今日もだらけたお正月。実のところ、ほとんど普段通りです。

      娘時代は新興デパートが徒歩三分だったので、買い物好きな母に急き立てられ、福袋を買った記憶もありますが、出掛けるのが面倒くさい場所に住んでいるおかげで、年末に調達した食材を消化するのみ。

        いや、出掛けるのが面倒なだけじゃなくて、福袋は卒業したからです。
     
       販売されている方、買うのを楽しみにされている方、ごめんなさい。でも、個人的に、福袋買って良かった!と言う思い出がほぼ無いなのです。

     買ったその時は何やらたくさん入っていてお得感があるのですが、時間の経過と共に、何か違うぞ、何かしっくり来ない、と言う違和感を抱くようになり、最終的に無理やり使うか、誰かにあげるか、というパターンだったものと思われます。

     唯一、母が川越観光した時に買ったデパートのアクセサリー売り場の福袋の中身のいくつかのうち、二つだけは今も手元にあります。一つはえらく重宝してて、一つは18金の球形ペンダントトップで、こりゃあ今となっては貴重品!

   しかし、服飾系や文具系などではない食品関係でも、どうも福袋って自分向きじゃないみたいです。いまいち食指が動かないものがあったり、扱いが面倒くさい食材だったり、賞味期間に間に合うため、甘い物を頑張って食べなきゃだったり。

    私に合うのは福袋ではなくて、アウトレットやコワレと言われる類のものみたいです。

      福袋って、不幸袋なんてひどい呼ばれ方をする事もあるらしいですが、私はそんなひどいあだ名では呼びませんよ。けど、呼びます。不満袋、不平袋。あ、ひどいか、これも。失礼しました。f^_^;


  (何と、鬱袋と言う呼称もあるようで、皆さん、うまいこと考えはりますなぁ、って販売側からしたら、チッですよね(^^;;)

   そして、福招きと言えば、商用施設やら初詣プレイスで配布される無料のグッズやおふるまい。

    よせばいいのに、近隣スーパーで配布する干支の柄の湯のみを集めたがる家人がいて困ったもんなんですが、今年も勇んで行ったら、何と早々に品切れで、大いなる不平不満と共に御帰還遊ばしました。

     例年、余り気味で二巡目もありだったので油断があったそうですが、庶民的尺度では全然好景気じゃない(→ノベルティを減量したか、庶民が無料に殺到したか、その両方か💦)ってのもありそうです。

    しかし、福招きのはずが、取らぬ狸の皮算用で年明け早々からぶーたら言うのはいかがなものか。原価百円にもならなそうなモノを貰いそびれてブツクサ、今年はさい先悪いなんて言ってると、経験的にコトダマの力は侮れませんから、やめとき!

     神社の甘酒のおふるまいが自分の三人前で終わっちゃった、なんて時にも不運をかこちたくなりますが、そんな時には新年早々厄落としが済んだ!と思う方が幸福、幸運につながると思いますよ。

     というわけで、最初っから射幸心で本当は要らないものに手を出さなければ、不平不満も出て来ません。神社のおふるまいも当てにせずに行ってみたら、たまたまあったら、超ラッキーに思えるわけで🍀。