今年もお正月気分は名フェスからです。

    名古屋市教育委員会お墨付きの非常にリーズナブルなアイスショーで、その中でもお安い席を確保して、その何倍も交通費宿泊費かけるのって、どうよ!とは思うんですが、毎年言い訳していたような事情でついつい安いチケットをポチッとして、結局はちゃんと来られてます。f^_^;

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     今年のお楽しみは、何と言っても初めて当たった公開練習。

   あらかじめ早めにアイスショーの入場口とは違うリンクに一番近い場所に集合。時間になったら、当選のハガキを受付に出して、リンクサイドの二段になった席に座り30分、練習を見られました。

    ショーの構成は地元愛知県の若手有望選手たちが第1部、第2部がトップ選手たちですが、その2部に出る選手たちが本郷理華さんを皮切りに登場。

   目の前をかなりのスピードで滑って、リンクのコーナーでジャンプしたり、中程でスピンしたり。

    バンバン跳んでいたのは紀平梨花さんと佐藤洸彬さん。紀平さんはトリプルアクセルを結構跳んでいましたが、成功率が高かったです。

    曲かけ練習を見せてくれたのは全日本女王の坂本花織さん。高さと幅のある安定感のあるジャンプにしっとりさを増した演技でした。

    フジテレビが全日本の第1グループの選手から、全ての選手たちの演技後インタビューを公式ユーチューブで放送してくれた時、フリー演技の後、涙涙涙で心配だったフェイ君、こと日野龍樹さんも出てくれて嬉しかったです。

    まぁ眼福の30分、間近で見られ、三年前の握手会当選の時同様、交通費宿泊費かけても来る価値あるよ!でした。

    終了後は、日中は三月並みの暖かさのはずなのに、冷えまくる中、外階段に並んで開場待ち。気のせいかどうか、いつもより男性率が高い気がしたのは、本田真凜さんと紀平梨花さんが揃ってご出演だからかしらん?と勝手な想像。

     公開練習観覧すると握手会抽選券は無理ですと断り書きがありましたが、間に合いました。が、10番違いで、残念でした!  ま、あまり欲張るものではありませんね。f^_^;

      開場から開演までは時間があるので、混み合う物販や顔ハメ撮影ボードの辺りを流しましたが、今回は全く知った顔に出会うことはありませんでした。

    ファンファーレで開演。これ、確か全日本に使われているメロディーですよね。身が引き締まるような感じの曲です。

    オープニングは花束スケーターたちからスタートで、そこに出場選手たちが入ってのDA PUMPのノリノリUSA。

    第一グループからして既にハイレベル。演技の前に選手からのコメントを地元テレビ局のアナウンサーが読み上げ、解説や演技後のコメントは愛知県フィギュア部長の久野先生が述べられますが、名フェスに出場はとても嬉しい、というのが多かったです。

    ユニークなのは、サッカー、俳優に同姓同名(但し字は違う人も)がいる中村俊介さんが、フィギュアにも中村俊介がいる、と言われるようになる、とのコメントでした。

    全日本ジュニア優勝は男女とも地元出身で、互いに切磋琢磨刺激し合う間柄という、横井ゆは菜さんご本人が発したコメントは、若かりし日の(今でも充分に若いですが)浅田真央さんと小塚さんの関係みたいで、微笑ましかったです。

    全日本ジュニア王者の二人は世界ジュニア出場予定ですが、全日本でも一桁順位で、やはり相当高レベルです。

    後から後からステキな演技が続くので、記憶が上書きされちゃう感がしてもったいないのですが、ジュニアだからと侮れないのは、長年にわたる積み重ねですね。

      途中、優秀選手の表彰式。今回は若手選手で、一番年長が、3回も骨折の手術を受けながら、くじけず戻ってきてくれた山本草太さんでした。

     シンクロナイズドスケーティングの試技ご披露では、リフトもありました。久野先生もまだまだ未熟ですが、頑張っているので応援してくださいとのお言葉でしたが、コツコツ積み上げていくと、今のシングル選手たちのようなレベルに達するのでしょう。

     ペア競技でも難しいという中、大勢の選手たちに練習の場が確保されますように。

    製氷、休憩後に第2部。

     日野龍樹さんからスタート。彼の高速スピンはすごいです。小塚さんと仲が良かったので、或いは互いに協力してスピードを高めたのかな。小塚さんの高速スピンを思い出しました。

      岩手から初登場は佐藤洸彬さん。彼のエンターテイナー性は素晴らしいです。観る人を喜ばせたいというのが伝わります。

    山本草太さんは氷を引っ掻くガリガリ音がしない、これまた小塚さんのスケーティングを思い出すツルツル。リハビリ中跳べなくなっていたジャンプも徐々に取り戻し、4回転もあと少し。地元民の母心を揺さぶり、最も声援が大きかったかも。

    本田真凜さんは笑顔での演技。ガツンと魅せる佐藤洸彬さんとは違うスーッと滑らかな表現の仕方ですが、彼女もエンターテイナーですね。練習嫌い云々という声も聞きますが、練習してなかったら、あれだけ滑れるはずがない。

    田中刑事さん、これフリーにしたらフィギュア選手としては大柄なあなたの良さが目一杯発信出来ますぞ、というノリノリのジョジョ。競技プロでは彼の真面目な誠実さが出ていますが、ファンを熱狂させたジョジョ立ち始め、お茶目さと力強さがマックス。演技後、エネルギー使ったなと一番分かる演目でした。

     紀平梨花さん。意外なことにトリプルアクセル封印の演技でした。練習で跳びすぎたのか、ややお疲れモードでしたが、楽しんで滑っているようでした。

    トリが坂本さん。いやー、安定の女王。完璧な演技で、昨年も感じたオーラ出ていました。

     フィナーレは一部の選手たちから始まり、各自得意な技、見せ場を披露してくれ、ここで紀平梨花さんのトリプルアクセルが出ました。

     最後のカラーボール投げや周回時、リンクサイドのファンからプレゼントが渡されて、真凛さんは抱えきれないほどのカサになっていたし、山本草太さんは最後の最後まで激励されていたようです。

   今回の反省

・ガイシアリーナは寒い。ブーツ履いてくるべきだった。

・来年こそワンランク上、もう少しリンクに近いのA席にしよう!(B席でも他のアイスショーに比べると充分近いのですが、だんだん視力低下してるんですな💦)

    今回は誰とも会えないなぁ、と呟いたら、な、何とお仕事で名フェスに来られなかったコヅ友さんがわざわざ会場出口まで来てくださって、名古屋まで出て、嬉し楽しの極小新年会になりました。

    しかも名フェスビンボーには嬉しいサイゼリアで!(彼女もスケートその他ご趣味ビンボーとの事(=´∀`)人(´∀`=))

    たらふく食べてワインで乾杯して、1人1500円ってブラボー!

     ホテルには名古屋到着後に荷物を預けておいたので、遅くなりますが、もう連絡しませんとお断り済みで、安心してシンデレラタイムの前に到着。

   とっても楽しい幸せな一日でした。こいつぁ、春から縁起がいい! いや春から演技がいい、もありましたよ。\( ˆoˆ )/


※帰りの新幹線の中で書いているので、だいぶぼろぼろですね。山下真湖さんや本郷理華さん、抜けてました。真湖さんはたおやかな感じ、本郷理華さんは見事なステップ!