ただいま切に感じているのが、表題のこと。

    具体的には、ここ北杜市の公設民営立ち寄り湯の温泉手形というものであります。

    当ブログで何回かこぼしていますが、かつては地元民向け、別荘所有者向け、一般向け、と料金三本立てだった立ち寄り湯ですが、平成の大合併後の財政上の理由だとかで、数年前から二本立てになってしまいました。
   何と無残にも、別荘所有者向け料金がなくなり、一般と同じ840円なり〜!

    昔は500円で事足りたのに( ;  ; )

     別荘所有者って、多くはなくても市民税、固定資産税など払っているし、地元でお買い物したり、我が家のように地元の建設や林業の業者さんを使う方も少なからずだと思うんですけど。

    つまり、ちったあ地域貢献してる!って言いたいのです。だいたい北杜市は別荘や移住民が多いのをウリにしてるでしょーが………ブツクサ。

   何を言っても変わらん無情の料金対策として、値上げ後は、いちげんさんの観光客からでも450円とか、せいぜい600円しか徴収しない長野県の施設を使う事で抵抗をして来ました。

    ところが、友人がグループで遊びに来れば、狭い我が家の風呂一個では対応出来ず、温泉手形なる回数券を買い求めることになりました。

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    当初は買った施設でしか使えなくて、よほど不評だったのか、共通券となり、使える施設が増えました。一般向けで14枚つづりで8200円なので、一回あたり、586円になります。これでもまだ高いけど、近場で三箇所使えるので、移動の手間が少ないのを思ったらまあまあ。

   しかし、使用期限が発行日から一年間だけ。

    去年は友人たちと私の五人が2日使い、更に同窓会の前夜泊まりに来てくれた同級生と使い、ラスト二枚も夏の間に使い切ったのですが、今年はゴールデンウィークに長男に買わせ、友人たちと使ったのは一回だけで、8枚残りました。

    さぁ大変!  これを来年4月末までに使い切らなきゃだけど、冬は来ないもんね。

     問題はすべての温泉施設に食事処があるわけではなく、温泉や立ち寄り湯では、入浴してから食事タイプの我が家では、分煙が出来ていないこの地域では、髪の毛にニオイが着くから、うっかり外食出来ない、しかし、帰宅して食事の支度はだるいよ、というところなのです(※私が知る限り、立ち寄り湯併設の食事どころは全席禁煙で、我が家にとっては嬉しいことです)。

       率直に言って、長野県の八峰の湯とか、南相木の湯だと、そもそもの入湯料が手頃な上、地域の素材を使ったメニューもあり、リーズナブルなお値段の農作物の販売もあり、で行くのが楽しいんですが、北杜市の立ち寄り湯、そこんところがイマイチです。

       しかし、期限内に使い切らなきゃ!があるから、まず市内!なので、内心面白くないです。

      確実に使うアテが無いなら買ってはいけないクーポン券! の典型例になってしまった温泉手形です。😩


     世の中には、この手の、おトクを冠したワナがけっこうたくさんございます。

     先日書いたばかりのまとめ買いもその一つですが、有効期限や利用場所を限定したクーポンなんてのもその一つですね。先日の旅行で活用した乗り放題券なんてのも、ひとつ間違うと元が取れません ´д` ;。

     もちろん、そんなのいいさぁ、とおおらかに振る舞えるならノープロブレムですが、こと我が家に関してはありえねー!

    かくして、あと2枚まで減らした温泉手形のチケット、今回で使い切る所存でございます。

     あくせくしちゃって何だかなぁ。これもあるから遠出が出来にくいっての、間違いなくあります。f^_^;