした。
バーカウンターの向こうでコーヒーを淹れてくれるのですが、後ろの棚に飾られているキランキランのコーヒーポットは百万円のディスプレイ用、火には掛けられない、スワロフスキー満載のお品で、そこはえらく目を引きました。
コーヒーは煎り方や豆の風味など、何種類かあり、私は一番ライトというのをオーダーしました。実のところ、コーヒーはかなり久しぶりですが、飲めました!
横浜観光と美味しいもので、なかなか楽しい秋の一日。日暮れが早くなり、5時半ころに帰宅すると、すっかり夜の気配。明日が満月だそうですが、まん丸なきれいなお月さまが見えました。