らしいのだ、と気付いたのは、一年半ほど前、家人が糖尿病のイエローカードを渡されて、食餌指導に引っ張り出された時。
人伝に聞いたり、本やネットで見聞きして、糖尿病対応の食事って どんだけ小難しい条件をあれこれ言われるのか、と思ったのですが、いくつか注意点はあったものの、すごい大変な感じはなくて、要するに家人が食べ過ぎていたのが主要因とわかりました。
ご飯は茶碗に七、八分めにして、夕食を食べ終えたらおやつは口にしない。
それを守るだけで、一か月で体重が減り、肥満域に入っていたのが通常域になり、血圧も下がりました。
お腹いっぱい食べても、まだせんべいなどをかりぽりかじる、実家に行けば冷凍庫に満載のアイスを立て続けに3個食するようなのはダメだよ、といくら言っても、大丈夫だと言い張っていた家人ですが、医者からのイエローカードでやっと食生活を考え直した次第です。
良かったと言うべきか、私がすんごいなめられていたと言うべきか。💦
体調管理って、運動も必要ですが、大きいのは食べ方、食べる量、内容だよね、とつくづく思います。
そう言う目で、いろいろな情報を見ると、我が家の食事は肉や魚こそ入ってはいますが、カロリー的にはほとんど精進料理に近いレベルなんでは?と思えて来ます。
皆さまがウェブにアップされるご馳走、テレビで紹介されるご馳走とボリューム感が違う。
具体的に言うと、動物性たんぱく質が少なめ、揚げ物などが殆ど出ない。ご飯は大麦とか蕎麦の実入り。とにかく総量が少ない。
精進料理というより病院食かも💦
自分が思う最大の欠点は価格が高騰した時に葉物野菜が減る!ですね。f^_^;
こんな食事でも、今我が家にいるのが、もともと食の細い二男、加齢のためなんだか胃炎の果てに食が細くなった私に、糖尿病元イエローカードホルダーという、食べられない、食べたくない人オンリーだからオーケーなので、たまーに長男が来ると、マズ飯と文句タラタラなんですが。😅
しかし、マズ飯でも、戦時中の芋の蔓まで食べた、野草をかき探したなんて食生活よりはるかに豊かなのは間違いなく(と開き直る)、しかも、ダイエットと騒がずに済むのでありがたい事です。
先般、近所の同い年の知人と立ち話したら、この何年か逆流性食道炎の薬を飲みながら、脂っこいものを含む食事をしている、とのことで、うーん、と考えてしまいました。
薬を採りつつ、そこそこガッツリ食べたい、とは全然思えないワタシ、やはり食に関心が薄いのでしょうねぇ。
彩もよく、皿数豊富な食生活が当然という グルメな育ち方をした家人なら大変なところでした。
逆に言うと、それで何とかここまで持ったのか?
家事の中で最大に苦手な料理(だからといって他が優れている訳ではありませんf^_^;)についてあれこれ言われていたら、とっくのとうに………(以下省略(^◇^;))