秋が深まって来ると、ガーゼのパジャマを愛用していますが、先シーズンくらいからちょい怪しかった襟元が今シーズン、擦り切れました。
資源回収などに出すか、直すか、迷うところでしたが、ご存知の方もいらっしゃいましょうが、洗いざらしのガーゼのフワフワ感、とても気持ちいいです。
新しいのに買い替えると、ふわっとするまで何回か洗わないとです。
率直に言いますと、ウエストのゴム通し部分も傷んで来てはいますが、まだ破損には至ってない。まだ着られる!
そこで、以前からエコロジカルお直し系で見かけていたワザですが、襟を外し、バイアステープで処理することにしました。
良く見たのがワイシャツをスタンドカラー風にオシャレに改造とか、フリル襟にする、でしたが、自分の技術では外出用にならないでしょ!で一度も試した事はありませんでした。そもそもシャツ襟似合わないし。´д` ;
しかし、寝る時に着るだけのものなら、不細工でも構わないだろうし、失敗したら、その時だ!と思って着手。
どうも私は改まった場では緊張して実力が発揮出来ない、というか元から低スペックなんですが、テキトー、ダラダラ、非本番、非よそ行きとか言うと、結構楽しんでしまうタイプです。
毛羽立ち痛々しい襟元。
チョキチョキ
切り離したこれ ↓ は窓の桟を拭いてからサヨナラだいっ!
大きな針目でバイアステープを縫い付けます。
もちろん、使い残りを捨てずに取っておいたものです。八ヶ岳に行く前に、ハギレを物差し入れにも使った『病棟から抜け出した風😅』の服を縫った時に使ったバイアステープです。
珍しく最初から間違えず縫い付けられました。普段は大概、一度は裏表間違えます。
バイアステープの高さに合わせて布を切り揃えてから、くるみます。
ありゃりゃ、肩口まで擦り切れてますね。でも、これくらいになると、ホント、絶妙なフワフワなんで、あとワンシーズン頑張ってもらいましょ♪
かくして一応完成。肩口の擦り切れ部分に裁縫箱に残っていた残り糸をめちゃくちゃ適当に刺して、刺し子気取りです。
あーあ、こないだ中途半端な残り糸捨てちゃったけど、あれも取っておいたら、もっと色々刺せたぞぉ、と思うヤツ(^◇^;)。
確か、刺し子はもともとぼろぼろになった服の補修のために始まったもので、まさに刺し子の心!
と、一人悦に入るのです。普通、激安で服が買える時代に、こんな事しませんよね〜。f^_^;
さて、この改造で襟元がスースーしてしまうのか、洗濯して乾きが悪くなるのか。
使い勝手をチェックしてからお別れしても遅くはない!
と思ってのボンビー補修でした。
色違いのもう一枚は、こちらを試してから、補修するか決めます。
でもどうも出来上がりがイマイチで一着で断念。
襟がダメになった他のパジャマをどうしようかと迷っていました。
本日、図書館から借りてきた「お金さまいらっしゃい」の中のアイディア、襟を外し、アイロンシートで穴をふさぎ裏表を逆にして再度縫い付けるという漫画を見て挑戦しました。
さすが自給自足の村の知恵はスゴイです。
襟を裏表逆にして付け替えるという発想は全くありませんでした。
バイアス処理と裏表逆にするのとどちらの手間が楽かはわかりませんが、今度挑戦してみてはいかがでしょう?